話題の韓国ドラマ『サラリーマン楚漢志（チョハンジ）』がスマートフォン向け放送局NOTTVにて日本独占初放送スタートすることを記念して、主演女優のチョン・リョウォンが来日。3月6日、都内ホテルにて記者会見を行い、ドラマの見どころや役どころを紹介した。
本作品は、大ヒット韓国ドラマ『ジャイアント』のスタッフ・キャストが再結成した最新作。当初20話の予定が大好評により2話追加され、最終回には24.2％の高視聴率を記録した大人気ドラマ。
「三国志」にも登場する項羽と劉邦の対決を描いた歴史小説「楚漢志（チョハンジ）」にモチーフに、製薬会社で働く、明るくコミカルでポジティブな性格の劉邦 (韓国読みでは、ユ・バン)と冷徹な項羽 (韓国読みでは、ハンウ)の攻防を軸に、現代ビジネス事情、企業間の競争、そしてそこに巻き込まれるサラリーマンたちの哀歓と成功をコミカルに描く、サクセス・ストーリー。また、チョン・リョウォンは、本作で2012年SBS演技大賞＜ミニシリーズ部門＞最優秀演技賞および10大スター賞を受賞している。
アニマル柄の半袖のワンピースをすっきりと着こなし、爽やかな笑顔をたたえながら登場したチョン・リョウォンは、「初めてプロモーションで緊張していますが、来日できて嬉しく思っています。」と挨拶。「日本は、近い国なのでいつも家族のように思っています。皆さんとても親切で優しく接してくれるので、来日を楽しみにしていました。」と語った。
作品の大ヒットの理由を問われると、「今回の監督と作家はとてもファンタスティックなコンビ。逆境の中にあるサラリーマンが成功していくというストーリーが皆さんの共感を呼び、受け入れられたのではないでしょうか。」と所感を述べた。
自身が演じるペク・ヨチというキャラクターについて、ロールモデルは韓国版“パリス・ヒルトン”と監督から説明があったとのこと。「世間知らずで傍若無人な女性ですが、そんなところが魅力的で面白いキャラクターです。自由奔放のようでも、か弱い面があったり心が優しいところもあるんですよ。」と明かし、「そんな彼女が、ユ・バン（イ・ボムス）と出会って変化してく過程が感動的で共感できたので、楽しく演じることができました。」と振り返った。
さらに、「ハイヒールを履いて派手なファッション、髪を赤く染めたりというルックスを作ることや、周りの人と接するのが苦手だけど堂々としているという演技は、東方の礼儀の国とされている韓国なので難しく大変でしたが、ペク・ヨチを演じることで、自分自身も成長できました。以前は苦手だった授賞式を楽しめるようになって、挨拶もしっかりすることができたのです。」と続け、今回のキャラクターを演じることで内面的に影響を受けたことを伝えた。
またこの日は、ピン芸人日本一決定戦「R－1ぐらんぷり2013」でファイナルまで進出し今や引っ張りだこの、ものまねタレント、アンドーひであきも番組放送開始のお祝いに駆けつけた。“アンドロイドものまね”を披露し会場を盛り上げ、「僕も元サラリーマン。サラリーマンというのは上司の意向に従って働いているイメージですが、主人公のポジティブに前向きに挑戦していく姿に勇気をもらいました。」と作品を絶賛。
数々のネタ披露を目の前にし、拍手をして大喜びのチョン・リョウォンから「ハンサムですし、劉邦と項羽の二つの魅力を持っていそうな方。今度ぜひ韓国公演でお会いしたいですね。」と言われ、大照れとなっていた。
最後に、チョン・リョウォンは、「この作品は、コメディ、スパイ、アクション、スリラー、ロマンティックドラマで、本当に見どころ満載です。登場人物も個性的な人たちばかりなので、皆さんに共感していただけると思います。ぜひご期待ください。」と自信をもってPRした。
■ストーリー
製薬会社である天下グループのチン・シファン会長が推進している不老不死プロジェクト。これに対して競争社であるチャンチョグループのオ・ジラク会長はハンウと一緒に天下グループのプロジェクトを阻止するための計画をたてる。新薬開発をめぐる企業間の神経戦はエスカレートしていくのだが･･･。
「サラリーマン楚漢志（チョハンジ）」
NOTTVにて2013年3月6日（水）より日本独占初放送スタート！
毎週水・木曜23時15分より放送
※2013年4月より放送時間が変更になります。詳しくは番組ホームページにてご確認ください。
※2013年秋、DVDリリース決定！
番組サイト http://tv.nottv.jp/drama/chohanji/
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