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2012年10月2日 04:07

チェ・ダニエル、日本ファーストファンミーティング開催に、最高のスマイル!

『童顔美女』『明日に向かってハイキック』『ファントム(原題:幽霊)』など、数々のドラマや映画に出演し、大注目の本格派若手俳優のチェ・ダニエルが、9月29日、東京新橋・ヤクルトホールにて『チェ・ダニエル ファーストファンミーティングin Japan 2012』を開催した。

出演作品が公開されるたびに、その演技力を発揮。着実に知名度と人気をあげ、日本でも多くのファンが彼の来日を熱望していた。すっかり秋の空が広がったこの日、会場は開演前から、初めて会うチェ・ダニエルの登場を今か今かと待つファンの熱気で埋め尽くされていた。韓国では秋夕(旧盆)という大切な日であるにも関わらず、何よりも日本のファンを優先して会いに来たチェ・ダニエル。

イベント開催前には囲み取材が行われ、記者からの質問に丁寧に答えた。

Q:初めての日本ということですが、日本の印象は?

公式な来日は初めてですが、プライベートでは旅行で何回か来ていました。沖縄や有馬温泉、大阪にも行きました。日本にはとてもいい印象を持っています。街並みもきれいで、人々がとても優しいですね。あるとき、道を尋ねたら、あまり言葉が分からなかったのに、わざわざ紙に地図を書いてくれて教えて下さって、大変親切にしていただきました。あと、日本のラーメンが大好きです。

Q:これから日本のファンの皆さんに会う、今の気持ちは?

今、非常に緊張しています。海外に自分のファンの方がたくさんいるということに、驚いていると同時に感謝しています。今後このように日本にやってきて皆さんとお会いすることがあるかもしれませんが、俳優としては、よりよい作品に出て、演技をすることによって自分をお見せすることが、皆さんにお応えできることではないかと思っています。

Q:俳優ではなく、素のダニエルさんはどういう性格ですか?

普通じゃないと思います(笑)。俳優は感性が要されると思うので、よく想像をします。家にいるときも感情が盛り上がってくると、いきなり歌いだしたり大声を出したりします。隣で見ているぶんには面白いかも(笑)。

Q:日本のコミックがお好きだと聞きましたが、特に好きなものは?

『ワンピース』が好きです。どのキャラクターも大好きです。西洋の海賊の話なのに、想像力を活かして描いていて、とても不思議だなぁと思いました。幼い頃から日本のアニメはよく読んでいましたね。ドラゴンボール、スラムダンク、もののけ姫、ハウルの丘・・・金田一少年も好きでした。幼い頃の夢は漫画家になることでした。今でも時間があれば『ワンピース』を読んでいます。

Q:いつも明るいダニエルさんですが、最近の作品はいつもとは違ったタイプでは?役作りで苦労した点はありますか?

『ファントム(原題:幽霊)』では、特に苦労はなかったです。ドラマ自体は重い内容でしたが、僕が演じるパク・ギオンという人物は正義感あふれる役でしたから。『共謀者』は、キャラクターの中で自分と合わない部分もあり、少し苦労しました。キャラクターの行動を理解するのに努力しました。

Q:今後はどんな役をやってみたいですか?

現在、撮影中の映画『AM11:00』はSFスリラー作品です。『共謀者』もそうですが、少し暗い感じの映画でしたので、今後は楽しいロマンチックコメディに挑戦してみたいですね。

Q:今後チャレンジしていきたいことは?

俳優としては、もっと一生懸命に演技する俳優になりたいと思います。個人としては、今やっていることで手一杯なので、特に考えている時間はありません(笑)。

 

~イベント~

イベント開始時間の午後6時30分になると、会場が暗転。オープニング・ムービーが流れ、会場の期待はますます大きくなった。

大歓声で迎えられたチェ・ダニエルは、「こんばんは。初めまして、僕はチェ・ダニエルです。どうぞ宜しくお願いいたします。」と日本語で挨拶。日本のファンを目の前にし、「嬉しいです。いつも感謝しています。」と笑顔をみせた。

 

