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2024年1月18日 05:00

土屋太鳳、つらい目を意識しました! 佐久間大介、ストーカーを演じて楽しかった! 映画『マッチング』完成披露試写会

映画『マッチング』の完成披露試写会が1月17日(水)、都内で行われ、主演の土屋太鳳、共演の佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキ、杉本哲太、そして内田英治監督が登壇した。

本作は、今や身近になったマッチングアプリをきっかけに出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描いた新感覚サスペンススリラー。

主人公・恋愛音痴なウェディングプランナー・輪花を演じた土屋は、役作りについて「輪花はすごく普通の女の子なんです。プライベートで何かあっても、具合が悪くても、元気に頑張って生きている。(自分も)毎日毎日必死に役として生きる。あとは目から感情が伝わると思うので、常に輪花の目はつらい目であることを意識しながら、実際にこんな出来事があるのかなと思うときもあったけれど、意識的につらいニュースを見るようにしていて、心がつらくなっていた思い出があります」と苦しい撮影だったことを明かした。

“狂気のストーカー”永山吐夢を演じた佐久間は「ストーカーというと奇抜だと思うんですけど、愛があるからこその行動だった。吐夢の原動力は、何が大事で何があるからこう動こうと思ったのかを内田監督と会話させてもらいつつ、キャラを一緒に作っていただいたので、楽しかったです。僕の場合、監督と初めて会ったとき『君、目つきが悪いね』と言われ、目つきの悪さは簡単に(役に)入れました」と演技には自信を覗かせていた。

輪花に想いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛を演じる金子は「僕は主に二人とのシーンがほとんどだったんですけども、つらい描写も多いですし、心理的に深いところまで入っていくような描写も多かったので、真正面から役に入っている太鳳ちゃんと、2秒くらい前まで喋って付き合ってくれる佐久間くんの二人に助けられました。(役柄に)引っ張られることもなかったし、(役柄に)切り替えることも二人と一緒だからできたかなと感じている。感謝しています」と話した。

杉本は「皆さんとは現場でのすれ違いする程度。斉藤さんとは30年ぶりに、ここでお会いしました。土屋さんとは以前にも、映画で親子の役をやっておりまして、なので(本作で)親子関係はスムーズに築けたかなと思っているんですが、その気付けた親子関係も・・・。言えないのですが、楽しみにしていただきたいです」と口ごもった。

斉藤は「私の役は、最近は最早お約束となりつつある“怖い担当”をさせていただいております(苦笑)。私は基本的には後半の少しのシーンに参加させていただいている状況でした」と役柄を語りつつ、「撮影中のとても印象的だったことは、土屋太鳳さんはとても明るく、かわいらしいというイメージがとても強かったんですけれども、実際にご一緒するシーンは物語のクライマックスに近い部分だったので、彼女の演技が深く暗く、張りつめている感じで本当に素晴らしい女優さんだなと感じたこと、そして、あんなに完璧にストーカーの陰鬱な役をやっているにもかかわらず、カットがかかった瞬間に突然違う別の人間になる佐久間さん。私はちょっと心の中でパニックになりました(笑)。ある意味すごいなと感じました」と、二人の演技に称賛を贈っていた。

内田監督は「(斉藤とは)今回初めてお会いして、重要な出会いの中、カットがかかると、佐久間くんが現場を明るくしていただき、そこでお腹がすいたなと思ったら、太鳳さんがお菓子を差し入れしていただき、それをスタッフたちが家に持って帰るんです。今回は役者さんに恵まれたなと思って、本当に幸せな現場でした」と振り返っていた。

イベントの後半には、マッチングアプリで自身の考えるプロフィールを公表し、観客がマッチングしたいかどうかを判定する。配布されたうちわ(ピンクがOKで、青はスキップ)で回答するというもの。

土屋(ハンドルネーム:TAOHANI)は「趣味:人をマッサージすること。自己紹介:東京生まれの野生児。体育会系。アウトドアが好きなので、キャンプや釣りを経験したい。富士山にも登りたい(一部省略)」などと紹介し、ピンクが多数でマッチング率が高め。

佐久間は「江戸川育ちのアニメオタク。動物が好きで、動物園や水族館によく行きます。車の運転が好きなので、どこへども連れて行きます!(一部省略)」と続き、やはりピンクが多数。佐久間は「今、青を挙げた人はあとで裏に来てください!」などと大はしゃぎ。

そして、金子は「生まれは東京育ち。綺麗好きなので、清潔感のある生活を約束します」と紹介。土屋は「なんか新入社員みたい」、佐久間は「仕事できなさそう」と批判的だったが、マッチング率は3人のなかでは最高だったよう。さらに、てつくん(杉本)、ラジオネーム温泉行きたいさん(斉藤)が紹介され、斉藤がトップのマッチング率をたたき出した。

イベントの最後には、内田監督は「確かに怖いシーンもあるんですが、意外に笑いもあります。手で顔を覆いたくなる(怖い)シーンでは手の隙間を2㎝ぐらいあけて、全部見ないともったいないので、隙間からぜひ見ていただきたい。ジェットコースターみたいな感覚で見ていただければと思います。あとは、(登壇した)この5人のキャラと映画の中でのキャラが全然違うので、比べながら楽しんでいただきたいと思います」と映画の見方を伝え、土屋は「マッチングアプリは身近な存在になっていて、このアプリでいい出会いに恵まれた方がたくさんいらっしゃると思います。この作品で伝えたいのは、人の本質を見よう、人と丁寧に繋がっていこうということを大切に!という思いも入っているんです。この映画は、観た方によって感想が変化していくと思います。よかったらSNSでぜひ感想を送ってください。お待ちしております」と訴えて、イベントを締めくくった。

映画『マッチング』 2月23日(金・祝) 公開
配給:KADOKAWA
©2024『マッチング』製作委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

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