音楽劇『プラネタリウムのふたご』
2004年三島由紀夫賞候補にもなった、いしいしんじの傑作小説『プラネタリウムのふたご』が、音楽劇として上演される。主演は、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、『リューン』などでも活躍する永田崇人と、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで越前リョーマ役を演じた阿久津仁愛のW主演。
脚本・演出のウォーリー木下は、『つながる音楽劇「麦ふみクーツェ」~everything is symphony!!~』(15)でもいしいしんじ作品を原作に脚本・演出を務めており、本作が2作目。いしいしんじワールドをより深化させ、新たな音楽劇『プラネタリウムのふたご』を創り出す!
上段左から:永田崇人、阿久津仁愛、佐藤アツヒロ
中段左から:前島亜美、菊池修司、彩吹真央
下段左から:春風ひとみ、大澄賢也、松尾貴史
プラネタリウムに捨てられ、彗星にちなんで名づけられたふたごの兄弟、テンペル(永田)とタットル(阿久津)の育ての親になるプラネタリウムの解説員で、通称“泣き男”役に、昨年の舞台「hymns」で主人公の画家オガワ役を11年ぶりに演じて高い評価を得た佐藤アツヒロ。テンペルが成長して入団した手品師一座のテオ座長役には、二枚目役からコメディリリーフ、演出から振付までこなすマルチプレイヤーの大澄賢也。そのほか、松尾貴史、前島亜美、菊池修司、彩吹真央、春風ひとみなど、さまざまな分野で活躍する面々が集結した。
音楽は、いしいしんじ作品の音楽劇『麦ふみクーツェ』で、童話的な世界観を見事に彩ったトクマルシューゴが担当。作詞は、ミュージカル『リューン~風の魔法と滅びの剣~』でウォーリー木下演出と絶妙なタッグを組んだ森雪之丞。
プラネタリウムのシーンには、日本で唯一の“プラネタリウムクリエイター”大平貴之の監修のもと、スーパープラネタリウム「MEGASTAR」が活躍する予定である。
<愛知公演>6月27日(土)17:30開演 / 6月28日(日)13:00開演 東海市芸術劇場大ホール
<東京公演>7月1日(水)〜7月5日(日) 日本青年館ホール 全8公演
<大阪公演>7月9日(木)〜7月12日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 全5公演