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2023年6月23日 18:00

和田雅成、大ヒット韓流ドラマのミュージカル化に「原作の魅力を舞台でも表現していきたい」 ミュージカル『ヴィンチェンツォ』インタビュー

取材・撮影/RanRanEntertainment

『愛の不時着』などの人気ドラマを多数手掛ける「スタジオドラゴン」の大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』が世界で初めてミュージカル化され、8月11日(金・祝)から上演される。本作は、イタリアのコンシリエーレ(相談役)である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノを主人公に、シリアスとユーモアが入り混じるストーリーと大迫力アクションが融合した復讐劇。ヴィンチェンツォ・カサノを演じる和田雅成に、公演への意気込みを聞いた。

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――今、日本では、K‐POPや韓国発のミュージカルなど韓国のエンターテインメントが注目を集めています。この作品は、韓国ドラマを日本で初めてミュージカル化するという、新しい試みですね。

さまざまな話し合いが行われて、ここまでたどり着いたと聞いています。スタジオドラゴンさんとの企画第1弾になりますので、今後、シリーズ化されていくのかもしれないと期待していますし、第1弾の主演を任せてもらえるのはすごく光栄だなと思います。

――原作のドラマをご覧になって、どのような感想を抱きましたか?

面白いし、かっこいい! 原作は20話あるので、日本の連ドラに比べると長いですが、キャラクターが魅力的で、笑えるシーンも多く、飽きることなく見終わりました。どうなるんだろうって、早く続きが観たくて止まらなかったので、最高でした。特に最終話は「そうなるのか!」というシーンがあるので、ぜひ観てください!

――ヴィンチェンツォに共感できたり、理解できるところはありましたか?

少し抜けたところがあって、それがかわいいんですよ。僕が抜けているとかドジだ、ということではなく、僕もこれはやっちゃうなというところはありました。カッコいい部分は、もっともっと僕は突き詰めていかないといけないところが多いと思います。

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――そんなヴィンチェンツォを演じる上で、どんなところを意識したいと考えていますか?

マフィアの相談役なのですが、物語の始めの頃は何をやるにしてもスマートなんです。ですが、物語が進んでいくとだんだんマフィアらしさみたいなものが増えていって、強さが際立っていく。そこが魅力だと思うので、意識したいと思っています。今、マフィアの世界を理解するためにも、マフィア映画を観て知識を深めているところです。ただ、ヴィンチェンツォは、マフィアとはいっても“怖い”より“スマート”な印象が強いと思うので、そこはいいバランスで演じたいと思います。

――今作では、アクションシーンも見どころの一つになるのかなと思いますが。

相当多いと思います。なので、今、キックボクシングに通っています。僕は、無手で戦うアクションの経験がそれほどないので、当たった時の感覚を感じたいなと思って。もちろん、アクションで見せる時には、振り抜いたら相手がリアクションしてくれるので、当たっているように見えるんですが、本当に当たった時の感覚を覚えることで、細かい動き、例えば、当たった時にスピードが一瞬だけ遅くなるとか、そういうことを経験として学ぶことができるのかなと思います。

――確かに和田さんは、刀で戦っている印象があります。

そうですよね(笑)。刀を使ったアクションも、実際に人を斬るわけではないのですが、できることはしておきたいと思っています。

――5月に行われた製作発表で、ヴィンチェンツォとともに復讐に挑む弁護士のホン・チャヨン役の富田鈴花さんと、対立するチェ・ミョンヒ役の佐藤仁美さんと初めてお会いしたそうですが、お二人の印象はいかがでしたか?

気負わずに作品に臨めそうだなと思いました。富田さんは、日向坂46という多くの日本人が知っているようなアイドルグループの現役アイドルで、普段は、僕とは交わらない世界にいると思うのですが、すごくバランス感覚の良い方だったので、とても安心しました。楽と言ったら失礼な言い方かもしれませんが、変に気を遣うことなく、稽古できそうだなと思います。佐藤さんは、表も裏もなく、飾り気のない方だったので、楽しくできそうです。

――製作発表の様子から、すでにコミュニケーションがうまく取れているように見えました。

そうですね。やはり佐藤さんはお話を広げるのもお上手なので、本当に助かりました。

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――稽古に向けて楽しみにしていることは?

