熱海五郎一座 『任侠サーカス～キズナたちの挽歌～』 本日開幕！
三宅裕司を座長とする「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第8弾 東京喜劇『任侠サーカス〜キズナたちの挽歌〜』」の取材会＆フォトコールが、開幕前日の5月28日（土）に行われた。
三宅を中心におなじみの一座メンバー、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博（深沢と交互出演）、深沢邦之（東と交互出演）に加え、今回は豪華ゲストとして浅野ゆう子と塚田僚一（A.B.C-Z）を迎える。
まず、今回の見どころについて三宅は「毎年ですが全員に均等に見せ場を作っています。今回も爆笑、爆笑、感動、また爆笑、爆笑、感動とジェットコースターのように笑いと共にストーリーが展開していきます。最後まで随所に見どころがあります！」と自信をのぞかせた。
熱海五郎一座のゲスト出演は、2013年以来2度目の浅野ゆう子。初日を前の心境を聞かれると「念願叶って2度目の出演です。お稽古期間も大変楽しく勉強させていただきました。初日を迎えるとそこからカウントダウンが始まってしまいます。初日は嬉しいけれど、ちょっと寂しい気持ちもあります」と芸能界きっての一座ファンならではの回答に会場は笑顔で包まれた。
新橋演舞場シリーズ初の男性ゲストA.B.C-Z塚田は、「笑い、お芝居、アクション、アクロバット、歌、ダンス、こんなに盛り沢山なのはおそらく初めての経験です。お客様とファンの皆様の前で思いっきり演じたいと思います。そして気合を入れるため2年ぶりにバッサリ髪を切りました」と新しいヘアも披露。
今回は任侠の世界が舞台。抗争中の二つの組の組長を浅野ゆう子と塚田僚一が演じる。浅野は初の組長役に「昭和を感じる女組長になっていたら嬉しい」と意気込んだ。劇中で気に入っている台詞を聞かれると「お前たち、やっちまいな！」とドスの効いた声で演じて見せた。
もう一方の組長役を演じる塚田は、稽古中に大変だったことは？と聞かれ、横に立つ渡辺の顔を見て「何か大変なことありましたっけ？」と問いかけると誰かから「リーダー（渡辺）を見たってことはリーダーが大変だったんでしょ？」と息の合った掛け合いを見せた。そして渡辺から「今回塚ちゃんはすごく大変なので頑張ってねって言ったら『頑張ってね、じゃないでしょ。みんなで頑張ろうでしょ！』って注意されました（笑）」と仲良しエピソードを明かした。
東貴博と交互出演の深沢邦之は「緊張と緩和の連続で笑いが起きる。間違いなく面白いです！」と気合充分に挨拶し、同じく交互出演の東は「50歳越えましたが、未だに5分前の前説やっています。まず前説でお客様を盛り上げるのが私の役割です。ご来場の方はぜひ早めにご着席いただき5分前で温まってください」と意気込んだ。
チラシではチンピラ役で撮影したのに警部役になった昇太は「いつも座って喋るだけのおじいさんを相手にしているので、立って動く人が一緒で新鮮です（笑）。フレッシュな気持ちで頑張ります」とコンパクトに挨拶。
毎年アクションシーンに参加している小倉は「塚ちゃんのアクロバットは見ていて本当に興奮します。ぜひ皆さんも興奮してください。そして僕は浅野さんのマジ笑いが大好きなので、何かハプニングが起きて浅野さんが笑い出さないかと期待しています」と相変わらずの空気で会場を和ませると、ラサールは「お客様が入ると演者は変わります。三宅さんは千穐楽までテコ入れして変わるので、そこも楽しみたいと思います」とにこやかに話した。
最後に三宅は「感染症対策で稽古場からスタッフ、キャスト一同いろんなことで苦労してきました。それを一つ一つ乗り越えてやっと明日初日を迎えます。お客様の大きな笑い声と、演舞場まで足を運んで良かったなと思っていただけたら、この局面を乗り越えて良かったと思えると思います。ぜひたくさんのお客様に観ていただき、たくさん笑ってストレスを発散してスッキリしていただきたいです」と締め括った。
熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第8弾
東京喜劇 「任侠サーカス〜キズナたちの挽歌〜」
2022年5月29日（日）〜6月26日（日）全36公演、新橋演舞場にて
詳細は公演ホームページまで。
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/2022_atamigoro/
