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2024年1月22日 14:22

監督・福山雅治が映画の見どころを明かす! 『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏』公開初日舞台挨拶

『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』の公開初日舞台挨拶が1月19日(金)に都内映画館で実施され、自身初のライブフィルムにして自身初となる監督を務めた福山雅治、そして劇中で福山の子ども時代を演じた柊木陽太が登壇し、映画公開の喜びを語った。

福山は観客へ向けて「想像していた映画と違っていたら嬉しい」と作品への想いを述べるとともに、「ライブはライブ自体が本番。ライブを映画にする意味がどこにあるのか?を見出すところから始まった」と当初はライブフィルムの制作に乗り気ではなかったと告白。「実際のライブでは見えない・聴こえないが、僕の中ではこう見えてほしい・聴こえてほしいという理想の演出を詰め込み、この映画でしか味わえない作品にしたいという思いが生まれた」と、制作を通して、本作で表現したいものが明確になっていったことを語った。

撮影を進めていく中で「物語があって初めて映画になる」という考えから、「かつての僕が少年時代に初めてライブを見に行った時の感覚を思い出し、音楽に憧れていた頃の少年・福山が、ステージに立つ54歳の自分自身に会いに行く」という物語を表現するため、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で共演し、福山の子供時代を演じた柊木に「映画の物語の部分を担ってもらうために出演してもらった。柊木さんしか考えられなかった」と本作への起用理由を語った。

音楽好きという共通点を持つ福山と柊木は、ドラマ共演時から休憩中にピアノを連弾したりギターを弾いたりと共に音楽を楽しんでいるそうで、イベント時にも福山は「今日もピックいっぱい持ってきた!」と自身のライブで使用したというギターピックを柊木にプレゼント!

福山は本作の見どころについて、「かつての自分のことを思い出したり、昔の景色、匂いや感情を思い出させてくれる音楽はある種のタイムマシーンだと思っていて、音楽の持つ時空を超える力を映像表現した体験型の映画」、「ハリーポッターの映画は見終えているけどハリーポッターのアトラクションに乗るように、ライブは終わっているけれど映画の世界でもう一度旅をするような、見ているだけではない、アトラクションのような映画」と表現。それに対しMCから「ましゃ・ザ・ライド」の様なものか?と問われると、福山は「ライドしていいですよ」と返答し、場内が沸き上がった。

最後に福山は「未知なる挑戦だったが、映画の制作を経てライブでやりたい表現がさらにクリアになった。2025年は35周年を迎えるので、大きい動きをしたいと考えているので、それに向けて映画も楽しんで欲しい」と来年への期待を込めて締め括った。

『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』
全国公開中[4週限定]

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