Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

キム・レウォン ファンミーティング2011 “タイムカプセル”

2011/9/21 11:09

日比谷公会堂は2年ぶりに彼と会える、そのことに胸の高鳴りを沈められないファンであふれていた。2011年9月18日(日)、キム・レウォンが日本のファンの前にやっと戻ってきたのだ。「キム・レウォン ファンミーティング2011 “タイムカプセル”」ファンとの再会、その時が来た。

『屋根部屋のネコ』(MBC 2003)『ラブストーリー・イン・ハーバード』(SBS 2004)『食客』(SBS 2008)などに主演し、優しい笑顔でファンの心をとらえ、その笑顔が「100万ドルの笑顔」を称されるキム・レウォン。彼は韓国男性の義務である兵役を果すため、2年前、2009年7月11日、日本のファンに別れを告げ、同年8月13日兵役に就いた。そして、今夏、2年間の兵役を無事終え、再びファンの元に戻ってきた。そして、除隊後初のドラマ『千日の約束』(SBS)の撮影中にも関わらず、日本のファンとの約束を果すために今回、来日したのだった。

 ステージ中央のスクリーンに入隊直前のキム・レウォンの姿が映し出された。入隊前の複雑な心境をうかがわせるシーンがあった。そして、2年前、「ありがとうございます」という言葉を残して入隊していった姿がそこにあった。DVD『入隊直前密着ドキュメント ~新しいスタートの前~』のテーマ曲を歌うKiichiの「my love」と共に。この曲は遠距離恋愛がテーマだという、まさしく入隊していくキム・レウォンとそれを待つファンとの心情にぴったりだと感じさせた。

 再会を待ちわびていたファンの目の前に黒のスーツにグレーのシャツとネイビーのベストとタイを合せたすっきりしたスタイルで現れた。「お久しぶりです。キム・レウォンです。」とキム・レウォンの日本語での挨拶で夢の時間、ファンミーティングが始まった。続いて「一昨日、ランチショーとディナーショーがありましたが、もっと緊張しています。2年前にファンミーティングでタイムカプセルを作りましたよね。今日、それを開けるかと思うとワクワクします。ここはみなさんと日本ではじめてお会いした場所ですしね。」と。入隊前最後のファンミーティングでファンと一緒にメッセージを詰め込んだタイムカプセルを、そのときのファンの姿と共にこの2年間、キム・レウォンは心に留めていたのだろう。2年…。はじまる時はきっとすごく長いと感じていただろう。でも、あの時からもう2年が過ぎ、こうしてキム・レウォンが戻ってきてくれたことを考えると、あっという間だったと感じることもあるのではないだろうか?あの時と変わらない姿でファンの前に戻ってきてくれた彼がいま、ファンの前にいる。そして、彼の目の前には2年前と変わらず、彼を愛し、応援するファンがいるのだから。

名言が数多く収録されている『入隊直前密着ドキュメント」』のいくつかの映像シーンを観ながら、2年前を振り返り、その時のキム・レウォンの複雑な心情などを知ることができた。無事に兵役を終えた今だからこそ、話せる、聞ける話に違いない。

<キム・レウォン邸を直撃>では、ラフなスタイルのキム・レウォンが漢江を望む場所で「ここは風が良く通るんだ。ぼくの指定席。」とお気に入りの場所を紹介。ここはいつも行く場所で、入隊前も入隊中も「ここには何度も行っていた。」。もちろん、除隊後も「今後のことを考えていた」と。

