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2019年12月15日 20:06

大森南朋、田中哲司、赤堀雅秋、長澤まさみへのラブコールを語る!コムレイドプロデュース『神の子』 開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment(舞台写真はオフィシャル提供)

大森南朋、田中哲司、赤堀雅秋の演劇ユニットが4年ぶりに復活。長澤まさみをヒロインに迎えたコムレイドプロデュース『神の子』が1215()、東京・本多劇場で開幕。その公演に先駆けて行われた囲み取材に、大森南朋、長澤まさみ、でんでん、江口のりこ、石橋静河、田中哲司、赤堀雅秋が出席した。

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後列左から:江口のりこ、でんでん、石橋静河
前列左から:田中哲司、大森南朋、長澤まさみ、赤堀雅秋

 

作・演出とニート役を兼ねる赤堀は「こんな格好をしていますけれど、作・演出の赤堀と申します(笑)。今回、下北沢の本多劇場という大好きな劇場で、こういう素敵なキャストで公演が打てることで、本当に贅沢な気持ちとこの上ない幸せを痛感しております」と満足げ語る。さらに作品に関し「終始どうでもいい些末なエピソードの連続なんですけど、世の中に漂っている虚無感とかやるせなさみたいなものが滲みでてきたら・・・」と世相をテーマしていることを明かす。

本作は、大森、でんでん、田中哲司演じる、警備員のバイトをして暮らしているパチンコが趣味の男三人、 長澤まさみ、石橋静河らが演じるボランティアの人、江口のりこ演じる行きつけのスナックのママ、赤堀雅秋演じるニート、それぞれの日常が少しずつ交差しながらも、それほど変わらず流れていく日々の中で、何気ない日常の愛しさに気づかされる物語。

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4年ぶりとなった理由を聞かれ、赤堀は「グダグダしていたんです(笑)」と茶化すが、大森が「いや、そんなことないでしょ。皆さん、お忙しいので、劇場を押さえるとか、スケジュール調整に時間が掛かってしまうんです」ときちんと説明。

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その中で、長澤にラブコールを送った経緯について、大森は「僕が(ラブコールを)送りました。ファンだったんで(笑)。まさか、出演してくれるとは思わなかったです。赤堀さんの作品に興味をもたれていたようなので。そんなにゴリゴリ押さないで、ジワジワといきました」と詳細を明かす。田中は「僕はムリだなと思っていました(笑)。3人で飲みながら、メールを送ったりしていたんですけど、いやあ、ムリムリって(笑)」と飲み屋でのラブコールを振り返り、赤堀は「事務所を通さないというのはルール違反なので、どうも済みませんでした」と長澤に最敬礼した。

ラブコールを受けた長澤は「(大森とは)1516歳のときからのお付き合いで、大先輩としてかわいがってもらっていた。(一方で)一緒にお芝居する機会がなかったのでうれしい。赤堀さんの作品に出られてラッキー」と笑顔で語った。

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本公演は来年名古屋、大阪など6公演が控えているが本多劇場での公演は30日が最終公演。皆さんにとって、今年はどんな1年?と聞かれ、田中は「思い浮かぶのは赤ちゃんのこと。子守ばかりして、子守の合間に仕事と、そんな幸せな1年でした」とにっこり。釣られた感じで大森も「僕もそうなんですね。今年、子供が生まれたんで、それが一番大きな事件。そういう幸せとは真逆な作品なので、少し気持ちが纏まらずにいます・・・」と複雑な表情ながら、喜びを口にした。

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コムレイドプロデュース『神の子』
<東京公演> 1215()30() 本多劇場 [全19回公演]
<名古屋公演>  202017()9() ウインクあいち [全4回公演]
<福岡公演>2020113(月・祝)2回公演] 福岡国際会議場 メインホール
<広島公演>2020116()  JMSアステールプラザ 大ホール
<大阪公演>2020118()19()  サンケイホールブリーゼ [全3回公演]
<長野公演>2020123() サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール
<静岡公演>2020125()26()浜松市浜北文化センター大ホール[全2回公演]

 

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