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2014年12月5日 12:12

ブラッド・ピット主演『フューリー』、こだわりの“兵士たちの食卓シーン”公開!

全米No.1 ブラッド・ピット最高傑作、本年度アカデミー®賞最有力作品

フューリー

ブラッド・ピットが最もこだわった「兵士たちの食卓」シーンとは?

5人の兵士たちが食事を囲む”ひととき”をとらえた場面写真一挙公開

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11月28日(金)、全国332館で公開されたブラッド・ピット主演『フューリー』は、洋画No.1の興行収入となる264,139,000円(11月28日~30日・3日間累計)を記録、公開週ランキングで見事2位((1 位:『寄生獣』)にランクイン、

12月2日(現地時間)に米ナショナル・ボード・オブ・レビューから発表された、アカデミー賞の前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、2014年のトップ10作品に選出されると共に、固い絆で結ばれた兵士たちを演じたブラッド・ピット、ローガン・ラーマンら5人のキャストに、「アンサンブル演技賞」が贈られたことも話題となっております。

デヴィッド・エアー監督による優れた脚本に惚れ込み、自ら主演と製作総指揮をつとめることになったブラッド・ピットは、来日記者会見で「僕は編集から携わっていましたので、完成する前の段階でこの作品が形作られていく過程を見ていた。僕たちが本当に作ろうと思っていた映画に仕上がった。生々しく臨場感に溢れ、まるで兵士になって戦争を体験するような映画になった。精神的にも肉体的にも追いつめられる兵士たちの過酷な状況を描く、とても普遍的な物語だ」と語り、ポストプロダクションにも参加、編集作業にも積極的に関わっていたことを明かした。

『フューリー』の全米公開は当初11月19日に設定されていたが、作品の完成度の高さから急遽10月17日に早められた。1ヶ月早まった公開に備え、9月上旬に作品が完成する予定だったが本編の完成は大幅に遅れた。その理由は、ブラッド・ピットによる編集への徹底したこだわりにあった。

今回公開された場面写真は、市街戦直後、制圧した町でウォーダディー(ブラッド・ピット)に連れられてノーマン(ローガン・ラーマン)がドイツ人女性との一時を過ごし、食事をする場面。白い壁で食卓を囲む5人兵士たちの、複雑な表情をとらえているショットの数々だ。

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実はこのシーン、当初は、ウォーダディーとノーマンがドイツ人女性と過ごす場面のみで、バイブル(シャイア・ラブーフ)、ゴルド(マイケル・ペーニャ)、クーンアス(ジョン・バーンサル)らが押しかける場面が丸々カットされていた。この編集版を観たブラッド・ピットは、5人の兵士たちが揃って食卓を囲むシーンを追加するよう監督を説得したという。

食事に誘われなかったことに腹を立てるバイブルは、ノーマンとドイツ人女性への嫉妬を露わにし、酔っ払ったゴルドはアフリカ戦線からの第二次大戦に参戦した過程や、ノルマンディー上陸作戦後の陰惨なエピソードを語る。クーンアスも抑えが効かなくなり罵詈雑言を放ち続ける。乱入した先輩たちにからかわれるノーマンの姿、荒らくれる3人、仲間が揃った食事を見守るウォーダディー。つかの間の休息は、苦々しい時間となって兵士たちに降りかかってきたかのようだ。

ジョン・バーンサルは、「最も大変で、怖かったシーンは夕食のシーンだ。この映画では、お互いに思いやりあり、相手をこき下ろすぐらいに親しくなれたから、どんな台詞が飛んでくるか分からないし、けんかになった時など、どっちを向いていいかも分からなかった。だから、夕食のシーンがどのアクション・シーンよりも怖かった」と、アドリブを交えた演技合戦で結実したこの食事のシーンを振り返っている。

やり場のない”怒り”(=フューリー)を抱え、複雑な心境を吐露する術がない5人の兵士たちの葛藤が描かれ、「このシーンがあるからラストのクライマックスが心に響く」や「言葉に出来ない複雑な心象を見事に描く秀逸のシーン」、「食事のシーンは緊張感が張り詰めていてドキドキした」など、マスコミからもお墨付きをもらっている。

つかの間の休息の後、家族以上の絆で結ばれた5人の兵士たちに更に過酷なミッションが下され、彼らは再び戦場へと向かう。

本編のクライマックス前に用意されたブラッド・ピットが最もこだわった、複雑な兵士たちの心理描写が込められた「食卓のシーン」は要チェックだ。

戦争アクションの枠を越えて、ヒューマンドラマとしての感動を呼び起こす『フューリー』は、全国で大ヒット上映中。

<ストーリー>

1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていくのだった……。

製作総指揮:ブラッド・ピット

脚本・監督:デヴィッド・エアー

出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル

配給:KADOKAWA    ©Norman Licensing, LLC 2014  

公式サイト:fury-movie.jp 

公式Twitter:https://twitter.com/fury_jp 

公式Facebook:https://www.facebook.com/fury.jp

11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか、全国で絶賛公開中!!!

 

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