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2019年2月1日 08:29

【前編】浅川梨奈&西銘駿にインタビュー! 理系男子×理系女子による実験ラブコメディ、劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

2019年1月11日にアイドルグループ「SUPER☆GiRLS」を卒業することを発表したことでも注目されている浅川梨奈と、『仮面ライダーゴースト』で知られる西銘駿がW主演した劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』が2月1日より公開される。本作は、累計発行部数60万部を超える大人気コミックを原作としたラブコメディで、2018年9月には全国7局でドラマ版を放送。劇場版はドラマ版の続編となる作品で、究極の理系男子・雪村心夜とツンデレ理系美女・氷室菖蒲のカップルが、理論的最高値のキスを目指して奮闘する姿を描く。ドラマ版に続いて、雪村を演じた西銘と氷室を演じた浅川に、撮影の裏話や本作の見どころを聞いた。

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——異色のラブストーリーが話題となったドラマ版ですが、映画化のお話を聞いていかがでしたか?

西銘 ドラマを撮影している時に、映画も撮ることは聞いていたので、劇場版の主演もできることがすごく嬉しいかったですね。

浅川 どう嬉しいの?

全員 あははは(笑)。

西銘 でも、仮面ライダー以外では初の主演映画なので、すごく嬉しいです。

浅川 そもそも、撮影はドラマよりも映画が先だったんですよ。最初の1週間で映画の撮影を行って、次の1週間でドラマを撮影したんです。西銘とは逆に私は、ドラマの主演が初めてだったので、もちろんそれも嬉しかったですし、ドラマと映画を続けて撮れることも嬉しかったです。キャストの皆さんもスタッフの皆さんも個性豊かで、すごく楽しい現場でした。今回のキャストは、私以外はみんな、“変身” (「仮面ライダー」や「戦隊もの」に出演した経験がある)できるんですよ。そろそろ、私も変身する時なのかなと(笑)。

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——お二人が演じられた雪村と氷室はかなり個性的なキャラクターですが、演じる上で意識したことは?

西銘 僕、頭がいいという役どころは初めてなんです。それに、僕自身は理系ではないので、難しい部分もありました。例えば、セリフには理系の単語がたくさん出てくるんですが、その単語の意味を調べても何のことだかわからなかったんです(苦笑)。理解しきれない単語をセリフとして言うのはすごく難しかったですね。撮影中は「自分はこのセリフの意味をわかっているんだ」と自分に暗示をかけながら言ってましたが、完成した映像を観たら、ちゃんと伝わってはきてたと思います。

浅川 自分で言っちゃった(笑)。

西銘 うん。だって、不安でしょう? 自分がわからないことを自信満々に言ってるんだから。

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——理系男子に見えましたよ!

西銘 あ、本当ですか!……ありがとうございます(照)。

浅川 褒められて嬉しいの?(笑)。

西銘 褒められるの苦手なんで(笑)。でも、映像でもちゃんと理系に見えてたと言ってもらえるのは嬉しいです!

浅川 私は、漫画を読み込みました。特にドラマは漫画に近いストーリー展開になっていたので、漫画を確認しながら演じるようにしてました。漫画を読みながら、(氷室)菖蒲のことを考えていると、例えオリジナルストーリーであっても、菖蒲ならこうするだろうなっていうのが浮かぶようになるんですよ。

それから、もちろん、菖蒲も理系女子なので、セリフには難しい単語がたくさんありましたが、それは極力理解するようにしました。実は私、漢字も得意じゃないんです(苦笑)。なので、赤ペンで漢字に読み仮名を書いて、暗記シートを使って覚えてました。まるで学校のテスト勉強みたいに(笑)。携帯も手放せなくて、意味がわからない単語はすぐに調べて…って、撮影中はずっとそんな感じでした。やっぱり、意味がわからない単語をいうのは気持ち悪いと思ったんです。覚えただけのセリフは嫌だなと思って。

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——本作に出演したことで、「理系男子」「理系女子」に対するイメージは変わりましたか?

浅川 撮影後の打ち上げに原作者の山本アリフレッド先生が来てくださったので、そこで少しお話させていただく機会があったのですが…先生とお話して、理系の方はこういう喋り方をするんだ、とか、こういうことを考えているんだというのを改めて感じて、面白いなと感じました。演技をしてみてというよりは、先生とお話して、理系の方をイメージできるようになった気がします。

西銘 僕は理系ではないので、公式に当てはめるということもすごく苦手だったのですが、この撮影で恋愛を公式に当てはめて考えていくというのがすごく面白いなと感じました。学生時代にそれを面白いと感じていればよかったのにってすごく後悔しましたね(笑)。

016s

劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』

出演:浅川梨奈、西銘駿、矢野優花、藤田富、荻野可鈴、佐藤友祐、鈴木つく詩、春日光一/桜田通
監督:旭正嗣、佐藤敏宏
原作:山本アリフレッド (フレックスコミックス「COMICメテオ」掲載)
脚本:幸修司、伊藤秀裕
配給:エクセレントフィルムズ、トリプルアップ
(C)2018「リケ恋」製作委員会

2019年2月1日(金)よりシネ・リーブル池袋ほかで全国順次ロードショー。

公式サイト http://vap.co.jp/rikekoi

■ストーリー

彩玉大学に通う恋するツンデレ理系美女・氷室菖蒲(浅川梨奈)は同じ研究室の究極の理系男子・雪村心夜(西銘駿)の姿に惹かれ、遂に恋の告白をする。しかし、飛び抜けた理系バカである雪村は「理論的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」と伝え、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める。デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測…そして理論的最高値のキスを目指すが、ことごとくうまくいかない。

大学内では証明実験の限界があると考えた雪村は、研究室のメンバーとともに大学のセミナーハウスで合宿することに。到着したセミナーハウスで理系研究室メンバーが、合宿のスケジュールを決めるために会議室に向かうと、自分たちは壁だと言い放ち、微動だにしない男女と遭遇。彼らは氷室や雪村とは全く別のアプローチで恋愛の定義に関する証明実験を行うため、セミナーハウスに3カ月以上も滞在している哲学を専攻する神凪悠(桜田通)をリーダーとした研究室メンバーであることが分かる。同じ目的を持ちながらも、お互いの方法論を認められない雪村と神凪は、それぞれの理論を証明するために、氷室を巡って対決することになる。果たして理系バカVS文系バカの勝負の行方は? そして氷室は理論的最高値のキスは実現できるのか?

ヘア&メイク:高橋 亮  
スタリスト:椎名倉平(浅川梨奈)/甲斐修平(西銘 駿)
写真撮影:篭原和也

 

 

 

 

 

 

 

 

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