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2014年6月1日 12:58

キム・ヒョンジュンの隠された裏の顔?「感激時代」プレミアムファンミーティング(前編)

韓国のアーティストであり、俳優としても大活躍のキム・ヒョンジュンが、2014年5月31日(土)自身の最新作であるドラマ「感激時代」の日本での放送を前に「オンエア直前スペシャル!感激時代~プレミアムファンミーティング 2014~」をパシフィコ横浜にて開催した。本公演は、第一部(14:00開演)、第二部(18:30開演)の二回行われ、合わせて9000人のファンが集結した。(前編)

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「感激時代~闘神の誕生」は、1930年代の中国・上海と韓国を舞台に繰り広げられるロマンチックノワールドラマで、総制作費150億ウォン(約14億円)をかけた超大作。会場の舞台には、作品の背景である1930年代を感じさせるレトロな雰囲気の階段のある白い建物がセッティングされ、今や遅そしと主役の登場を待っていた。

スクリーンにドラマのティーザー映像が流れ、舞台中央から黒い革のジャケット、真っ白な襟と裾がポイントの黒いシャツ、黒の細身のパンツを身に着けたキム・ヒョンジュンがドラマの挿入歌である「今日が過ぎれば」のイントロとともに登場。応援するファンの緑のペンライトが揺れる中、バラードをせつなく歌い上げた。「ありがとうございます。」「お久しぶりです。ヒョンジュンです。」

MCのユミさんが登場。「日本は久しぶりですか?」と質問されると、日本語で「あ・・・はい。」その一言だけでも会場からは大きな歓声が上がる。「8か月ぶり・・・7か月ぶりくらいでしょうか。」

「日本で全国ツアーをした時のことを思い出しますね。ボクは記憶力がいい方ではないんですが、歌いながら、お一人お一人の顔を見ていたら、もうすでに馴染みのあるお顔がいらしてましたね。」

そこでMCが「私が馴染みのある顔だって方いらっしゃいますか?」と客席に問いかけると、たくさんの手が上がり、「ほとんどの方が私は覚えてもらっていると思ってらっしゃるんですね。」

「第一部が終わって、おそらくこの回にも来て下さる方が少なからずいらっしゃるだろうと思って、質問を少し変えたらどうかなぁと思って提案しました。台本上にある内容というよりも、即興を楽しめればなと思います。アドリブでの質問もして頂ければ、答えるようにしますね。」とキム・ヒョンジュン。MCのユミさんからも「がんばります」宣言が飛び出し、楽しいイベントがスタートした。

オープニングでドラマの挿入歌「今日が過ぎれば」を歌った感想を聞かれると「みなさんの前でお聞かせするのは第一部に続いて2回目となりますが、一部に比べると喉もほぐれていますし、気楽な感じで気持ち良く歌えました。ボク自身が夜型の人間なので、二部の方がいいかも知れません。」

「実は、一部で歌詞をちょっと間違えてしまって、お昼の公演が終わった後にもう一度リハーサルをしたんです。」

リハーサルの他に食事も取ったというヒョンジュン。「サラダも食べましたし、主催者の方が用意して下さったチジミとトッポッキも食べました。トッポッキにはタマゴは入っていませんでした。」と話すと、なぜか会場からは大きな笑い声。

続いて、感激時代で共演の女優、イム・スヒャンをキム・ヒョンジュンが紹介することに。すると、日本語で「紹介します・・・。デグチカヤです。」と役名での紹介となった。

現れたイム・スヒャンはベージュゴールドの脇にスリットの入ったシンプルなロングドレスで登場。

「初めまして。カヤ役のイム・スヒャンです。」と日本語でご挨拶。

MCの「一部では、真っ白なドレスでしたけども、二部のドレスもステキですねぇ。ヒョンジュンさんはどちらのドレスがお好みですか?」との質問に「てっきり白いドレスかと思って見てみると、肌色だったんでビックリしました。ネックレスだけつけて来たのかと・・・。確かに衣装は着てるんですが、一瞬、着てないのかと・・・。」これには、会場も大爆笑。