今回の共演者の方々は、皆さん歌がうまい方ばかりだと思います。僕自身はミュージカルの経験がそれほど多くはないので、そんな中で主演としてヴィンチェンツォを演じるので、皆さんからどれだけ歌の力を吸収できるかが勝負かなと思っています。

――そう言われると、和田さんにはミュージカルよりもお芝居の印象の方がありますね。

ミュージカルは、これまで3、4作品しか出てないと思います。なので、まだ経験が浅いんです。すごく個人的な思いですが、僕はミュージカルとしては、歌い上げているよりも、感情がこもっている歌い方が好きだなと、以前に出演していたミュージカルで感じました。先日、海宝直人さんがディズニー作品の楽曲を歌っている動画を拝見して、その時に、歌がうまいとこんなにも思いがリンクするんだと感動したんです。 “うまい”という言葉では表現できないほどの表現力でした。セットの中で歌っているのに、その世界が見えてきて、相手の方にも寄り添って歌っている姿が素敵だったので、参考にしたいと思っています。僕の中で、ミュージカル『手紙』で共演した吉原光夫さんも衝撃的だったんですよ。吉原さんと海宝さんはまた別の“うまさ”だと思いますが…すごく胸に迫ってくるものがありました。

――海宝さんとお会いしたことはないんですか?

ないです。僕が共演できるレベルではないというか…もう住む世界が違うと思うので。出演作を拝見させていただこうと思っています。

――今作の演出は、吉谷晃太朗さんが務めます。吉谷さんの演出の印象を教えてください。

僕が2.5次元に出演するきっかけになった、舞台『戦国無双』という作品の脚本・演出も務めていらっしゃいましたし、『KING OF DANCE』という舞台とドラマの連動企画も吉谷さんが脚本・演出を担当されていたので、プライベートでも連絡を取り合う仲です。なので、今回、すごく心強いです。吉谷さんの演出は、照明の使い方や場面転換が自然で、絵作りがすごくきれい。例えば、セリフを話している人の後ろにそのセリフに出てくる人物を立たせたり、印象に残る演出が多い方だと思います。今回もどのような演出をされるのか楽しみです。

――ところで、本作が韓国ドラマのミュージカル化ということにちなんで、和田さんお気に入りの韓流グッズ、韓流作品を教えてください!

クリームやパックは韓国のものを使っていますし、舞台に出演する時にはなじみが良い韓国のファンデーションを使っています。韓国の方は皆さん肌がきれいですし、やはり美容面はすごいですよね。もちろん、水も食べ物も日本とは違うということもあるんでしょうが。それから、韓国ドラマも好きです。『愛の不時着』も『梨泰院クラス』も『イカゲーム』も観ました。ベタな作品ばかりですが(笑)、どの作品もレベルが高くて面白かったです。

――ありがとうございました! 改めて公演に向けての意気込みをお聞かせください。

魅力的なキャラクターがたくさん登場する作品です。かっこいいヴィンチェンツォはもちろんですが、笑いもあって、心が楽しくなるシーンもたくさんあります。かっこよさと笑いのバランスが絶妙なところが原作の魅力だと思いますので、それを舞台でも表現していきたいと思っています。

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ミュージカル『ヴィンチェンツォ』は、以下の日程で上演。
兵庫公演:8月11日(金・祝)~13日(日) AiiA2.5 Theater Kobe
東京公演:8月18日(金)~21日(月) 日本青年館
大阪公演:8月25日(金)~27日(日) サンケイホールブリーゼ

 23日より各プレイガイド先行受付開始
詳細は公式サイトまで https://vincenzo-musical.jp/

 

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 取材・文:嶋田真己 / 撮影:ランラン編集部

 

 

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