<おでかけ>では「2年間会えないと思うとつらい…。」とファンとの一時の別れを惜しむ気持ちを吐露。

<ドライブ>では「無口でつならない?がんばって冗談も…。無口だから、周りの人は何か考え事をしているんだと思っているみたいだけど、本当は何も考えていないんだ。」と事実なのかユーモアなのか。確かに物静かで、あまり口数は多くないように感じるキム・レウォン。でも彼は自分のことを「口数は多いですよ。」と。ただ、「撮影をしていると作品のキャラクターに影響されるので、明るい役をしているときは明るく、落ち着いた役のときは物静かになるように我慢しているだけですよ。」と冷静に自身を分析していた。この言葉はそれだけ役に没頭し、役になりきる俳優であるということを立証している。きっと、この日、物静かだったのは、いま撮影中のドラマの影響なのだろう。

<宴は続く>では「2年間会えないけど、僕のことを忘れないでね。もっと良い男、俳優になって戻ってくるよう努力しますから。」とファンに宣言。普段、おとなしい感じがするキム・レウォン。お酒の席ではどうなのだろうか?「にぎやかに話しているうちに段々、口数が少なくなって、お開きになる頃には友達に、レウォン、いたの?」といわれるとオーラの消し去り具合を暴露。 <入隊前最後のイベント・サイン会>では「韓国はもちろんのこと、海外からも日本、台湾など多くの方々が遠いところわざわざ来てくださったことに感謝しています。人は持っているときは気付かないけど、それを手放さなければならなくなった時、その大きさに気付くことを知りました。皆さんがいつも僕のそばにいてくれたこと、とても感謝しています。立派な人間、俳優になって戻ってきます!」と最後の挨拶。

<大空へ>ではパラグライダーで大空のなかへ。いままでのこと、これからのこといろいろ考えたそうだ。これまで多くのスタッフに囲まれてきたキム・レウォン。でも、入隊したら1人での生活になる。その新しい生活環境に慣れるためにも、大空で1人となるパラグライダーに挑戦したという。でも本当のところは早く降りたいという気持ちでいっぱいで画面でみる冷静さはなかったというエピソードも。

<心新たに>では入隊するために、散髪。「さっぱりしました。『ひまわり』(2006)以来の短髪。作品のためではなく、入隊のための散髪ですから、感慨深いです。」と覚悟が決まったような凛々しい姿だった。このとき、おもしろいエピソードがあったようだ。自分では短くしたと思っていたヘアスタイルだったが、訓練所に入所した直後、上官にまだ長いとしてさらに刈られたそうだ。一般的に女性は失恋をするとヘアスタイルを変えて心機一転することがあるとかないとか。そこには髪の毛を切るということに、何かを切り捨てるという意味が含まれているのかもしれない。キム・レウォンはどうだったのだろうか?もちろん、軍に入ればこれまでの生活を切り捨てなければならないこともあるのだろうが。でも、彼自身は「そんなことない。」と感じていたようだ。なぜだか、小さい声で答えていた。

<いってらっしゃい>では「昨日はぐっすり眠れませんでした。新しい生活が始まりますが、楽しみでもあり、心配でもあり。」と入隊に際しての複雑な心境が語られていた。そして、「ファンの方々に改めて感謝しています。この気持ちを伝えたいです。それでは行ってきます!」とカメラの向こうに消えていった。

 当時の映像を観ながら「入隊はちょっとした短い休暇だと思っていましたが、長かったです。ファンの方はどんな思いで待っていてくれるのだろう?と考えていました。ソウルでの公益勤務だったので、他の俳優と会うこともありました。そうすると、彼らは作品の話をしていて、自分が違う環境にいることで、日常がたとえ繰り返しだとしてもどれだけありがたいことであったかを改めて知りました。」と苦しかった胸のうちを明かしてくれた。でも、その反面、この2年間では、これまでできなかったことができたという。時間に追われる俳優という仕事柄、どうしてもゆっくり時間を過ごせない。「読書、運動、家族との食事などに時間をかけることができたことはありがたかった。妹からも感謝されたし、家族の絆が深められた。」という。除隊後、スタッフが「雰囲気が変わった」とキム・レウォンを評しているという。彼自身は「変わったとは思っていない。」らしい。そこで、会場のファンに聞いてみた。きっと、突然マイクを向けられて緊張したのだろう。返答できない。それとも、変わっていないということだろうか?そう思ったキム・レウォンは「僕はこの2年、ぜんぜん成長していませんか?」とちょっとおどけて見せて、ファンの心を和ませた。実は、すっきり見えたのはスーツのせいだけではないのだ。現在撮影中のドラマのために10kgのダイエットをしていたのだ。役作りのためでもあるが、入隊後、1年は痩せたものの、その後は過去最重量を記録してしまったとか。また、図書館での公益勤務の様子も伝えられた。「僕は国家のための重要な任務をしていたんです!」とユーモアたっぷりに話す。ファンにとってはそんな裏話も楽しい。

