2016.12.19 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
12月19日、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の公開稽古と囲み取材が行われ、ロミオ役(ダブルキャスト)古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役(ダブルキャスト)生田絵梨花、木下晴香が楽曲披露ののちにインタビューに応じた。
木下晴香 大野拓朗 古川雄大 生田絵梨花
劇中曲からは「いつか」と「バルコニー」のデュエットソング二曲を古川&木下、大野&生田コンビで、ダンサーを携えた迫力満点の「世界の王」を古川ver.で披露され、まだ稽古段階ではあるが舞台姿に期待が膨らむパフォーマンスを見せた。
「いつか」と「世界の王」をそれぞれ2回ずつ歌い上げた古川雄大は今回が2度目のロミオ役への挑戦となる。”現代版ロミジュリ”とも言われる今回の新演出に関しては、「まだ全てができたわけではないのですが、今色々試す作業をしていて、周りの方々も実力派ぞろいですしその稽古場にいることができて幸せです。」と試行錯誤の最中であることを明かした。
4年ぶりとなるロミオ役に関しては「前回は歌もお芝居もいっぱいいっぱいで、(4年の間に)たくさんのミュージカルの舞台に立たせていただいた状態でまたこの役ができるのは嬉しいです。」と進化したロミオを見せる旨を語った。
今回は「いつか」にてロミオと出会う前のピュアさを存分に歌い上げた木下晴香は今回が舞台初出演。「大きな舞台に立つのは初めてで・・・」と不安を口にしつつ、「自分とジュリエットの同じところと違うところを研究して毎日生田さんと相談しながら作っています。ジュリエットは強いし、意志を持っている子だと思うのでそこを表現したいです。」とこれから作り上げるジュリエット像を明かした。
四人から見所とコメント
古川「全部と言いたいのですが、激しいダンスナンバーですかね。振付師の方が3人入ってバラエティ豊かなダンスになっています。」
大野「やはりダンスシーンは熱い想いが伝わりますし、見てる方も熱くなれる部分だと思います。曲は僕自身全曲好きで、メロディーもものすごく綺麗で口ずさむ曲ばかりなので楽しんでいただけると思います。」
生田「見所は音楽ですね。シェイクスピアの長ゼリフが展開が早いので歌に載せていて、曲の中でストーリーが進む感情の盛り上がりが素敵だなと思います。」
木下「初めて見たときに衝撃を受けたのはダンスです。エネルギーが溢れて、迫力満点です。」
「ロミオ&ジュリエット」
2017年1月15日〜2月14日 TBS赤坂ACTシアター
2017年2月22日〜3月5日 梅田芸術劇場メインホール
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
振付:KAORIalive小㞍健太
ロミオ:古川雄大/大野拓朗(ダブルキャスト)
ジュリエット:生田絵梨花(乃木坂46)/木下晴香(ダブルキャスト)
ベンヴォーリオ:馬場徹/矢崎広(ダブルキャスト)
マーキューシオ:平間壮一/小野賢章(ダブルキャスト)
ティボルト:渡辺大輔/広瀬友祐(ダブルキャスト)
死:大貫勇輔/宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)(ダブルキャスト)
キャピュレット夫人:香寿たつき
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:坂元健児
モンタギュー卿:安部裕
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:川久保拓司
ヴェローナ大公:岸祐二
キャピュレット卿:岡幸二郎
R&Jダンサー(他)