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2016年4月27日 11:11

加藤和樹がデビュー10周年を迎え新たな挑戦から次のステージへ!独占インタビュー<前編>

 

2016.o4 取材:記事・写真/RanRan Entertainment

 

現在、帝国劇場にて開幕したミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』で主演・ロナン役を熱演中の加藤和樹さんにランランエンタメが単独インタビュー。出演中の舞台のほか、アーティストデビュー10周年を迎え、続々と決定している舞台、新曲リリース、ライブについてのお話をうかがいました!

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―現在ミュージカル『1789』にご出演中ですね。手ごたえはいかがですか?

いまは舞台に立ちながら稽古場よりもさらにブラッシュアップしている感じですね。今回オケピがないので客席との距離が非常に近いんですよ。ちょっと緊張します(笑)。

―加藤さんが演じているロナンという人物について教えてください。

農村出身で、父親を殺されたことをきっかけに故郷を出て、その先で革命家たちと出会い、自らも革命に身を投じます。稽古、本番を通じて感じていることは、(ロナンと恋に落ちる)オランプの存在がどれだけ大きな影響与えたかということ。彼女が王宮側に仕えている身ということで、結ばれることはない、そこで揺れ動く葛藤、格差社会など社会に対するいらだちなどをより感じましたね。

―稽古場でのエピソードを教えてください。

フランス版『1789』はほんとコンサートのような感じで、お芝居の部分はあまり描かれていないんです。日本版では芝居として見せていくために曲と曲の間を埋める芝居の作業をしていったんですけど、それがすごく難しいんですね。というのは、例えば革命家のデムーランとロベスピエールで「革命の兄弟」という曲があるんですけど、曲の中で“彼らを信じる”っていうところがある。歌の前に何もきっかけがなく、急に曲中で「よし、信じよう」ってなるんです。でも、こんな短い芝居のやりとりだけでは、互いに“信じる”っていう芝居まで行けないぞ、と思って。だって平民とはいえ、自分たちと違って教育を受けているブルジョワの彼らと、平民の中でも最下層のロナンには隔たりがある。通ずるものないと信じないだろうって。それを探すのにすごく苦労しましたね。デムーラン役の渡辺大輔君とロベスピエール役の古川雄大君といろいろ話し合いました。

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―ロナン役は小池徹平さんとWキャストですね。

徹平君とは「ロナンってどういう人?」から2人でたくさん話しました。それはお互いロナンという人物の芝居の方向性の確認をしていく作業でもありました。舞台上でどう動いていくかは違うとしても、演じる役は同じなので、芯にある“気持ち”は同じにしておかないとダメだと思った。だからすごく話し合いましたね。

―カンパニー全体の雰囲気はいかがですか?

チーム感がいいです。革命側は全体で揃えるダンスが多いので稽古場から一緒にいる時間も長かったので、気持ちを一つにして革命を起こしていく皆の勢いがうまく芝居に乗っかっていると思います。一方、王宮側の高貴な方たちも芝居の部分がすごくしっかりされていて締めてくれている。バランスとしては非常にいいんじゃないかと思います。

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―好きなナンバーはありますか?

「サ・イラ・モナムール」ですね。制作発表で披露した曲といったらわかりますか? あの時はどういうシーンで歌うのか分かってなかったし、音楽監督の太田先生にも「今日はコンサートのような感覚で歌ってください」と言われたので、みんな割と気持ちよく歌ったんですよね。でも実際は、芝居の後半で革命家たちが最後の戦いに向かう場面で、愛しい人との別れを惜しみつつ、「きっとうまくいくよ」って思いを告げるシーンなので、気持ちが入る。

思いをかける相手がいると歌の表情も変わってきますし、とらえ方も変わってきますから。あそこは感動します。このシーンだけにかかわらず、気持ちの部分を大切にしたいですね。

―観に来た方たちはこの作品がどう映るでしょう?

時代は違えど、何かを成し遂げる、達成するためにがむしゃらに頑張る姿って変わらないと思うんですよね。1789の年の物語は歴史に残っている大きな出来事。その中でもロナンという人物は、実際にいたかはわからないけれども絶対いたはずなんですよ。そんな農民のロナンにも感情移入できると思うし、身分違いのことで悩んだり苦労したりするのは農民や平民たちだけではないんですよね。その象徴が今回はマリーアントワネットなんです。革命側も王宮側も同じ人間であるという、愛する人のために何ができるか考えている、見る方々もそんな彼らと同じようなことを思っていただけるのではないでしょうか。

後半に続く~https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/music/39705.html

 

加藤和樹(かとう・かずき)

1984年10月7日生まれ、愛知県出身。2005年、ミュージカル『テニスの王子様』で注目され、以降、舞台、ドラマ、映画などで俳優として活動。近年は『ロミオ&ジュリエット』、『レディ・ベス』などの大作ミュージカルに出演。『タイタニック』では主演を務めるなど活動の幅を広げている。 また、俳優活動と並行して2006年にCDデビューして以来、日本のみならず、アジア各地でのライブツアーなど音楽活動も精力的に行っている。近作に、舞台『ペールギュント』『No.9―不滅の旋律―』、映画『薄桜鬼SSL~sweet school life~』、ドラマ『乾杯戦士アフターV』など。

official web site> katokazuki.com/

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★ミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』主演

潤色・演出/小池修一郎

ロナン(Wキャスト):小池徹平/加藤和樹

オランプ(Wキャスト):神田沙也加/夢咲ねね

マリー・アントワネット(Wキャスト):花總まり/凰稀かなめ

古川雄大、上原理生、渡辺大輔、ソニン

吉野圭吾、坂元健児、広瀬友祐、岡幸二郎

[公演日程]

▶︎東京

2016年4月9日(土)~5月15日(日)

帝国劇場

OFFICIAL HP:http://www.tohostage.com/1789/

▶︎大阪

2016年5月21日(土)~6月5日(日)

梅田芸術劇場メインホール

OFFICIAL HP:http://www.umegei.com/schedule/503/

 

★Kazuki Kato 10th Anniversary Special Live “GIG”~Laugh&Peace~

2016年4月29日(祝・金) 恵比寿 LIQUIDROOM (東京都渋谷区東3-16-6)

■ALL ATTACK KK

2日間でお届けする加藤和樹の全曲ライブ!

2016年7月09日(土)・10日(日) 名古屋 BOTTOM LINE

2016年7月16日(土)・17日(日)梅田 AKASO

2016年7月23日(土)・24日(日)恵比寿 LIQUIDROOM

■KK-station2016 TOUR 公演決定!!

リクエストメール&カバー曲でお届けするアコースティックライブ!

2016年10月30日(日) 新宿 FACE

2016年11月03日(祝・木) 仙台 Rensa

2016年11月05日(土) 梅田 AKASO

2016年11月06日(日) 名古屋 ダイアモンドホール

2016年11月12日(土) 福岡 DRUM LOGOS

2016年11月13日(日) 広島 CLUB QUATTRO

2016年11月19日(土) 新宿 FACE

詳細は http://katokazuki.com/

 

★舞台『真田十勇士』

東京公演

日程:2016年10月9日(土)~10日(月・祝)

横浜公演

日程:2016年9月11日(日)~10月3日(月)

関西公演

日程:2016年10月14日(金)~23日(日)

公式サイト http://sanadajuyushi.jp/

 

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