主役を演じた大人気ドラマ『童顔美女』のトークショーでは、「キスシーンでは、監督からなかなか“カット”と言ってくれなくて、非常に長い間キスをしていました。それがそのまま放映されたんです。」とエピソードを披露。ということは、キスが上手だったということ?と司会者に言われると、「そう言っていただけると嬉しいですが、下手だったので、上手にできるまで待っていたのかな?」「いや、実際はそんなに下手じゃないですよ~。」と、意味深な言葉にファンもドキドキ。

 

一番NGを出したのは誰?と聞かれ、「・・・僕です(笑)」。「僕はセリフ覚えが悪いんです。」としながらも、「実は、笑い上戸で、一度笑い出すと止まらないんですよね。でも、これって俳優としては自慢になりませんね。」と、はにかんだ。

さらに、事前に集められたアンケートにより、ファンが選ぶ『童顔美女』の名シーンBest3が発表され、それぞれの撮影の思い出を語った。3位となった「酔っぱらって告白する」シーンでは、“俺は、お前が年上でも年下でも周りが何と言おうと気にしない。”というセリフに多くのファンが胸キュン。本人自身も、「恋愛対象に年齢は関係ない。やはり人間性ではないでしょうか。」と伝えると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

また、その他の出演作品についてのトークショーも大盛況。ドラマ『彼らが生きる世界』では、助監督の役で出演。まだ俳優としての経験が少なく、助監督がどういうものかも分からないうちに撮影に入ったと明かし、「ヒョンビン先輩やソン・へギョ先輩たちに色々教えてもらって頑張りました。」と当時を振り返った。

『ザ・ミュージカル』では、天才作曲家ホン・ジェイを熱演。実際には楽器は何もできないというダニエルだが、「電子ピアノを購入して必死に練習しました。でも全部は覚えられないから代役の方にお願いもしましたよ。」と語り、「あ、これは秘密ですよ。」と言って、いたずらっぽく微笑むと、ファンもニッコリ。

映画『共謀者たち』は、臓器密売を題材にした犯罪スリラー。中国行きの旅客船から突然いなくなった妻を捜して奮闘する、重要な役どころのサンホ役を演じた。作品によって、色々な顔を見せるチェ・ダニエル。目指している俳優像は?と問われ、「人はそれぞれ違うので、ロールモデルは特にないです。ただ、自分の過去には負けたくないと思っています。」と、きっぱり。俳優としての真摯な姿勢をうかがわせた。

そんなダニエルは、プライベートでは誰とも仲良くなるタイプだという。「すぐ友達になって、すぐ友達じゃなくなります。すぐ連絡しなくなっちゃうから。恋愛の時はちがうけど・・・。」と暴露。

質問コーナーでは、会場のファンから直接質問を受け、抽選で選ばれたファンは大興奮。日本の女性をどう思いますか?の問いには「ボーイッシュで、個性的な方が多くて好きです。」とし、『明日に向かってハイキック』のジフンさんとの共通点はありますか?の質問には、「ロマンチックにはほど遠い所が似ていると思います。あと、メガネをかけているところ。」、休みの日の過ごし方を聞かれると、「家で休んでいます。映画を観たり、TVを見たり・・・。運動は自己管理の範囲内で。患者さんの役がくるかもしれないからね。あえて筋肉作りはしてません(笑)。」と天然(?)を思わせる答えが飛び出す場面も。

ツーショット写真をかけた○×ゲームは、みんな真剣そのもの。ダニエルに関する、ファンなら知っていて当然の問題からレアな問題まで、一喜一憂して大いに盛り上がった。

イベントの後は、握手会とグッズ購入者のサイン会が行われ、時間をかけて一人一人と交流を深めた。

イベント中、終始笑顔が絶えなかったチェ・ダニエル。彼の優しい人柄が感じられる和やかなファンミーティングだった。この日の幸せな時間は、きっと彼の美しい思い出として記憶に残ることだろう。日本のファンの愛情をしっかりと受け止め、それを力にかえ、次なる作品でまた素敵な姿をみせてくれるに違いない。俳優チェ・ダニエルの今後の活躍に大いに期待したい。

 

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