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竹下景子、国連WFP協会親善大使トークショー&インタビュー!

2014/8/14 10:05

8月13日(水)~17日(日)、東京・銀座の銀座三越9F銀座テラス「テラスコート」にて写真展「竹下景子親善大使が見た国連WFPの食糧支援~母と子の絆、子供たちの未来~」が開催される。その初日の13日、国連WFP協会親善大使である女優・竹下景子さんによるトークショーが行われ、昨年と今年、セネガルとフィリピンを訪問した際の活動や感想などを語った。

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国連WFP(World Food Programme)とは国際連合世界食糧計画の略称で、飢餓と貧困の撲滅を目的とした国連の食糧支援機関。自然災害や紛争の被災者、貧しい暮らしを余儀なくされている妊婦や授乳中の母親、栄養不良の子供などを対象に、食糧支援を行っている団体だ。

竹下さんは2005年9月より国連WFPをサポート。2010年11月1日、その日本の窓口である国連WFP協会の親善大使に就任した。写真展「竹下景子親善大使が見た国連WFPの食糧支援~母と子の絆、子供たちの未来~」の撮影をしたのは、竹下さんの夫である写真家の関口照生氏だ。

―まず、2013年に訪問されたセネガルについてうかがいます。―

竹下:セネガルはアフリカ大陸の西の端にある国です。(半乾燥地域である)サヘル地域が含まれているので干ばつに見舞われることが多くて、穀物の値段が上がることが多いんです。そのうえ、2011年から2012年にかけては農村部が凶作に見舞われてしまって、だいたい1500万人の人たちが飢餓にさらされたんですね。そこで、国連WFPは2012年、栄養強化食品と食糧引換券の配給をしたんです。

栄養強化食品というのはプランピーサップのことで、一袋で500キロカロリー摂取できる、ピーナッツを原料とした食品です。それを妊娠中の女性や、乳幼児に配給しました。食糧引換券は自分が買いたい食糧を自由に購入できる券です。セネガルへ行ってそのプランピーサップと食糧引換券を配給しているとき、みなさんが「ありがとう」とおっしゃったのが印象的でした。

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―次に、今年4月に訪問されたフィリピンについてはいかがでしたか。―

竹下:昨年の11月8日、フィリピンは猛烈な台風に見舞われ、フィリピン人の7人に1人にあたる、およそ1400万人が被災したりして、大きな被害を受けたんですね。そこでフィリピンでは、プランピーサップなどによる食糧支援だけではなくて、労働の支援も行いました。“キャッシュ・フォー・ワーク”といって、労働をしていただいた人に1日当たり245ペソ(約550円)を支給する活動です。まだまだガレキだらけの家屋が多くて、復興のためには、物だけではなく現金も必要であると強く感じました。

―竹下さんはこれからも食糧支援活動をしていかれますか?―

竹下:もちろん、これからも活動していきたいと思います。私が親善大使の活動をすることで、みなさんに飢餓の現状を伝えていければ嬉しいです。そして、食べることができない人たちのことを考えてほしいんです。飢餓は人間の手で撲滅できるはずだと思っているので。

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最後に、食糧支援活動への熱い思いを語り、トークショーは終了。

トークショー終了後には、記者たちによる囲み取材が行われた。

―このようなボランティア活動を始めたきっかけは何ですか。―

竹下:私は昭和28年生まれなんですけど、当時の給食には、栄養価の高い脱脂粉乳が出ていました。後々になって、その脱脂粉乳は国連の支援だったということを知ったんですね。それから私も親になって、いろいろな人に支えられて生きているんだな、ということを強く思うようになりました。そういう思いが生まれたことがきっかけです。

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―貧困の大きな原因とされる病気、戦争についてはどう思われますか?―

竹下:病気って一つの病気が無くなったら、また新たな病気が蔓延してしまうじゃないですか。(病気と、病気をなくそうとする人間との)知恵比べのようなところがありますよね。戦争については、この地球上から戦争とか紛争がなくなって、平和な世の中になることで、人々の暮らしが守られてほしいなあ、と思います。でも、人間というのは、過ちとわかっていても繰り返してしまうものですよね。ですから、過去を忘れてはいけない。でも、過去を忘れなければ、(争っていた)人を許すことができない。そういうせめぎ合いのなかで、人は生きているのかな、と思います。

―平和で飢える心配のない日本で暮らす人々に、ふだん考えてほしいことやメッセージはありますか?―

竹下:(世界の貧困地域は)誰でも行ける観光地ではないので、少しでも想像することで、今の飢餓の状況を理解するように努めて下さい、と言うしかないんです。ただ、国連WFPは広報活動もしていますので、この写真展のようなイベントに参加したり、国連WFPのホームページをご覧いただいて、少しでも飢餓の状況を理解していただければな、と思います。

―竹下さんの活動を、日本の子供の教育にどう生かしたらいいと思いますか?―

竹下:ふだんの生活の中で、食事というものがどれだけ大切かを話し合ったらいいのではないか、と思います。あと、たとえば友達がケガをしたら心配したりすることで、相手の気持ちを考えたり、思いやったりすることを学んでほしいですね。

―ありがとうございました。―

遠い世界で起きていることには、無関心になりがち。世界に広く関心をもち行動する、竹下さんのような女性はステキだ。「何かしらいつも好奇心を持っていることとか、やってみたいことでもいいですし、夢中になれるものを見つけると、人は生き生きするのではないでしょうか」と語った竹下さん。写真展は遠い世界を忘れがちな私たちの心の目を開くきっかけになってくれそうだ。

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写真展「竹下景子親善大使が見た国連WFPの食糧支援~母と子の絆、子供たちの未来~」

日時:8月13日(水)~17日(日)10:30~20:00

場所:銀座三越9F銀座テラス「テラスコート」(東京都中央区銀座4-6-16)

主催:特定非営利活動法人 国連WFP協会

撮影:関口照生

※入場無料

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