
長澤まさみ(主演)×柄本佑×石橋静河、新鋭・広瀬奈々子監督による映画『このごにおよんで愛など』が11月27日(金) に公開される。
2019年に柳楽優弥主演の映画『夜明け』で監督デビューを果たした広瀬監督が、自ら企画立案・脚本を執筆し、長い歳月をかけて完成した意欲作が、長編映画2作目となるオリジナル作品『このごにおよんで愛など』だ。「もっといろんな家族の形があってもいいんじゃないかという思いから生まれました」と監督が語る本作は、“わがままで、ずるくて、だけど愛おしい”、そんな主人公・詩(うた)と、彼女に振り回される夫・杜夫、恋人・潤奈の3人が織りなす、一筋縄ではいかない多様な愛の物語。
絵本作家の主人公・詩を演じるのは長澤まさみ。プロデューサーが「初めて台詞を読んでもらった際に、瞬く間に詩が現れた」と語るほど、自由奔放に振る舞うけれど何処か憎めない、わがままでチャーミングなキャラクターを見事に演じた。詩のキャラクターについて自身も「理想とか現実とか、正義感みたいなものが混ぜこぜになっていて、それでも、彼女の素直な態度や、素顔が周りを吸引」すると、コメントしている。
気遣いができ料理が得意な一面と、古き良き家族観の間で揺らぐ詩の夫・杜夫役を演じるのは柄本佑。「不器用な欲しがりさんたちがお送りする愛に関する映画」と3人が織りなす物語にコメントを寄せた。
詩の恋人で、担当編集者でもある潤奈役は石橋静河。石橋は「不器用で、ハリネズミのように棘があって、でも心の中には子どものような柔らかさを秘めた人」と語る。詩に不満を抱きながらも一途な愛情と強い芯を持つ女性を演じた。
広瀬監督も「編集中にもこの3人でよかったと作品が喜んでいるように感じる場面があり、改めて幸せを噛み締めています」とこの奇跡的な組み合わせのキャスティングに手応えを感じている。
さらに、既存の価値観にとらわれない作品をつくりたい、という監督の思いから、ホウ・シャオシェン監督の後期作品や『台北暮色』(ホアン・シー監督)などの撮影監督を担ってきたヤオ・ホンイーをはじめ、撮影と照明に台湾スタッフが参加した日台合作映画となった本作。撮影は昨年9月から10月にかけて行われ、すでに完成をしている。
特報映像:https://youtu.be/n-PvVF-A_ns
併せて解禁となった特報映像は、詩の「変なこと想像しちゃった。3人でこの家に住むの」というセリフから始まり、夫・杜夫にも、恋人・潤奈へも、好きだと奔放に気持ちをぶつける姿が描かれる。そんな詩のことを「わがまま」「いい加減」「だらしない」「欲張り」と言いながらどこか嬉しそうな口調の2人。本作の音楽を担当するシンガーソングライター・HIMIが手掛ける劇中曲にのせ、まさに“わがままで、ずるくて、だけど愛おしい”詩のキャラクターと物語の一端が垣間見える映像となった。
ビジュアルは映画『怪物』や『ファーストキス 1ST KISS』などで印象的な一瞬を切り取ってきた、写真家・末長真による、3人の関係性を見事に映し出した1枚を、映画『爆弾』や『ルックバック』を手がけた吉良進太郎がデザインに落とし込んだ。
多様な生き方が模索される時代だからこそ描ける、愛する人と一緒にいるために必要なこととは──?夫と恋人、二つの愛を手に入れようとした詩の、突拍子もない提案から始まった3人の生活。ありのままの自分を、目の前の人をどう愛し、共に生きるか試行錯誤する日々を丁寧に描いた、映画『このごにおよんで愛など』は11月27日(金) 公開となる。
配給:K2 Pictures © 2026 K2Pictures

