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2021年12月19日 20:25

NEWS加藤シゲアキ主演!PARCO PRODUCE「粛々と運針」 上演決定!

NEWS加藤シゲアキ主演!PARCO PRODUCE「粛々と運針」

加藤シゲアキ_アー写-(002)

加藤シゲアキ主演、横山拓也作、ウォーリー木下演出の舞台 PARCO PRODUCE「粛々と運針」が2022年3月に東京・PARCO劇場、4月に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

鋭い観察眼と綿密な取材を元に、人間や題材を多面的に捉え、緻密な会話を丁寧に積み上げながら、時にはコミカルに小気味よいタッチの会話劇を得意とする劇作家、横山拓也。そして、すでに素晴らしい成果を次々と生み出している気鋭の演出家・ウォーリー木下。国際的に活躍、その大きな魅力のひとつは、豊かで緻密な人物描写と、“人間に対する温かいまなざし”。命とは誰のものか、そして、どんな始まりと終わりが望ましいか、答えの出ない根源的な問いかけがなされる。

主演は、加藤シゲアキ。本作で描かれる二つの家庭の一方、築野家の長男・一(はじめ)を演じる。、築野一の弟、紘(つなぐ)役に、幅広いキャラクターを多彩に演じる実力派・須賀健太ら、実力派俳優が競演する。

〈あらすじ〉
築野家。一(はじめ)は弟・紘(つなぐ)と二人で母を見舞う。病室で母から紹介されたのは、「金沢さん」という初対面の初老の紳士。父が死んだあと、親しい仲らしい。膵臓ガンを告知された母は、金沢さんと相談の結果、穏やかに最期を迎えることを選んだという。まだ治療の可能性はあるのに。
田熊家。平均寿命くらいまで支払いを続けたら自分のものになる小さな一軒家を去年購入した沙都子と應介。その家のどこかで子猫の鳴き声がする。早く助けてあげたいけど、交通事故で頸椎を痛めた應介はケガを理由に探してくれない。そしてお腹に新しい命を宿しているかもしれない沙都子は不思議なことにこの話の切り出し方が分からない・・・。
平凡な生活の内に潜む二つの家の葛藤を、周到な会話で縫い合わせるように描き出す命の物語。

加藤シゲアキ コメント
時間は人に寄り添い、しかし無情に、一定のリズムで進んでいく。
全ての人はそれに翻弄され、喜劇と悲劇を知らず知らずのうちに生み出している。
運命めいたいくつもの時が織りなされて、描かれる家族の物語。
演劇でしか表現できないこの「粛々と運針」という戯曲に、ひとつの編針として参加できること、心より光栄に思います。

 

PARCO PRODUCE 「粛々と運針」
作 :  横山拓也
演出: ウォーリー木下
出演: 加藤シゲアキ   / 須賀健太 徳永えり / 多岐川裕美 ほか

東京公演: 2022年3月8日(火)~27日(日) PARCO劇場
・一般発売日: 2022年2月5日(土)
大阪公演: 2022年4月8日(金)~10日(日) 森ノ宮ピロティホール
・一般発売日: 2022年3月13日(日)予定

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