2016.09.08 取材:記事・写真/RanRanEntertainment
9月8日、都内にて劇団☆新感線 『髑髏城の七人』(どくろじょうのしちにん)の製作発表が行われ、キャストの小栗旬、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、清野菜名、近藤芳正、古田新太といのうえひでのり、中島かずきが登壇した。
(後列) 清野菜名 近藤芳正 りょう 青木崇高
(前列) 古田新太 山本耕史 小栗旬 成河
劇団☆新感線の代表作をキャストを一新してロングラン公演で上演するにあたり、そのこけら落としにふさわしい場所として「IHIステージアラウンド」という新たな劇場が用意されることとなった。
新たな劇場に新たな気持ちで挑むキャスト陣がその胸中を語った。
小栗旬:「僕は2011年にこの作品に出演させていただいたのですが、その時は自分の中で足りない部分もありましたので、改めて役に挑ませていただけることを有り難く思います。軽々しく出演のオファーを受けてしまったのですが、今日のこの豪華な感じ、大分やばいなと。ちょっと後悔してます(笑)ですが誰も見たことのないものを作れると思います。」
山本耕史:「こんなに豪華で、お金がかかっていそうな製作発表は初めてです(笑)僕自身、新感線の舞台に出るのも初めてで、新しい一歩になるのではないかと思います。新しい劇場はぜひお客さんとしても見てみたいです。」
成河:「いのうえさんとは前々からいつか一緒にお仕事が出来たら、という話はしていたのですがそれがこの、多くのお金が動いていそうな(笑)作品とは。初めての新感線の舞台で色々学ばせていただきたいと思います。」
りょう:「いつか立ってみたかった新感線の舞台に出演できることが嬉しいです。負けないように最後まで演じ切れたらいいなと思っております。」
青木崇高:「初めてのことがとにかく多くて、混乱と興奮でいっぱいです。劇場の図面を見せていただいたのですが、なんのこっちゃわからず。知らないことだらけという状況はある意味幸せですので、頑張りたいと思います。」
清野菜名:「劇団☆新感線の舞台に一度は出てみたいと思っていましたので、今から興奮しています。小栗さんから、清野は走る担当だからといわれましたので今、体力作りに励んでいます。」
近藤芳正:「僕は16年ほど前に新感線の舞台に出演しまして、久しぶりに出たいなあなんて思っていたのですが、蓋を開けてみたらこんな大きなことになっていて、騙された気分なのですが(笑)劇場もそうですが、80ステージというのも大きなポイントでして、どれだけみんなが仲良くなれるかも楽しみです。」
古田新太:「僕は前までここ(小栗の位置)にいたわけですよ。それがだんだん端になってね。あとはですね、豊洲には飲み屋がない!(笑)来年あたり作って下さったら我々絶対に行きますんで。よろしくお願いします。」
こけら落とし公演を行う「IHIステージアラウンド東京」は2020年東京オリンピックの中心地となる新豊洲に建設され、その大きな特徴はなんといっても360度回転する客席。演劇の新しい楽しみ方を提案する劇場の作りに関して小栗は「まだイメージが湧かなくて、でも劇場自体がひとつのアトラクションになるのかな。」とコメント。
清野が360度回転する劇場を、「映画での3Dですとか4Dみたいな感じ」と例えるとすかさず古田の「いや、舞台って最初から3Dだからね(笑)」という的確なつっこみが入った。
また、小栗が演じる捨之介は初演から3度に渡って古田が演じてきた役でもある。負けたくない役は?との質問に小栗は古田を指名し、「前回は古田さんと同じ舞台には立てなかったのですが、今回は新感線で同じ場所に立てて、色々学びたいですね。」とコメント。対する古田はライバルとしてりょうを指名し、「色っぽく演じたい。見終えた人が、古田さんりょうさんより色っぽかったねと言ってもらえるように(笑)」と笑いを誘った。
日本が世界に誇る新たな劇場で行われる本作は来年3月にいよいよ幕を開ける。
劇団☆新感線『髑髏城の七人』
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:小栗旬、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、清野菜名、近藤芳正、古田新太ほか
2017年3月30日(木)〜6月12日(月)
IHIステージアラウンド東京(豊洲)
劇団☆新幹線オフィシャルサイト http://www.vi-shinkansen.co.jp/
ステージアラウンド専用ダイヤル 0570-084-617 (10:00~20:00)