JULY’s Jukebox クリスマス ランチパーティー&ライブ

2011/12/31 01:51


2011年12月23日(金)、渋谷道玄坂にあるスペースシャワーTV ザ・ダイナーのホールは、美味しいランチを味わいながら、これからはじまる楽しいクリスマスライブを待つ人々で席は埋め尽くされていた。当然、この日はクリスマスイブ前日。クリスマスには欠かせないサンタ帽で雰囲気作りはOK。そのときを今か今かと心待ちにしながら。

まずは、一人一人に「今日はChristmasの大切な日に来てくださってありがとうございます! これからもずっとJULYといっしょに。 よろしくおねがいします。 Merry Christmas! 2011.12.23」と日本語で丁寧に書かれたJULY直筆のクリスマスメッセージがファンを出迎えた。

白地に黒のチェック柄のシャツに黒の蝶タイとベスト、そして黒のパンツというカジュアルのなかにもクラッシックさをかもし出したスタイルで、クリスマスパーティーのホストとしてファンをエスコートしようと登場したJULY。耳のピアスがライトを浴びて、クリスマスイルミネーションのように光り輝いていた。情熱的な雰囲気のR&B「with me」で楽しいひとときの始まりを告げた。

「皆さん、こんにちは。JULYです。今日は来ていただいて、本当にありがとうございます。新曲もクリスマスキャロルもいろいろ準備していますので、ぜひ楽しんでください。」とすべて日本語でファンに挨拶をした。趣味の一つが日本語会話というほど、彼の日本語は流暢で、それだけファンとの距離が縮まる。ファンにとっては、彼が何を考え、何を思いながら、曲を作り、歌うのか、より知ることができることだろう。

 
JULYは「スクリーン」(2003年 SBS)、「天国の階段」(2003年 SBS)、「天国の樹」(2006年 SBS)、「花火」(2006年 MBS)など数々のヒットドラマのOSTに参加している。韓国ドラマを観ながら、自然にJULYの歌声を耳にしている方もいるだろう。そして、そのOSTをきっかけにJULY自身の音楽の虜になって行くファンも多いいに違いない。歌手としてだけでなく、プロデューサーとしての顔も持つJULY。これまでにも、神話のキム・ドンワンやJohn-Hoon、ユン・サンヒョンなどにも楽曲を提供している。そして、彼は韓国音楽業界に留まることなく、2010年7月に「胸いっぱいの哀しみを」で、徳間ジャパンコミュニケーションズよりついに日本メジャーデビューし、日韓両国で精力的に活動を行なっている。


やはり、「胸いっぱいの哀しみを」はファンをうっとりとさせる。続いて2009年に発売されたアルバム「一日中」のタイトル曲「一日中」を披露。ステージとそこに立つJULY。決して大掛かりなステージ演出ではないが、かえってそれがJULYの少しハスキーがかった歌声を際立たせ、ファンの心に染み入らせる。それに、手を伸ばせばすぐJULYに届くようなステージと客席の近さ。ドクンドクンとファンの体のなかに、心の奥底に彼の歌声が響いてくる。

「ありがとうございます。速いテンポの曲ではじまって、次が悲しいバラードで、なんかメチャクチャですね。(笑)どうでした?」とファンが楽しんでくれているか気になるJULY。ファンは「楽しいよ!」と拍手で応える。「実は日本メジャーデビューするとき、2曲準備していたんです。結局は「胸いっぱいの哀しみを」でデビューしましたが。もう一つの候補曲だった「涙のわけ」もとても良い楽曲です。だから、今日は皆さんに特別にお届けします。」と自ら作曲した「涙のわけ」をこのライブのために練習したというキーボードの音色に合わせてファンにプレゼントした。ファンからは「素敵!」「かっこいい!」と声援が飛んだ。さすがにメジャーデビュー曲候補、どちらも甲乙つけがたく、聴く人の心をつかむ名曲だ。


「どうでした?どっちの曲が気に入りました?」という質問に、ファンは「こっち(涙のわけ)がいい!」「両方いい!」と。「じゃ、この次はこの曲にしましょうね。(笑)応援してくださいね。」「もう1曲特別に…。「掃除」がテーマの新曲です。皆さんは何回掃除します?ぼくは1ヵ月に1回ぐらかな?(会場からはえっ?それだけ?という反応にあわてたJULY。)キレイなほうがいいですよね。毎日掃除していますよ…。ウソで~す。(笑)ぼくが作曲しました。これは部屋を掃除するという掃除ではなく、恋人と別れた辛い気持ちを整理して切り替え、前向きになることを歌った曲です。」と新曲「掃除をしても」を披露した。

「いま歌った曲はいつ皆さんのもとに届けられるかまだ決まっていませんが、今日は特別に皆さんに聞いていただきました。どうでしたでしょうか?では、次は幼いときから大好きだった曲を集めてみました。JULYのK-POP CHOICEです。」と「1000日間」(イ・スンファン)、「本当に愛したのか」(Brown eyed soul)、「Please」(イ・ソラ)の名曲がJULYの声で蘇った。「日本で活動されていない歌手の方もいるので、皆さん、ご存知ない曲もあったかもしれません。でも、ぼくが中学のころから好きだった曲で、とても良い曲ですから、ぜひ皆さんにも聞いていただきたくて…」と。さすがに名曲だけあって、これまで数度となく多くの歌手にカバーされてきた曲たち。でも、今日はどの曲もすべて“JULYの曲”として聴こえる。“JULYワールド”がそこに繰り広げられたのだ。


