舞台『アザー・デザート・シティーズ』、代役・斎藤歩により無事再開
東京芸術劇場シアターウエストにおける舞台『アザー・デザート・シティーズ』の公演については、ライマン役の中嶋しゅうさんが急逝されたことを受けて、急遽、斎藤歩が代わって出演。7月12日(水)まで中止していた『アザー・デザート・シティーズ』は、7月13日(木)13:30開演より無事再開した。
斎藤は、7月9日(日)に北海道より上京し、7月10日(月)から出演者5人での稽古を開始、本公演の幕を開けることができた。
本公演は、東京芸術劇場シアターウエストにて7月13日(木)から 7月26日(水)まで。大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて7月29日(土)から7月31日(月)まで上演される。
<寺島しのぶ コメント>
みんなが、このすごい状況の中で、やり切ったという気持ちです。中嶋しゅうさんも含めて、全員が一つになれた。特別な一日になりました。生前から、中嶋しゅうさんのお知り合いだった斎藤歩さんが後を引き継がれたのも、何かの絆だと思います。今日が終わったことでホッとしたりせず、千秋楽まで、どんどん積み上げていくつもりです。
<斎藤歩 コメント>
中嶋しゅうさんが亡くなった2日後に今回の出演のお話を頂き、みなさんが困っているのを知って、覚悟を決めました。キャスト、スタッフの方たちが2ヵ月半かけて作ってきた設計図に乗って、今日の舞台にたどり着くことができたという気持ちです。これからは、4人の共演者の仲間と同じラインに立って、道なき道を進んでいきたいと思います
※写真提供:梅田芸術劇場