取材:記事・写真/RanRanEntertainment
Rock Opera『R&J』初日会見&ゲネプロが13日、日本青年館ホールで行われ、佐藤流司と仲万美、陣内孝則、脚本・演出の鈴木勝秀が登場した。
本作は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」にロックな楽曲とアナーキーなスパイスを加えて作り上げた、これまでにない「ロミオとジュリエット」。AIがほとんどの労働を担う時代、若者たちは“グルッパ(不良)”と“ビアンカズーリ(警察)”に分かれて対立した。そして、その対立の中で、グルッパを率いる「ロミオ」と警察長官の娘「ジュリエット」は出会い、恋に落ちる。
会見で佐藤は「今回、通し稽古を15回くらいやりましたので、もう準備万全です。あとはこのまま楽しくやりたいなと思っています」と初日を迎える心境を話す。そして、「ミュージカルや舞台を観にいらっしゃるような方が普段聞いたことない、びっくりするような歌もあります。自分自身、舞台ではしない、心臓に悪いような歌い方をしているので、そういった意味でもロックオペラというタイトルにふさわしいと思います。ロミジュリだけどロミジュリじゃない作品になっています」と明かした。
一方、世界的なダンサーとして活躍する仲は本作が初めての舞台出演。初日を目前に控え、「すごい不安になるのかなと思ったら興奮しています。その興奮を残しつつ、落ち着いて、私なりにできたらいいなと思います」と語る。稽古中から「見るもの全てが新しかった」と振り返ると、改めて「昨日からずっと興奮しています。快感と興奮しかない」と笑顔を見せた。
陣内は「スズカツさん(鈴木)の演出で、俳優として伸び悩んでいる僕の新たな一面が引き出されたような気がします」と冗談めかして挨拶すると、「皆さんがびっくりするような面白い作品になっていると思います。今回、(お客さんは)女性の若いファンが多いと思うので、若い女性のハートをキャッチしたいと思います」とニヤリ。演出の鈴木は「出てくるのはバカ者ばかりで、最後はグッとくるようになっています。とにかく、ハートの強い役者が出ている。いらしていただいた方には、そのハートをガッチリと受け止めていただけたらいいなと思います」とアピールした。
陣内は「スズカツさん(鈴木)の演出で、俳優として伸び悩んでいる僕の新たな一面が引き出されたような気がします」と冗談めかして挨拶すると、「皆さんがびっくりするような面白い作品になっていると思います。今回、(お客さんは)女性の若いファンが多いと思うので、若い女性のハートをキャッチしたいと思います」とニヤリ。演出の鈴木は「出てくるのはバカ者ばかりで、最後はグッとくるようになっています。とにかく、ハートの強い役者が出ている。いらしていただいた方には、そのハートをガッチリと受け止めていただけたらいいなと思います」とアピールした。
会見の最後、佐藤は「お客さま以上に楽しんでできたらいいなと思っています。なので、(お客さんと佐藤と)どっちが楽しめるか勝負という感じで観に来ていただければ」とファンに呼びかけ、会見を締めくくった。
Rock Opera『R&J』は6月14日(金)〜23日(日)に東京・日本青年館ホール、7月4日(木)〜7日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。