
大人気小説『近畿地方のある場所について』が菅野美穂と赤楚衛二のW主演で実写映画化、8月8日(金) の公開が決定した。監督は、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の鬼才・白石晃士が務める。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加している。
突然行方不明となったオカルト雑誌の編集者。失踪直前まで彼は、未解決事件の捜査資料や、怪現象にまつわる特集記事、お蔵入りとなった過去の取材メモなど… 様々な情報をかき集めて何かを調べていたらしい。彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢はライターの千紘とともに、それらすべての出来事が❝近畿地方のある場所❞で起きていた事実を知る。なぜその場所で事件が発生するのか?そして―❝ある場所❞とは一 体どこなのか?…。衝撃の展開が連続する新感覚の場所ミステリー=❝場所ミス❞が幕を開ける。
失踪事件の調査をすすめるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘役に菅野美穂。千紘と行動をともにしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生役を赤楚衛二のW主演。2人のこれまでのキャリアの中でも異色の役どころに挑戦している。
予約映像(60秒): https://youtu.be/7PhOdiZc9-s
「行方不明の友人を探しています」・・・から始まる“コワ面白い”衝撃展開の連続!特報映像も解禁。予告の冒頭は、ライターの千紘が「行方不明の友人を探している」と独白するシーンからはじまる。オカルト雑誌の編集者が行方不明となった。彼が失踪直前に調べていた過去の記事や取材メモを手掛かりに調査を開始する同僚の編集部員・小沢と千紘。調査の過程で入手した数々のビデオ映像を再生すると、そこには―【未解決の幼女失踪事件】【林間学校での集団ヒステリー】【ベランダに立つ赤い服の女】【動画配信者が心霊スポットに凸撃して狂乱】・・・など、様々な怪奇現象が記録されていた。そして、すべての情報に、ひとつの共通点が浮かび上がる。それら未解決事件や怪現象はすべて〈近畿地方のある場所〉で起きていたのだ。そこには一体何があるのか?恐るべき謎の全貌は?二人を待ち受ける衝撃の真相とは!?
併せてW主演の二人から、映画の公開を待ち望むファンへメッセージも到着。千紘役の菅野は「自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作」と小説を絶賛した上で、「見たことのないような映画になると確信しています」と手ごたえを明かしている。小沢役の赤楚は、「白石監督の『テケテケ』、『ノロイ』、『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる!と率直に思いました」と、かねてより白石監督ファンであったことを告白。「この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう一回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください」と、映画の魅力を力説している。
さらに先日「見てはいけない動画」と「聞いてはいけない音声」のQRコードで1組の男女の顔が覆われたビジュアルが話題となったが、顔面を覆うQRコードが外され、菅野と赤楚の顔が明らかとなった。「私の友人が行方不明になりました。情報をお持ちの方はご連絡ください」というコピーにより、まるで二人が行方不明者になってしまったようにも捉えられる、本作の“得体の知れなさ”“形容しがたい違和感”が表現されたビジュアルとなっている。
映画『近畿地方のある場所について』 8月8日(金) 全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2025「近畿地方のある場所について」製作委員会