 DVDのテーマ曲を歌うKiichiが再登場して、『使命』が披露された。その曲を聴きながら、ファンはキム・レウォンを待っていた。再び姿を現した彼はグレーのスーツにブルーのシャツとボルドーのタイという落ち着いた大人の男性の色香を漂わせる姿だった。

 今回のファンミーティングのメインイベントともいえるあの2年前のファンミーティング“message”で封をしたタイムカプセルを開けるときが来た。ステージのスクリーンに2年前、メッセージを書いて、タイムカプセルに封をする姿が映し出された。ファンの脳裏にもその時の思い出が鮮明によみがえったことだろう。映像をみたキム・レウォンは「なんか、若返った気がしますね。覚えています。皆さんに会えなくなるという寂しい気持ちでいっぱいでした。でも、時間が経つのは早いものですね。2年は早い…。確か…、簡単ですが、2年後に成長した姿で戻ってくるので、待っていてください。とメッセージカードに書いた記憶があります。」とタイムカプセルに封じ込めたメッセージを思わず口にしてしまった。あっ!まずいと落ち込む彼に会場からは「ケンチャナヨ!(大丈夫)」と声がかかり、ホッとしたような笑みを浮かべた。それだけ、日本のファンと別れなければならなかったあの時のことをしっかり覚えていたということなのだろう。

キム・レウォンが「どこ?」と、タイムカプセルを探す。ブルーのライトが光るなか天上からタイムカプセルが静々と降りてきた。それを見ながら「僕たちが一緒に入れたメッセージ、タイムカプセルはすごいですね。そして、懐かしいですね。(ユーモアで)ワイヤーもすごい!」と感心していた。手袋をしてワイヤーからタイムカプセルをはずそうとするスタッフには日本語で「(ぼくたちの大切なものだから)気をつけて!」とも。

ファンのメッセージカードも数枚披露され、残りのカードは「ドラマ撮影が終了したあと、ゆっくり読みます。」と約束した。しかし、日本語のメッセージが多いことに気付き、「でも、理解できない…、日本語。」とちょっと困り顔。そんな彼もかわいい。優しい彼のこと、スタッフに翻訳してもらいながら、すべてのカードに目を通すに違いない。

「みなさんのメッセージがすばらしくて、僕のメッセージがみすぼらしく感じられます。シンプルだなぁ。」と謙遜しながら、自身のメッセージカードを読み上げた。「皆さんは僕への大きな贈り物です。」内容はもちろん彼が覚えていた通り。ここで、「またタイムカプセルに戻して、2年後の2013年に開いてみる?」とおどけてもみせた。2年後のファンミーティングも確約したことになる。ファンとしてはその前に会いたいだろうが…。無事にファンとの約束を果せたことに安堵し、このようにおどけてみせたのだろう。

 2011年9月22日、公式プライベートブック『re・fresh・ing』が発売される。沖縄での撮影時のメイキングの映像を観ながら、「久しぶりの旅行で、それも行きたかった沖縄で楽しかったです。海もきれいで。良い時間を過ごせました。」と満面の笑みで楽しかった思い出が語られた。琉球ガラスを作ったり、segwayに乗ったり、水族館に行ったり、楽しい時間だったようだ。琉球ガラスはきれいなブルーのグラスで、9月19日まで渋谷東急PLAZAでの写真展で展示されていた。展示を見た方はそこにネームはなかっただろう。しかし、ここで、彼自身がそのグラスを「ブルー」と命名したことをお知らせしておこう。

