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2013年10月3日 02:49

映画「ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅~」の舞台挨拶に主演のチェン・ボーリン登場!!

2010年第23回東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞した、台湾映画「ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅~」が、9月28日よりロードショー公開され、主演を務める台湾人気俳優チェン・ボーリンが9月30日に東京・新宿K’s cinemaにて舞台挨拶を行った。

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「ボーリン」と黄色い歓声と拍手の中登場したチェン・ボーリンは、「(日本語)皆さん、こんばんは。(台湾語)皆さん映画を見る前なので、これからじっくりとご覧いただきたいと思います」と流暢な日本語を交えてあいさつした。舞台挨拶の前には、同会場で自身初のファンミーティングを開催した「初めてのファンミーティングは、新鮮だった。これからなるべく皆さんと交流をする機会を多く設けたい」と話すと、チャームポイントのえくぼを見せながらにっこりと微笑んだ。

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日本での公開が待ち望まれた「ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅~」だが、公開までに3年の月日を費やした。チェン・ボーリンは「やっと公開されることになって、嬉しいです。この映画は中華圏で高い評価を得て上映されています。今回、日本で公開されることになって、皆さん感想をTwitterやFace Bookを通じて伝えてください。なるべく多くの日本の皆さんに作品を見ていただきたいと思います」と自信のほどを覗かせた。

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台湾で有名なチェン・ボーリンだが、中国映画に起用されたことについて「台湾と中国大陸では言葉など、文化的に大きく違います。僕の起用は、監督とプロデューサーが“大胆”に勇気を持って起用してくれた」と感謝の言葉を伝えたが、撮影エピソードを問われると、「ディン・ボー役は難しかった」と答えた。普段の彼は明るいタイプで、内面的な演技を要求される役に「いつも悩んでいる雰囲気を持つ青年なので、素の自分を抑えなければならなかった」と苦労を語った。

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本作で、ベテラン女優のシルヴィア・チャンや国際派女優で東京国際映画祭で主演女優賞を獲得したファン・ビンビン、中国国内の舞台で活躍するフェイ・ロンなど、名優との共演に「シルヴィア・チャンは、僕にとって先生であり、保護者であり、コーチでもあります。共演できてたくさんのことを学びました。ファン・ビンビンさんは、中国大陸で3本の指に入る女優で、こんなにしっかりと共演したことはありませんでしたが、長い知り合いです。このお二人と一緒に演技が出来たことは本当に光栄でした。フェイ・ロンとは初対面でしたが、意気投合し楽しかったです。4人で現場にいると、この作品の中の出来事は“当然起こるべきこと”だという感覚を持ちました」と映画とオーバーラップする現場だったことを伝えた。

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ここで好きなシーンを聞かれると「ご覧になる前ですよね」と配慮を見せ、突然無言のジェスチャーで伝えだし、それまで緊張の面持ちだったチェン・ボーリンの素顔を垣間見ることが出来た。

最後に、「皆さんにリラックスして見ていただきたい。僕が言ったことと皆さんの感じたことは違うかもしれません。なので映画を見るということに浸ってください」と、見る人によって受け取る感性が違う映画であることを伝え、舞台挨拶は終了した。

人生の岐路に立つ男女3人の若者と希望を失った元京劇女優の、相容れない世代の壁が壊される瞬間を描く、「ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅~」は、東京・新宿K’s cinemaほかロードショー公開中。

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<あらすじ>

四川省・成都に住む引退した京劇女優ユエチン(シルヴィア・チャン)の貸し間にナン・フォン(ファン・ビンビン)、デイン・ボー(チェン・ボーリン)、“太っちょ”(フェイ・ロン)がやってきた。奔放な若者3人とユエチンはことごとくぶつかるも、ユエチンの自殺未遂を機に次第に打ち解けていった…。

 

 

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