一旦ステージを後にしたJULYを待つファンは、日本に到着したときのJULYの様子や練習風景、来日中はどんな食事をするのかファンとしては気になるがその食事風景など、普段は目にすることができないバックステージ映像を観ながら、これまた楽しい時間を過ごした。

黒のTシャツにシルバーのスリムタイをストールのようにし、ブラックデニムにブラックのハットでキメたJULYがファンの元に戻ってきてくれた。

「では、これからはスペシャルイベントです!ぼくが講師になってボーカルレッスンをします!クリスマスに家族でカラオケに行くこともあるでしょうから、演歌の勉強をしましょう。韓国では“トロット”と言います。パク・ヒョンビンさんの「シャバンシャバン」が有名ですね。そのポイントをお教えします!」と。歌唱力に定評のあるJULYから直接ボーカルレッスンを受けられるとは。トロットで良かった、ダンスなんて無理だからって、密かに胸をなでおろしたファンもいたのではないだろうか?そう思い通りにいくだろうか?

ポイント1:「愛をください」という歌詞の歌い方が重要です。

お手本をJULYが歌ったあと、ファンも続くが、なかなか恥ずかしくて声が出ない。「難しいですね。がんばりましょう」とファンを励ますJULY。

ポイント2:声を出すには体を使うと力が入りやすくなります。

手のフリをつけると、段々と声が出るようになってきたファン。

ポイント3:もっと、上手く歌うにはダンスが必要です。さらに大きく手を振ってみましょう。ちょっとボーリングみたいで恥ずかしいかもしれないけど。

ノってきたファン。どんどんフリが大きくなって、声も大きく出るようになる。

「みなさん、まだまだ全然ですよ…。いや、上手くなりましたね。もっと練習してカラオケに行ってくださいね。(笑)」とジョークを交えながら、楽しいレッスンとなった。お正月にはぜひこのレッスンの成果を試してみてはいかがだろうか?

 
しかし、その前にこのレッスンの成果が試された。上手に「愛をく~ださ~い~」と歌えたファンを一人ステージに上げて、特別にその1人に向かってJULYが歌ってくれるというのだ。ファンは恥ずかしいが、でも、私のために歌ってほしい。そんな複雑な気持ちの葛藤を乗り越えて挑戦。果敢に挑戦した3名。レッスンの成果か、どの方も上手い。優劣つけられず、頑張った3名がステージに。「よかった」(イ・ジョク)の名曲が頑張ったファンに送られた。目の前で見つめあいながらの1曲。ファンにとってはこれ以上ない至福のひとときだったことだろう。これは「あなたに会えて、あなたの手を握って、本当に良かった」という人生の特別なパートナーにおくる曲なのだから。

ステージに上がれなかったファンも落胆することはない。このあと、JULYがラブソングである「You are so beautiful」を歌いながら、ステージを降りて握手しながら客席を回ったのだ。一人一人の目を見ながら。


「ステージでははじめてハットを被ってみましたが、どうですか?似合います?」と気になるようだ。「これからはクリスマスソングをお届けします。ご存知ならぜひ一緒に歌ってくださいね。今日のためにピアノを練習しました。弾き語りは難しいけどがんばります。」とキーボードを弾きながらのクリスマスキャロルである「Ordinary people」と「noel」で、一気にクリスマスムードに。そして、「じゃ、次はテンポの速い曲なので、皆さん、スタンドアップ!!」と。この時期、テッパンともいえる「Last Christmas」(George Michael)に「All I want for Christmas is you」(Mariah Carry)だ。さらにムードはクリスマス一色に。ファンも一緒に口ずさむ。「lalala…JULYハンサム…」などと歌詞を変えてみたりしながら。

楽しい時間は経つのが早い。「とうとう、次の曲で最後になってしまいました。皆さんと一緒に歌える曲「for you」です。今日は本当にありがとうございました。」とアルバム「一日中」に収録されている「for you」をファンとともに。ライブが終わるのはさみしいが、希望ある未来にむかって進もうという歌詞と幸せを感じる明るいメロディー。まるでJULYとファンのこれからを光り指し示すかのように。「ありがとうございました!」と挨拶して、JULYはステージを後にした。


クリスマスソングでボルテージの上がったファンからは熱い「アンコール!」。その声に促されて再登場したJULYは「今日は本当にありがとうございました。皆さんの大切な時間をぼくにくれて、うれしかったです。」と集まってくれたファンに心からの感謝を伝えた。そして、JULYの真骨頂であるバラードを「Rainy Blue」(徳永英明)で、そして、本当の最後の曲は明るく楽しく「Maria」(キム・アジュン)で。そして、「次回のレッスンは「Maria」ですよ。練習しておいてくださいね。本当に今日は来ていただいてありがとうございました。次も楽しいライブをお届けできるようにがんばります!応援してください。メリークリスマス!!」と締めくくった。

会場を出るファンにJULYが、最後のクリスマスプレゼントとして、ハート型のクッキーを一人一人手渡し、一緒に過ごした楽しいクリスマスの1日が終わった。

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