続いて「Yumi’sチェック 感激時代の楽しみ方」と題して、ポイント毎にまとめた映像を見ながらトークするコーナーとなった。

まずは「韓国ドラマ史に残るスケール感」。スクリーンには1930年代を再現した街並み、たくさんのエキストラ、時代を現す衣装とメイク、豪華客船などが映し出された。

「龍仁(ヨンイン)という場所に広いセットを作ったんですが、今流れた映像には中国のロケの場面も出てきましたね。韓国で撮る時には主に地方に行きました。都会ではないところを周りながら撮影したんですが、ドラマの舞台が1930年代ということで電柱一つあってもダメだというデリケートなものでしたので、主に田舎に行って撮影しました。」とキム・ヒョンジュンが撮影で苦労した部分も話した。イム・スヒャンは「着物を着て演技をしたら、本当に自分がその時代にいたような感じがしました。着物を着るのには時間もかかりましたが、本当に美しい伝統的な衣装で撮影ができて、とても良かったです。」

と、ここで「そんな美しい衣装のイム・スヒャンさんはどうでしたか?」と即興的な質問を受けたキム・ヒョンジュン。とまどいの表情でなかなか言葉が出ずに「美しかったです。」とただ一言。「実は、今、別のことを考えていて・・・。『感激時代』じゃなくて、ちょっと他のことを・・・。」と思いもよらない答えにファンはまたまた大爆笑。「すみません、別のことを考えるのはやめて頂けたら・・・」とのMCに「自分自身もちょっとびっくりしちゃいました。」と発言。

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2つめのポイントは、「肉体美が織りなすアクションシーン」。スクリーンには雨の中の大格闘、山中での厳しい訓練の様子、上半身ハダカでのランニングシーン、また、着物姿のイム・スヒャンが両手に刃物を持って戦うシーンなどが映し出された。

撮影に入る前にアクションスクールに行って練習をしたというイム・スヒャン。時間が足りずに実際に現場で呼吸を合わせなければならず、失敗も多かったが、良く撮れていたので安心したという。「実際に刺してしまったこともあったんです。」と思い出しながら笑顔で話すイム・スヒャンにMCが「笑顔ですね」と突っ込むと「ちょっとだけです」と親指と人差し指でサインしながら、片目をつむる表情がとてもキュートだった。

「ヒョンジュンさんの肉体美もステキでしたね。かなり鍛えたんじゃないですか?ご自分でご覧になって『オレってカッコいいな』とか思いませんか?」と聞かれると「過ぎてしまったことを振り返ると、残念だったなという思いがどうしてもどこかに残ります。今、見ていても、もっと頑張って完璧にできたかも知れないと思いました。でも、当時はその時の状況に合わせて、最善を尽くして努力しましたし、心残りの部分は次の作品でカバーしてみなさんにお見せできるようにしたいです。」と、とっても真面目な答えが返ってきた。

「ケガしたりはしませんでしたか?」の質問には「実は、小さな傷ですが一生残るような傷ができてしまいました。これは『栄光の傷』だと思っています。一方では大変な撮影だったんですが、もう一生分のケンカをしたと思うんですね。だから、自分自身、かなり我慢強くなったと思います。ちょっと腹が立ったとしても、あの時に全部戦ったからと思えば、ガマンできるような気がします。」

最後のポイントは「翻弄される運命」。少年時代のジョンテとカヤ、そして、運命の再会、刃物を手に対峙する場面などのシーンが流れた。

「デートの場面などもありましたが、ヒョンジュンさんが実際にデートする時はどんなデートを?」との問いに「仕事が芸能人なので、なかなか公の場所でデートはできないですね。デートでしたいことは・・・・。そうですね・・・。特にしたいことはないかな。ボクは二人きりでデートをするのが好きではなくて、何人かで会うのが好きです。」と答えるとすかさず「中学生みたいですね。」とするどいツッコミが。「カノジョと二人でいても、特にすることがないような気がするんです。ボク自身は男の友達も含めて会うのがいいんですよね。ボクの男友達とそのカノジョたちと一緒に集まって、その時に女は女同士、男は男同士で一緒に遊ぶのがいいですね。」と続けるヒョンジュンに今度は、イム・スヒャンが「女性が苦労するタイプですね。悪い男です。」

「その方が長く続くように思うんです。なぜなら、花火って一発で散っちゃうじゃないですか。だけど、灰とか炭ってずっと長く残りますよね。」個性的な理論展開に会場は大いに沸いた。

5月31日(土)パシフィコ横浜

第二部セットリスト

1.    今日が過ぎれば/キム・ヒョンジュン

2.    炎のように/I.D

3.    Every Heart/イム・スヒャン

4.    Timing/I.D

5.    We should/I.D

6.    僕は君のもの/キム・ヒョンジュン

7.    Your Story/キム・ヒョンジュン

以上

写真提供: (c) 2014THREE  FIVE  PLUS

取材: RanRan Entertainment

ライター:  yuzu

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