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【後編】山崎一インタビュー! イプセンの名作戯曲のその後を描いた「人形の家Part2」出演に「今からワクワク」

2019/6/3 02:13

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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——本作で演出を務める栗山さんとは、何度もご一緒されていらっしゃいますね。

僕は栗山さんのことを本当に尊敬していて、僕という役者の半分以上は栗山さんの膨大なダメ出しによって成り立っていると思っています。今回、この作品をどういう風に調理するのか、ものすごく楽しみですね。本当に面白い仕事をいただいたなって思ってます。

——栗山さんの演出の面白味をどこに感じていらっしゃいますか?

栗山さんが発する言葉って、ハッとさせられる言葉が多くて、毎回、勉強になっています。ここで、こういう発想をするのかって思わされますね。僕にとっては、栗山さんは「ザ・演出家」なんですよね。僕、昨年、演出もやらせていただいたんですが(注:自ら旗揚げした「劇壇ガルバ」の『森から来たカーニバル』で演出を担当)、その時も栗山さんだったらどうするだろうと、ふっと思う時がありました。

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——実際に、ご自身で演出をされて、改めて演出家の方に対する思いや見方は変わりましたか?

変わりましたね。もっとちゃんと演出家の言うことを聞こうと思いました(笑)。いや、でも本当に演出家って大変だなって思いましたね。役者は自分のことだけを考えていれば良いけど、演出家はいろんな方面に触手を伸ばして、決定しなければいけないわけだから、そういう面では本当に大変でした。

——栗山さんのお稽古場での言葉で印象に残っていることは?

それが思い出せないんですよ。栗山さんはものすごく細かい方で、例えば3時間のお芝居を1回通したら2時間くらいダメ出しがあるんですよ(笑)。本当にいろいろなところを見ている人なんだなっていうのが分かりますし、ああ、そういう手があるんだって思いながらいつも聞いてます。

——なるほど。普段、山崎さんはどのように役を作られているんですか? 稽古場に行く前にある程度作っていくタイプですか?

僕は、自分で考えてから稽古場に行くタイプですね。自分で考えておくと、稽古場で「違う」となった時に、「じゃあ、これは?」って色々な手が出せるから、必ず稽古までには自分の中で色々な手を練っておきます。それで、それを稽古でぶつけるというやり方です。

——ノラを演じる永作博美さんの印象を教えてください。

永作さんとは10年以上前に舞台でご一緒させて頂いて以来ですが、すごく楽しみです。永作さんには、「永遠の少女」的なイメージがあって、いつまでも可愛い女性なので、そういう意味ではノラはすごくあっていると思います。

——アンネ・マリー役の梅沢昌代さん、そしてエミー役の那須凜さんについてはいかがですか?

梅沢さんとは4、5本共演しているんですよ。だから、そういう意味では慣れているし、梅沢さんも栗山さんの常連なんで、やりやすいなと思います。

那須さんとは初めてです。でも、芝居をやっているうちの息子が、彼女のお母さん(女優の那須佐代子)が支配人をされている「シアター風姿花伝」でよく公演を行っているという関係もあって、よく知ってるんです。先日も、あるパーティーでお母さんとご一緒して、くれぐれもよろしくお願いしますって頼まれました(笑)。なので、那須さんはお会いしたことはないんですが、娘みたいな、あるいは親戚のおじさんみたいな気持ちがあるんです(笑)。台本を読むと、同じ場に立つことはほとんどないんですが、でも共演できるのはすごく楽しみですよ。彼女の役どころも面白いから、那須さんがどう演じるのか、今から期待しています。

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——今、お稽古で楽しみにされていることは?

この舞台は基本的に1対1での対話で物語が進んでいきます。それって、思っている以上に演出するのが難しいんですよ。栗山さんがどう調理するのかはすごく楽しみにしています。どう切り込むのか、想像がつかないんですよ。稽古が始まったら、多分、「ああ、そうか」って思うようなことを栗山さんがやってくると思うので、役者としてはすごく面白い稽古場になると思っています。ここをこうしてくれと言われたことを、役者がいかに立体化させるのか、そんな稽古になると思います。まあ、栗山さんは無理難題をいっぱい言ってくると思うので、簡単にはできないことばかりだと思いますが(笑)。

——対話劇というのは、山崎さんほどのキャリアがあっても難しいものなんですね。

難しいですよ! 二人だけの対話劇っていうのは本当に難しい。そこにもう一人入れば、クッションになるし、選択も増えるから、全然変わってくるんだけど、二人っていうのはすごく難しい。

——どういう形に仕上がるのか、楽しみにしています。最後に、改めて読者へのメッセージを。

家族の会話やバトルを楽しんでいただけたらと思います。その対話の先に意外な展開が待っているので、それもお楽しみに。

前編~ http://ranran-entame.com/dorama/61317.html

PARCOプロデュース2019『人形の家 Part2』

日程:8月9日(金)〜9月1日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作:ルーカス・ナス
翻訳:常田景子
演出:栗山民也
出演:永作博美、山崎 一、那須 凜、梅沢昌代

公式サイト http://www.parco-play.com

 

 

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