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2022年9月7日 18:00

【後編】鈴鹿央士インタビュー 映画『夏へのトンネル、さよならの出口』 「前向きな気持ちになれる作品です。アニメーションの世界に携われたのがすごく幸せでした」

取材・撮影/RanRanEntertainment

 

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――出来上がった作品をご覧になっていかがでしたか?

綺麗でした。この世界に行きたいと思いました。この夏、いいなと思いましたし、自分の人生の壁と言ったらいいのか、問題のある二人がいて、自分らしい人生、自分の行きたい道を見つけ、そこに進んでいく、成長する二人が描かれているので、観ていた自分も前向きな気持ちになれるし、後悔しないように生きようとか、響いてくるメッセージがありました。

そして、音楽が良かったです。その時のキャラクターに寄り添ってくれる歌詞や、その場面場面に合わさった音楽が流れるのもいいです。そこも感動しました。

――ご自身の忘れられない夏の思い出はありますか?

高校生の時に、夏休みに部活が午前中で終わって、みんなで近くにあったラーメン屋さんに行って、広場で水風船、水鉄砲で遊んだことです。楽しかったです。

 

036s

 

――今回、声優に初挑戦されて、またやってみようというお気持ちはありますか?

オーディションがあったら受けてみたいなと思います。まだ、公開されていないですが、作っていく過程が本当に楽しかったですし、アニメーションという分野に関われたことが自分の中ではすごく大きかったので・・・。

――この経験は、今までやってきている映像のお仕事に生かせそうですか?ご自身の糧になったと感じていますか?

映画とかドラマではないところで表現したことが初めてだったので、違うベクトルから自分の芝居を見直すきっかけにもなりましたし、声ってすごく大事だとも思いました。僕は普段ドラマや映画というところにいますが、そこから枝分かれして、違うところに飛び込んだ時のワクワク感とか、刺激がたくさんあったので、そういう場所にいることができたのは幸せでした。その経験が、今はまだわからないですが、これから先、“あ、ここもプラスになっていたんだな”と思えたりする、いい経験でした。

 

011s

 

――鈴鹿さんは普段アニメをご覧になるのですか?

はい。たくさんではないですが観ます。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』は好きですね。『ヨルムガンド』は、僕の兄が好きで、ちょこちょこ覗き見していました。『ホリミヤ』『BLEACH』『NARUTO -ナルト-』、最近では『王様ランキング』を観ました。

――作品に出てくる「ウラシマトンネル」が現実にあったら何が欲しいですか?

本当に平和な世界に生きてみたいです。そういう世界ってどういう世界なのか、逆に平和っぽくないのかもしれないけれど、荒れているかもしれないけれど、一日でも平和だなという世界に行ってみたいです。

――やはり最近は不穏なことを感じていらっしゃるのですか?

ちょっといろいろあり過ぎですね。若い世代も敏感だと思うし、いろいろなところから情報が入ってくる時代ですので。

――平和な世界を生きてみたいとおっしゃっていましたが、ご自身が今「平和だな」「いいな」と感じる瞬間というのはどういう時でしょうか?

身近なところで同級生に「赤ちゃんが生まれました」とか聞くと、素敵だな、幸せだなと思います。そういう瞬間はいいですね。

――ご自身が欲しいものは?

今欲しいのは、世界中を自由に回れる券が欲しいです。

 

095s

 

――塔野カオル、花城あんず、それぞれ人生の壁があったわけですが、鈴鹿さんは壁にぶち当たったことはありますか?

高校時代のテストも毎回、壁に感じていたし、今も作品に入る時も、やっている時も、ずっと壁なんじゃないかなと思うぐらいです。

――どうやって乗り越えてきていらっしゃるのですか?

何とかなる、と思って生きています。諦めない限りは、進み続ければ道は開けると思っています。

――最後に、映画をご覧になる皆さまにメッセージをいただけますか?

普段からアニメーションをよく観られる方にも綺麗だなと思っていただけるような絵になっています。誰が観ても満足していただける作品になっています。10代、20代、30代、ひと夏の淡い思い出のある方や、自分のやりたいこと、自分らしい道はどうなのか、いろいろ悩んでいる方に観ていただきたいです。僕は前向きな気持ちになれましたし、後悔しないように自分を信じて生きてみようと、すごく前向きなメッセージを受け取れる映画です。現実から離れたいという目的でもいいですし、これから一歩踏み出そうという時にも背中を押してくれる作品です。観てくださる方々それぞれの物語になる、すごい作品だと思うのでぜひ観ていただきたいです。

――ありがとうございました。

 

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映画『夏へのトンネル、さよならの出口』
2022年9月9日(金)より全国公開
原作:八目迷「夏へのトンネル、さよならの出口」(小学館「ガガガ文庫」刊)
原作イラスト・キャラクター原案:くっか
監督・脚本・演出:田口智久
キャラクターデザイン・総作画監督:矢吹智美
演出:三宅寛治
CAST;鈴鹿央士(塔野カオル)飯豊まりえ(花城あんず)ほか
音楽:富貴晴美
アニメーション制作:CLAP
主題歌・挿入歌:「フィナーレ。」「プレロマンス」/eill
配給:ポニーキャニオン
製作:映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
公式サイト https://natsuton.com/
©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

 

<ヘアメイク>阿部孝介 (traffic)
<スタイリスト>朝倉豊
<衣装>
シャツ: ジョン メイソン スミス ¥27,000 
パンツ: ジョン メイソン スミス ¥26,000
ブーツ: :ジョン メイソン スミス ¥54,000
いずれも問合せ先: ザ ファクトリー(℡:  03-6721-9448)
タンクトップとブレスレットはスタイリスト私物

 

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<文:高橋美帆・撮影:篭原和也>

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