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2021年12月7日 23:05

市川猿之助、市川中車、中村壱太郎、石橋正次 朗読劇「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」上演決定!

市川猿之助、市川中車、中村壱太郎、石橋正次
朗読劇「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」

【天切り松】4人1D組み写真-(002)

市川猿之助、市川中車、中村壱太郎、石橋正次と“愉快な仲間たち”が、朗読劇「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」を2022年2月に東京、愛知、大阪にて上演する。

累計150万部突破の浅田次郎による大人気シリーズ「天切り松 闇がたり」を朗読劇として上演。大正・昭和の帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家の活躍を描くこの物語。夜更けの留置所に現れた不思議な老人は、六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遥かな昔を語り始める。

今回はこのシリーズ幕開けの「第一巻 闇の花道」を、市川猿之助と猿之助率いる“愉快な仲間たち”のほか、ゲストに、今や引く手あまたの俳優としても活躍する歌舞伎俳優・市川中車、また女方のホープとして上方歌舞伎を中心に活躍し、テレビやラジオへの出演のほか、脚本や演出にも挑戦している中村壱太郎を迎えて上演する。今や失われつつある粋で小気味良い江戸ことばで、富裕層のお宝だけを狙い、貧しき人には救いの手を差し伸べる、義理と人情を重んじ、江戸の粋を体現したかのような「安吉一家」の胸のすく活躍を、六尺四方にしか声音が届かないという「闇がたり」によって現代に甦らせる。

また、朗読劇の後には、市川猿之助、市川中車を中心に舞台上で愉快で楽しいアフタートークも開催する。

PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」
公式サイト: https://www.k-factory.net/information/act/post/18406

東京公演: 2022年2月6日(日) 12時開演/16時開演 PARCO劇場
・一般発売日: 2021年12月25日(土) 10:00~
愛知公演: 2022年2月8日(火) 18時開演    穂の国とよはし芸術劇場PLAT
・一般発売日: 2021年12月25日(土) 10:00~
大阪公演: 2022年2月13日(日) 13時開演  森ノ宮ピロティホール
・一般発売日:    2022年1月10日(月・祝) 10:00~

市川猿之助 コメント
今回、猿之助と愉快な仲間たちと題して、朗読劇を行う運びとなりました。
残念ながら、コロナ禍が、もはや日常となっている今では、ただただ立ち止まるのではなく、様々な制約の中で、できる限りのことを模索し、やっていくしかありません。
ということで、第一回の公演として、朗読劇を上演いたします。題材は、浅田次郎先生の大人気シリーズ「天切り松 闇がたり」です。あの独特な文章のリズム、描かれる時代の雰囲気は、〈闇がたり〉とあるように、まさに言葉で紡ぎ出す音の世界にぴったりな作品であると思います。
中車さん、壱太郎さん、石橋正次さんをはじめ、素敵な仲間たちと送る、心温まる人情の物語。現実をしばし忘れ、せめて劇場にいるひと時、妖しくもまた、不思議な世界にお遊びいただければ、幸いでございます。

市川中車 コメント
私が朗読劇に挑戦させていただくのは、遥か30年ほど前の1990年代に挑んだ青井陽治さん訳・演出の『ラヴ・レターズ』、そして 2014年の歌舞伎座での『瞼の母』以来、3度目のことと記憶しています。
思い起こせばこの2度はいずれも苦戦、確かな足跡を残せなかったという忸怩たる悔いがありました。
しかし今回は、一門の頭領・市川猿之助さんを筆頭に、日頃馴染みの深い方々との共演での挑戦を果たすことが出来ます。
しっかりと役を捉え、昨今の状況で劇場から足が遠のいた皆様にも、何かしらの痛烈な印象を植え付けられるようなひと時にしたいと思っております。
ぜひ耳を傾けにお越しください!

中村壱太郎 コメント
まさかの巡り合わせにビックリしております!
学生時代に偶然手にした「天切り松 闇がたり」の一冊、そこから瞬く間にその世界観にのめりこんで当時発売されていた4巻までを一気に読み切った覚えのある作品にこうして関わることになるとは!
ご縁に感謝し、まだ本棚に眠っているであろうその時の懐かしい文庫本を引っ張り出してきて、この朗読劇に臨みたいと思います。声でどれだけの情景をお客様にお伝えできるか、まさに安吉が留置所で囚人たちに語りかけていたように、劇場に大正ロマンの匂いをお届けする一役を担えたらと意気込んでおります。
はてさて何のお役をさせていただけるのだろう!?楽しみでなりません。

石橋正次 コメント
登場人物が織りなす見事なまでに粋な男の心情美しく悲しい作品です。純な男の心意気が消えて行く現代に光あれ。きっと最年長の私、老骨ながら粋に演じてみたいです。猿之助さん、『スーパー歌舞伎Ⅱ 新版 オグリ』にて大変お世話になりました。又この度、愉快な仲間達に入れていただき有りがたき幸せ。

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