次回は「大阪に行きたい!」というキム・レウォン。大阪からのファンだろうか?会場からは<来て!>という意味を込めた歓声があがった。

琉球ガラスが気に入ったのだろう。ファンへ彼が見立てた琉球ガラスがプレゼントされた。当選したファンは直接、渡され、夢見心地だったことだろう。

 キム・レウォンは現在ドラマの撮影中である。すぐに韓国へ戻り、撮影に合流しなければならない。10月17日よりSBSで『千日の約束』が放送される。今回は何不自由ない裕福な1人の男性が、すべてを投げ打ち、命を懸けて、病身で記憶をなくして行くある1人の女性を愛するという正統派のラブストーリーだという。「台本をもらい、読んだところ、涙もろくもないのに、涙が止まりませんでした。これまでラブコメは演じてきましたが、正統派のラブストーリーに出演してみたかったんです。なにより、有名な作家であるキム・スヒョン先生の作品であることからぜひ一度一緒に仕事をしたかったんです。」と今作品に出演決定した思いを語った。今回のファンミーティングのために共演しているチョン・ユミとスエから祝賀メッセージが送られていた。「正統派のラブストーリーはお互いの呼吸を合せることが重要。2人とも良い関係です。僕を頼ってくれているし。」と現在進行形のドラマのエピソードが語られた。韓国のドラマ撮影の現場が厳しいことは誰もが知っていること。睡眠時間すらろくに取れない状況下で撮影が続く。ファンも心配だろう。「健康管理が重要です。以前、『ラブストーリー・イン・ハーバード』を撮影していたとき、車の中で寝ていただけだと思っていたら、目覚めたら、病院のベッドで点滴を打っていました。今回はそうならないように気をつけて、がんばります。」と少しでもファンを安心させようとしていた。

 「時間が経つのは早いもので、リラックスしてきたと思ったら、もうみなさんとお別れする時間になってしまいました。日本に来て、皆さんにご挨拶ができ、タイムカプセルを一緒に開けられたこと、大変うれしく思っています。ただ、ドラマの撮影中で準備が不十分だったことが悔やまれます。ドラマを完成させることが皆さんへの恩返しだと思っています。がんばりますので期待していてください。次の作品のオファーもいくつかあります。いまの撮影が終わったら、早く腰を治して、また日本に来ますから。」と今日を振り返り、そして、ファンへの手紙を読み、今回のファンミーティングの幕が下りた。

「これまで皆さんから大きな愛情をいただいてきました。皆さんの存在がどれだけ自分にとって大きかったか気付かされました。…応援してくれる皆さんに何が出来るか?いつも考えていました。2年間まっていてくれたこと感謝しています。皆さんは私の人生での大きな贈り物です。またお会いする日までお元気で。」

 「キム・レウォン 独占インタビュー ~除隊後初来日~(仮)」がDATVにて11月放送される。今回のファンミーティングの模様も一部、同時に放送されるようだ。ファンは11月が待ち遠しい。



また来日期間の9月15日(木)~19日(月)の間には渋谷東急プラザでプライベートブック『re・fresh・ing』発売記念写真展を開催した。
17日には抽選で選ばれた70名を対象にサイン会を実施し、シークレットでありながらも、一目姿を見ようと多くのファンが会場に駆けつけた。

<プライベートブック概要>
タイトル:「re ・fresh ・ing」発売日:2011年9月22日(木)
定価:3990円(税込) 体裁:A4変形/約120P 予定
公式ファンクラブおよびDATVショッピング、全国の紀伊国屋書店にて販売

関連記事


Page Up