第47回台湾エミー賞（金鐘奨）最優秀作品賞を受賞し、台湾をはじめアジア各地でメガヒットとなったドラマ『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』。主役を演じた台湾トップ俳優チェン・ボーリンが、本作品のDVDリリースとBS日テレ放送開始を記念して来日し、2月22日、都内で記者会見を行った。
アジア中に“ダーレン”旋風を巻き起こした『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』は、台湾版『イタズラなKiss』の監督と女優アリエル・リンが再びタッグを組み、9年ぶりに台湾ドラマに復帰したチェン・ボーリンとの豪華共演のよる、今時の男女の友情と恋愛をピュアに描いた胸キュンラブストーリー。
会見には、800名の応募から選ばれた70名のラッキーなファンも同席し、“理想の彼氏・ダーレン”そのままのイメージで登場したチェン・ボーリンに熱い視線を送っていた。
まずは、「こんにちは。チェン・ボーリンです･･･。あ、はい、OKです。終わった。」と茶目っ気たっぷりに挨拶。
今作品で、台湾のエミー賞、史上最多の7部門を独占し、自身も主演男優賞を獲得したことについて、「まさか受賞するとは思っていなかったので、（スピーチで）頭の中が真っ白になり何を言ったらいいのかわかりませんでした。」と明かした。続けて、「受賞しても特に変わることないですね。役者としてやるべきことをやるだけです。」と役者としての姿勢をみせ、「恋愛に国境はないので、台湾でヒットしたこのドラマの雰囲気を日本の皆さんに見てもらえるのはうれしいです。」と笑顔で伝えた。
大ヒットの要因を「脚本がよく、監督やアリエルをはじめとした俳優たちが協力しあってできた“縁”が良かったのだと思います。」とし、「アリエルとの共演も2回目でやり易かったです。リハーサルを重ねるより、ぶっつけ本番でいい結果になることもありました。楽しく撮影できました。」と振り返った。二人の息もピッタリだったようだ。
男女の友情は成立すると思うか？との質問に、「状況次第ですね。」と答え、理想の女性のタイプを問われると、「ないです。僕がそんなことを言える立場ではないですよ。何でも縁ではないでしょうか。告白？それも状況次第ですね。雰囲気が大事ですし、初めから計画があったら返っておかしいでしょ？」と自身の恋愛観を述べた。
今回は、演技だけではなく、OSTに自作の曲を歌って参加しているチェン・ボーリン。「ダーレンの気持ちになって書きました。僕はギターを弾くのが好きなんですが、声には自信がないんですよ･･･(笑)。」と言って照れた。ドラマの相乗効果となっているチェン・ボーリンの甘い歌声もこのドラマの楽しみの一つである。
また、チャイナエアラインの地上職員という役柄のため、実際に研修を受けて臨んだという。「空港の職員の方の大変さがよく分かりましたので、空港で迷惑をかけることのないようにと思うようになりましたね。」「チャイナエアラインの乗り心地は素晴しいですよ。機内でも地上でもサービスも最高です。」とPRも忘れなかった。
日本のテレビドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』などに出演し、来日も100回は超えているという親日家のチェン・ボーリン。映画『ブッダ・マウンテン』で東京映画祭参加以来、今回2年ぶりの来日となったが、「日本は本当にいい所。なんたって食べ物が美味しいです。特にラーメン！」とニッコリ。「日本で恋愛の縁はありましたか？」と鋭い質問に、「台湾メディアの方ですか？さすが厳しい質問ですね～。」と言って会場の笑いを誘い、「今のところはないですね。今後どうなるかわかりませんが･･･。」と笑った。
さらに、「今後日本でチャンスがあって僕にある役があれば、ぜひチャレンジしてみたいです。」と、日本の活動にも意欲をみせたチェン・ボーリン。最後に日本のファンへ向けて、
「この作品をぜひ好きになってほしいです。今後も僕の出演作品を日本でたくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。」とメッセージを残した。
『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』
2月27日(水)よりBS日テレにて毎週水曜23:00〜24:00放送 /全23話
BS日テレ公式サイト http://www.bs4.jp/drama/itaren/
DVD-SET1、DVD-SET2絶賛発売中
発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
DVD公式HP http://kandera.jp/sp/itaren/
