6月25日、ソウルのインペリアルパレスホテルにて、TBS「韓流セレクト」にて7月24日より地上波放送される韓国ドラマ「蒼のピアニスト」TBS地上波放送＆日本版DVDリリース決定記念記者会見が開かれ、主演のチュ・ジフンとチ・チャンウクが並んで会見に臨んだ。今回兄弟役が並んでの会見が初めてとなる。
「宮」、「魔王」以来2年間の軍生活を終えて，約5年ぶりのドラマ出演となったことについてチュ・ジフンは「とても大変でした。ミュージカルなどの練習などもあって大変な時もありましたが、出演者の皆さんと楽しく撮影することができました」と久しぶりのドラマ出演に対する感想を伝えた。
またチ・チャンウクは、今回憎まれ役をするにあたって10キロほどダイエットしたということだが、どのような心構えで演じたかという質問に
「実は10キロではなくて、それも悪役のためにダイエットしたわけではありませんでした。体重を減量したことに関してだけフォーカスをおかれているようなんですが、キャラクターのほうにもっと神経をつかいました。役のために準備した結果こうなったんだと思います。」と話した。
ドラマでの役柄とは違って実際はお二人は仲が良いと伺いましたが、という質問に
「実際はとても仲がいいです。チ・チャンウクさんが出演中のミュージカルも見に行きましたし、よく遊びに行きました。チ・チャンウクさんのチームと僕たちのチーム自体が仲がいいのでお互いよく助け合いました。彼はとてもセンスがいいですし、どんな状況にでもうまくやっていける人だと思う」と答え、隣にいるチ・チャンウクと目を合わせながら微笑む様子が見られた。
またチ・チャンウクはこの作品をチュ・ジフンと共演しながら、モデル出身の俳優の方に対する偏見があったことを共演することで知ることができたし、偏見をなくすことができたとも伝えていた。
ピアノの演奏シーンに関して、
チュ・ジフンは「撮影の時間が決まっていたりクラッシック音楽であったために演奏する部分では難しい面もあって代役を使ったこともありましたが、代役が引く姿を見たり、音楽を聴いたりしながら自分なりの研究をしました」と話し、チ・チャンウクも「ピアノにならなければならないという切迫感がありました。でも自分がピアニストになるのではなく、ピアニストに見えるように練習し、ピアニストの情緒や感情の方に集中しようとしました」とも伝えていた。
またチュ・ジフンは感情の起伏が激しい役で大変だったが、スタッフからの沢山の手助けを受けたとも話した。キスシーンでもチン・セヨンとは12歳の年の差でもあったため、キスシーンの経験のあるチュ・ジフンがリードするようにしたという逸話も公開されていた。
またもしドラマのように兄弟や友人と同じ人を好きになった場合どうするかについてチ・チャンウクは「状況によって違うと思いますが・・。でもイナの場合は自分を嫌がっている女性に付きまとうわけですが、僕はそうはしないと思います」と付け加えた。
最後にドラマの見どころについて、
チュ・ジフンは「とても開きさせないドラマですし、親切なドラマなので見てる途中でトイレにいってきても内容を理解できるドラマだと思います（笑）」と話し、チュ・ジフンは「クラッシクがあり、ピアノがあり、人間関係が複雑に絡み合います。とても楽な構造ではありませんが、逆にそういった部分が皆さんに緊張感を与えるのではないかと思います。面白いドラマですので楽しく見ていただければと思います」と伝えた。
今後の予定についてチュ・ジフンは映画を2本撮影して公開を待っているところで、また次の作品を選んでいるところであると話し、チ・チャンウクはミュージカル「あの日々」が終わると7月中旬から「ジャック・ザ・リッパー」、そして日本では「兄弟は勇敢だった」のミュージカルが控えていると伝えた。
「苦労して撮影した分よい結果が出たら嬉しいです。ご覧いただいたらきっと楽しんでいただけると思います」と二人からのメッセージも伝えられ、会見は幕を閉じた。ドラマ上では対立する二人も会見ではニコニコと微笑みあう仲のよい様子が伝えられた。
ドラマ「蒼のピアニスト」25話はTBS「韓流セレクト（月～金朝10：05～11：00）」にて
7月24日（水）より地上波初放送スタート。
