大泉洋、番宣の在り方について大いに語る!映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』公開記念舞台挨拶

2020/2/16 10:14

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』の公開記念舞台挨拶が215日(土)、東京・丸の内ピカデリーで行われ、W主演の大泉洋、小池栄子、共演の水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊、そして成島出監督が登壇した。

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原作は、昭和の文豪・太宰治の未完の遺作を、鬼才、ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」。なぜか周囲の女たちが好きになってしまう文芸誌の編集長・田島(大泉)は、20人を超える愛人と別れるため、小説家・漆山(松重)が一計を案じ、ガサツで小汚いけれど実は美人なパワフル女・キヌ子(小池)とのニセ夫婦を演じることに。ニセ夫婦が別れを告げに行く愛人役に、クールな女医(水川)、挿絵画家(橋本)、儚げな花屋(緒川)が演じている。

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舞台挨拶では冒頭、大泉が「昨日初日を迎えまして、皆さんにご挨拶させていただくのは(今日が)初でございまして。ここの話はスタッフから短く!と相当うるさく言われているので・・・。きょうはどうもありがとうございました」とすんなり挨拶した。

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松重は「たいへんなご時世で、人混みにようこそおいで下さいました。皆さん、マスクを買い溜めして、いらっしゃったんですね。(マスクで)真っ白な景色を見て、その中に大泉洋と書いてあるマスクがあって、これを付けたままだと外を歩くのが大変ですね」と笑わせた。

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本作は、田島、キヌ子によるニセ夫婦作戦の思惑が外れて、アタフタする田島の様子が笑えてしまう面白い話。お二人の思惑が外れてしまったことは?と問われた大泉はすかさず、「どうですか?小池さん」と振る。小池は「映画のプロモーションで、二人でTV番組に出させていただいたんですけど、友人から『バラエティ番組で、番宣しているのは楽しかったけれども、おしゃべりが過ぎて、映画の印象が全く残らなかった』と言われたわけですよ。私たちとしては、“映画館に足を運んで下さい”という気持ちを込めて、活動をしているのですが、マイナス効果になってしまったのではないかと心配しているのですが、いかがでしょう・・・?」と問題提起。

待ってましたとばかりに、大泉が「非常に可愛らしい悩みだと思いますね。私は、5,6年ずっと悩んでますから!」に会場は大笑い。さらに「私は、ここ10年くらいやって、5年ぐらいで“これ、意味あるのかな”と。私の場合しょうがないんです、宣伝部が出てくれというから」と続ける。

小池は「私は出たいです!観てもらいたいから」と相づち。大泉は「ねっ、出ましょうかということになるんです。ところが、出過ぎちゃうから、皆さんおなか一杯になっちゃう。毎日、大泉を見ているうちに、劇場に行かなくてもいいかなってなる!オレも言っている!『そういうことになりかねないですよ』って言っているんだけれど、次々と決まっちゃう」。小池は「今日は、その気持ちを乗り越えて来て下さったんだあ」と讃え、大泉が「本当にそう!」と言うと会場から大拍手がわき起こった。

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話はまだまだ続き、大泉は先日“ホンマでっか!?TV”に3人(大泉、小池、水川)が出演した話を持ち出し、「3人で出て、大げんかして、映画を観たいと思います?映画とは関係ないんだもん。番宣も難しいんです。我々も苦渋の選択なんです」と持論をぶちまけた。

続く、タイトルの“嘘から始まる人生喜劇”に因んで、嘘をついて大失敗したことは?の質問に登壇者たちは、失敗談、成功談を語った。

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水川は「嘘なんてほとんどつかないです。思い浮かぶのは、私は方向音痴なんですけど、(行ける!)自信があるみたいで、でも場所には一生辿り着けない(苦笑)」と語り、橋本は「いつも、妹のお菓子を盗んで、お父さんのせいにした」とか、濱田は「アメリカ映画を撮ることになって、入国審査のとき、高倉健の友達と嘘をついて、やっと入国した」ことなどを披露した。

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そして木村は「このお仕事を始めたころ、水泳コーチ役のお話が来て、『木村さん、泳げるんですよね』って聞かれ、『ハイ、もちろん』と言って、全く泳げなかった。おばあちゃま方とブクブクって(水に潜る)練習をして、泳げるようになった。でも、泳ぐシーンは全く無かったです(笑)」と答えると、大泉は「私は『カーリングの選手でした!』って。ちょうどTEAM NACSの取材を受けたときに、聞かれて、『なあ』って言ったら、全員が『おー』って。全員が嘘をついて、役をとったのは僕だけでしたけど」と語り、さらに「皆、嘘をついて生きているんです!」と嘘を正当化していた。

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締めくくりに大泉は、観客に対し「小池さんは、『宣伝しなきゃダメですよ』って言っていたけど、私は違う!(舞台挨拶に集まった)皆さんは、一般の方とは違うんです!我々の仲間です。グッドバイ製作委員会の一員です。ヒットするかどうかはあなたたち一人一人にかかっているんです!ノルマは一人10人!!少しでも多くの方に宣伝して下さい。よろしくお願いします」と力説。まるで大泉の独演会のような舞台挨拶は大盛況のうちに幕を閉じた。

映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』は絶賛公開中。

 

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