舞台「High Life」開幕!
「観たことない愉快に狂った世界を演出」谷賢一
細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY、古河耕史 (撮影:宮川舞子)
4月14日(土)より東池袋「あうるすぽっと」にて開幕したSMA_STAGE第一弾「High Life –ハイ・ライフ–」が、初日公演に先駆けメディア向けの公開ゲネプロが行われた。
ジャンキーが短絡的思考で企む犯罪と、その結末を描いた破天荒な物語。演劇的な“トリップ”を味わえ世界観を構築すべく、演出の谷賢一氏は映像や音楽にもこだわった。
■初日に向けてのコメント
演出:谷賢一
演劇をはじめて20年が経ちまして、そうすると段々と普通のお芝居にも飽きてきまして、毎度毎度「観たことないものを作ろう」「はじめてのことをやろう」と心がけているのですが、それができました。Open Reel Ensemble with 山口元輝さんによる素晴らしい音楽と清水貴栄さんによるキッチュな映像がアクの強い俳優たちの演技と融和し、愉快に狂った世界を楽しんでもらえると思います。
<キャスト>
古河 耕史(ディック役)
なにかしら、どこかしら、なぜだか、気になって下さるのなら、どうかご自身の目と耳で、確かめに来て頂きたい。数ある舞台、数ある演劇、数あるエンターテイメントの中で、私はこの芝居と歩む四月を、愛しています。身を粉にしています。楽しんでいます。評判・評価もございましょうが、ひととき、「クダラネェ」と共に呟いて頂けたなら、実はそれこそ恐悦至極な作品なのであります。
細田 善彦(ビリー役)
これは、青春モノです!が、汗水流して追い求めるモノは青空のもと追う白球ではなく、暗闇を掻き分けて掴む白い粉!そんな、我々ジャンキーたちが一世一代の大仕事、銀行強盗をする。そんな、夢の扉を開ける瞬間!この謎の疾走感を劇場で体感して欲しい。
伊藤 祐輝(バグ役)
稽古では、谷さん、キャストの皆さんと、役や作品についてじっくり話し合う機会を多くとっていただき、とても幸せな時間でした。今は初日を迎える嬉しさと緊張で、落ち着きません。全身全霊でぶつかり合う4人の姿を見て頂けたらと思います。
ROLLY(ドニー役)
男子四人だけのお芝居、歌も歌わない(ほんとはちょっとだけ歌うかも)ギターも弾かない、50歳をとうに過ぎての大きなチャレンジですが、必ずやROLLYの歴史に残る作品になるはずなので、皆様!見逃すと後悔致しますよ!是非マヌケなニューキャラ、ドニーを応援して下さいね!!!
(撮影:宮川舞子)
『High Life -ハイ・ライフ-』
作 リー・マクドゥーガル
翻 訳 吉原豊司
演 出 谷 賢一
音 楽 吉田 悠(Open Reel Ensemble)、吉田 匡(Open Reel Ensemble)、山口元輝(moltbeats)
映 像 清水貴栄 (DRAWING AND MANUAL)
出 演 古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY
会 場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
公演日程 2018年4月14日(土)~28日(土)
公式サイト http://sma-stage.com/highlife/