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2022年2月3日 23:27

関ジャニ∞丸山隆平がドラッグクイーンに挑戦!ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

関ジャニ∞の丸山隆平主演によるブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が2月3日(木)、EX THEATER ROPPONGI で初日を迎える。本公演の初日直前に取材会&公開ゲネプロが行われ、取材会には丸山隆平と共演のさとうほなみが出席した。

 

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本作は、1998年にオフ・ブロードウェイで誕生、14年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を遂げた傑作。少年ハンセルが性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグ(丸山隆平)によって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行。舞台上で、演技・歌・そしてライブパフォーマンスが展開される。恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクを演じるのは、バンド“ゲスの極み乙女。”のドラマーほな・いこかとしても活躍する、さとうほなみ。どちらもミュージシャンとして第一線で活躍する二人が、本作で初めてミュージカルに挑む。

 

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冒頭、丸山は「コロナ禍のなか、お客様どういった反応を気になりますが、全力で初めてのミュージカルをさとうほなみさんの支えとともに、バンドの方々もいらっしゃるので、生の臨場感を楽しんでいただければと思っております」、そして、さとうは「ヘドウィグの生き様と、イツハクの関係性を築き上げてきているところがあって、(公演を重ね)これからもどんどん変わっていくんだろうなと思います。やっぱり音楽が格好いいので、そこが一番上がっていくかなと感じています」と初日を迎えての意気込みを語った。

ヘドウィグに変身した自身の姿を見た感想を問われ、丸山は「プロの技術ってすごいなということを実感しています。ドラッグクイーンの方々は、色んな思いがあるなかで、メイクに攻撃性だったり、その人の個性を出していらっしゃるんだなと思いました。こうやってメイクしていく上で、ヘドウィクに気持ちを持ち上げてくださる衣装、セットに助けられ支えられて成り立っているんだなということをすごく実感しています」と満足げ。

 

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さらに、ヒールを履いて御見足がとっても綺麗と言われ、村上は「この後断髪式があるんです。(脇毛とすね毛を見せて)僕は全然薄いんですけど、こちらとこちらの毛を後ほど剃るんで見納めです(笑)」と腕と足を持ち上げて、脇毛とすね毛を披露。

さとうは「(村上が)脇を見せている写真に写りたくないな」と村上から少し離れる。村上は「生意気言うのね。私の脇と写れるなんて光栄と思いなさい」と声を掛けた。

 

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役作りについて問われたさとうは「(舞台上での演劇のなかで)男性の加工(着せ替えなど)をさ せていただくのは今回初めてだし、イツハクとしてヘドウィグに付いて行きたいというところで、もう 尊敬する丸山さんに付いて行かせていただこうかと思っております」と謙遜気味。

一方の丸山は初共演のさとうの印象について、「素直で、分からないことはすぐ演出家や音楽家に聞きに行ったりして、それをすぐ体現してやってみる。あのレスポンスが素晴らしいなと、一緒にやっていて頼れる方だと思いました」と息がぴったりという感じ。

 

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さとうは「(村上は)お芝居をしていても歌っていても、そのまま丸山さんでいても、すごく自由度が高くて生き生きされているのが見て分かるので、一緒にやらせていただいて楽しい」と話した。

丸山が苦心している点について、「体作りっていう意味で言うと、体感をピラティスで作っていかないと。やっぱりこのヒールは思ったより高かった。男性の方ですと、なかなか体験できないですし、後ろ(かかと部分)が四角いので思っているより、(身体が)前にいっちゃう」、稽古するにつれて身体が慣れていくだろうと話した。

丸山は、本作のテーマにもなっている『カタワレ』について聞かれ、「カタワレって夫婦だったり、もしかしたらご両親だったりとかもあるでしょう。芸人の方だったらパートナー、相方だったり。皆さんの生活のなかにちょっとでも寄り添ったようなテーマがあると思うので、カタワレっていうのは面白いテーマだなと思いました」と話し、丸山にとってカタワレとは「全国にいるファンのみんなです!」と模範解答を示した。

監督のジョン・キャメロン・ミッチェルとはリモートでの遣り取りだったというが、丸山は「すごく肯定 的というか、励ましてくださる。ご本人は何度もヘドウィクを演じられているので、俳優のメンタル な部分も分かってくださっているので、そういった面でもすごく支えていただきました。『初日はたくさん、いろんなことを楽しんできて』と言ってくださったので、チカラをもらいました」と自信たっぷりの表情を示した。

 

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メンバーからのメッセージは?丸山は「今日メールきましたよ!村上(信五)君は北京から『応援してるぜ』みたいな感じで、ヤス(安田章大)は『いってらっしゃい』、たちょん(大倉忠義)は『大変ななかやけど、無事に幕が開けて、終わるのを待ってます』みたいな感じだったり。ヨコさん(横山裕)は寡黙な人なので、終わってから『お疲れ』って言ってくれると思います。四人四様ですごく心温まって、元気をもらいました」と柔やかに話す一方、さとうは「今日、誰からもメールをもらっていないですね」。村上が「(川谷)絵音くんはバンドやり過ぎ」と畳みかけた。さとうは「(休日)課長は見に来てくれるっていってたんですけど、『じゃ頑張れよ』みたいなのが誰からも」と寂しげだった。

最後に、村上は「とにかく来たらね。ガンガン皆のなかに籠もっているものを発散して帰すんで、 楽しみにお待ちしております」と呼びかけた。

 

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ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
東京公演:  2022年2月3日(木)~13日(日) EX THEATER ROPPONGI 全14公演
大阪公演:  2022年2月16日(水)~19日(土) Zepp Osaka Bayside 全7公演
福岡公演:  2022年2月23日(水・祝) Zepp Fukuoka 全2公演
名古屋公演: 2022年2月25日(水)~27日(土) Zepp Nagoya 全4公演
札幌公演:  2022年3月2日(水) Zepp Sapporo 全2公演
東京凱旋公演: 2022年3月4日(金)~6日(日) Zepp Divercity 全4公演

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