取材・撮影/RanRanEntertainment
4月9日(日)に開幕した『Endless SHOCK』の開幕記念会見が、10日(月)に帝国劇場で行われ、堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂、前田美波里が出席した。
左から:松崎祐介、越岡裕貴、島田歌穂、北山宏光、堂本光一、佐藤勝利、前田美波里、中村麗乃
ミュージカル単独主演記録1位を更新中の『Endless SHOCK』。今回の公演は、本編である『Endless SHOCK』と、本編のストーリーの3年後、カンパニーがコウイチとのエピソードを回想する構成の『Endless SHOCK ‐Eternal‐』を2作同時上演する。
堂本は「皆さんがこの作品を良くしようという思いで突き進んでくれて、士気の高い状態でやれることは、僕としてはとても嬉しいことですし、お客さまの前で演じられるのはとても幸せなことです。いつも通り、本編も『Eternal』も大切に演じていきたいと思います」と挨拶。
ライバル役は、佐藤と北山のWキャスト。佐藤は「去年も、本編を収録でやらせていただき、劇場では『Eternal』をやらせていただいて大変だったのですが、その経験が僕を強くしてくれたと今年、すごく感じています。1ヶ月、今年も頑張りたいと思います」と意気込んだ。
北山は「僕が最初に出させていただいたのは博多座でしたが、今回、帝劇に出演させていただけて感謝しています」とお礼を述べ、「博多公演が終わった後、『宏光の「Eternal」も観たいな』って(光一が)言って(出演が決まった)。なので、ものすごくハードルが上がっています。(北山は5月7日からの出演のため)1ヶ月間“待て”なので、モチベーションを保ちながら、地下にある稽古場で稽古をしたいと思います」と語った。
『Endless SHOCK』には初参加となる中村は、「長く皆さまに愛されている作品ですので、皆さまの色々な思いが詰まっていると思います。私自身も本番を迎えるまでは、大丈夫かなという気持ちが大きかったですが、精一杯頑張っていこうと思っています」と力を込めた。
本編は、3年ぶりの帝劇公演。今回はマスクなしでのフライングも実現する。堂本は「毎回、この作品を皆さんが愛してくださっているというのを感じます。それに応えていかなければならないという思いで20年以上やってきました。それは変わることはありません。お客さま、スタッフの皆様、皆さんに支えてもらって、やらせていただいています」と改めて感謝の思いを語った。
今回は、稽古も同時に行ったため、かなりハードな稽古になったことが予想されるが、堂本は、同時稽古で「良かった点は何ひとつないんじゃないですかね」と笑った。北山から「(良かった点を)絞り出してくださいよ」と突っ込まれると、「皆さん、本当に大変だったと思いますし、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、『Eternal』では、あの時こう思っていたというのを伝えられる作品になっているので、役を深掘りができるのは良かった。ただ、何にせよややこしい」と苦笑いを浮かべていた。
最後に堂本は、「昨日、初日を開けたはずなのに、まだ全ての初日が開いていないというすごく変な感覚があるんですが、ある意味、毎日が新鮮に感じられると思います。素晴らしいキャストの皆さんとスタッフの皆さんとともに全てを共有して、2ヶ月という長い旅に出られることをすごく嬉しく思っていますし、何より楽しみにしてくださる皆さんにこの作品をしっかり届けられるように毎日歩んでいきたいと思っています」と語って、会見を締めくくった。
『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』は、5月31日まで帝国劇場で上演。
上に掲載の舞台写真3枚は『Endless SHOCK』ゲネプロ
上に掲載の舞台写真4枚は『Endless SHOCK -Eternal-』ゲネプロ