2015.02.07 取材:記事/RanRan Entertainment
写真/JIHO ENTERTAINMENT
2月7日、原宿アストロホールにてオ・ウォンビンのファンミーティングが行われた。
2年半以上ぶりにファンの前に姿を現わすこととなり、シックな装いで登場したウォンビンには割れんばかりの拍手と「待ってたよ!」「おかえり!」といった掛け声が。『Good for you』『Whever』の2曲を披露した後歓声に応えて挨拶。
「久しぶりです。ただいま!この雰囲気、懐かしいです。」
また、司会者に日本に来たとき必ずやることは?と聞かれると「一蘭と牛丼屋さん行くこと!」と。今回はどちらもまだ行けていないそう。
3曲目に披露した『雪の華』ではこの季節にぴったりな切ない雰囲気と、それをしっとりと歌いあげるウォンビンの懐かしく優しい歌声に涙するファンも。
そんな涙から一転してゲームコーナーでは会場の中からくじで選ばれた3人が
①壁ドン②ささやき③顎クイ
のどれかをウォンビンからしてもらえるという夢のような企画に先ほどとは別の意味で涙することとなった。
全員が注目する中、流行の壁ドンをし、しばらく見つめた後に「好きだよ」と笑うと会場からは悲鳴にも似た歓声が。初めて壁ドンをしたというウォンビン。「はずかしいー」と照れ隠しに後ろを向きつつノリノリで3つ共を披露した。
また、プレゼントコーナーでは、ウォンビンが「一旦夢中になったらこれ以外何もできない」と実際に10時間ほどかけて作ったプラモデルや、寝るときに使っていた枕などの愛用していた物の数々を「こんなのでみんなは嬉しいかな」と照れつつ差し出していた。
続く質問コーナーでは一問一答でファンからの問いに次々と答えていく形式。
Q 韓国・ソウルで日本のファンを案内したいのは?
「仁寺洞(インサドン)です。カフェとか可愛い建物がいっぱいあって。」
Q 日本食で好きなものは?
「一蘭(即答)。あとお肉ですね。焼肉は日本の方が好きです。」
Q 日本のファンに何と呼ばれたい?
「改名したので、今後活動はソンヒョンでするつもりで。まあでも大丈夫です!皆さんの好きなように呼んでください」
Q 好きな女性のタイプは?
「優しい女性が好きです。日本のドラマとかアニメでよくある、家で奥さんがおかえりーとか言うやつ、あれ韓国ではあんまり無いので、お風呂にしますか?ご飯にしますか?みたいな。そういうのがドキッとしますね。」
Q 今までのプレゼントで印象深いものは?
「やはり手紙とかは辛い時、泣きそうになった時に力になります。韓国のファンは若いので(会場笑い)、手紙の内容が“なんで(表舞台に)出てこないんだ!”って感じなのですが、日本のファンの方は“待ってるよーって”書いてくれて。」
Q 日本のファンに伝えたいことは?
「いつもありがとうございます。待っていてくれて。リスタートして皆さんの力になれるように頑張りますので。本当に感謝しています。」
ファン想いで日本想い、そんなウォンビンの優しさが再確認できたところで、再始動した彼の今年の目標を。
「焦らず、一つ一つ皆さんに近付いていくこと。いろんな姿をおみせしたいです。」
ゆっくりのペースでも必ずまた会える。そんなウォンビンとファンの信頼関係が垣間見える言葉である。
この日は計6曲を披露。アンコールでは彼のソロアルバムに収録されている「Ready to be my…」を爽やかに歌いあげ、歌詞の中の「キミのこと守るよ」の部分を「みんなのこと守るよ」に変えたりと最後まで盛り上げることも忘れない。
ウォンビンが今回のファンミーティングで繰り返したのは「感謝」という言葉。一見物静かでシャイな彼だがこの言葉だけは何度も繰り返し伝えていた。感謝の気持ちを胸に再出発することとなったウォンビンのこれからに注目だ。
セットリスト
Good for you
Wherever
雪の華
サランへ ト サランへ
Midnight Blue
Ready to be my…