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2024年2月6日 05:00

佐々木蔵之介&木村多江、娘役の齋藤飛鳥を絶賛!佐々木「めちゃくちゃ頑張ってはりました!」木村江「褒めるまでもない。本当に素敵だから!」 『映画 マイホームヒーロー』完成披露イベント

『映画 マイホームヒーロー』の完成披露イベントが2月5日(月)都内で行われ、主演の佐々木蔵之介、共演の齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、そして青山貴洋監督が登壇した。

鳥栖家を支えるごく普通のサラリーマン・哲雄(佐々木)は妻・歌仙(木村多江)、娘の零花(齋藤飛鳥)と共に幸せに暮らしていた。そんな平穏が突然崩れ、殺人・偽装工作・半グレ犯罪組織との攻防と様々なピンチが襲い掛かり、息もつかせぬドキドキハラハラの展開で話題を呼んだドラマの続編&完結編。

佐々木は、去年放送されたドラマの評判について「鳥栖哲雄が怖くて、怖いシーンは観れなかったとか、すごく笑ったとか、意外に楽しんでくださって、すごく嬉しいです。(ドラマの)最終章に行くと、恭一(高橋)に罪をなすりつけたので、『鳥栖哲、お前何してくれてんねん』とか『鳥栖哲、お前いい加減にしろよ』という声も聞きました。でも(恭一が)何とか生き延びてくれたので・・・(笑)」と高橋に振ると、高橋が「今日、ここでご一緒できてますね」と笑顔で返していた。そして、佐々木は「この映画でひとつの答えを出します」ときっぱり語った。

さらに、完成した映画を観た感想を問われた佐々木は「ここにいらっしゃる(登壇者の)皆さんが生き生きとスクリーンをはみ出るばかりに暴れ回わってはるのがすごく嬉しかったです。プロデューサー、キャストもスタッフもみんな、原作に敬意を払って作っていましたので、魂や心が映画にもちゃんと投影されていると思うので、楽しんでいただければ」と自信を覗かせた。

さて、映画はドラマから7年経過し、隠した死体が見つかってしまうという衝撃のシーンから始まる。哲雄は7年間逃れ続けているが、佐々木は「7年間、1日たりと安心した日はなかったと思いますね。罪悪感なり後悔はしていたし、そして人を殺めたのに新しい命(長男の誕生)を授かり、そして最愛の娘(齋藤)が警察官になったということが大きいですね。でも家族を愛するというのを礎に主役を演じきりました」と語った。

齋藤演じる零花は7年後に刑事になり、父の罪に迫っていく。ドラマ版とは異なる役柄に、齋藤は「私はお芝居の細かなことより、いただいた本を素直に受け取り、素直に演じることに徹しました。あとは私が素直に演じることで、7年の経過や、どんな空気感が家族に流れているかを感じ取ってもらえるよう、私は素敵な脚本についていっただけで、多分何もしていないです」と謙遜気味な反応。

それを受け、佐々木は「(齋藤は)めちゃくちゃ頑張ってはりましたよ。警視庁捜査1課やもんね。優秀な刑事になってよかったと思いつつ、ドラマの中ではほっこりしたシーンで安心してたんですけど、今回はずっとひりひりしていました」と明かす。

齋藤は、哲雄(佐々木)とのシーンについて「零花も真相に迫っていきたい。真相をちゃんと掴みたいという真っ直ぐな気持ちと、掴んでしまうと自分のお父さんが犯人なのかという気持ちの、もどかしい感情の動きが忙しない中で、家族とのシーンもずっと落ち着かない。母・歌仙(木村)の優しい顔を見ても、いろいろ抱えているかと、ずっと心の落ち着かないような日々だった気がします」と難しい立場を演じていたことを明かした。

父と娘を見守っている母・歌仙を演じた木村は「7年間経って、息子が1人増えるんです。さらに成長しているたくましい零花さんがいて、たくましくなって微笑ましい分、ハラハラしてジェットコースターに乗ったような気持ちで演じました。一緒にハラハラドキドキしていただけるんじゃないかなと思います」とアピールした。そして、齋藤の演技についても「褒めるまでもない。本当に素敵だから。齋藤飛鳥が本当に大好きになっちゃった」とベタ褒め。佐々木も「僕は本当に、飛鳥ちゃんのシーンで泣いちゃった。飛鳥ちゃんが動くたびに泣いてしまった」と両親揃って娘を絶賛した。

恭一は非常に重要な鍵を握る男。哲雄のワナに嵌まって組織から追われ、身を隠して生き残っていた。恭一を演じた高橋は「まずは恭一が無事で何よりだったなと思います。生きてましたね〜。哲雄は死んだと思ったでしょうけど、残念!生きてました(笑)」と佐々木に向かってニッコリ。「7年間半グレに追われ哲雄とも再会する。7年後の気持ちの持って行き方はすごく考えましたし、7年後の芝居をするのも初めてだったので、どうやって作っていこうかなと思いながら、楽しみながら撮影に臨んでました」と振り返った。また、撮影中でのエピソードとして「蔵之介さんや琉弥がホテルに泊まる日に、僕も一緒の撮影日で、琉弥と日帰りサウナに入りに行ったこと。サウナに入ると、蔵之介さんも座ってはって、ラッキーでした(笑)」と笑顔で語った。

哲雄の秘密を知る謎の男・大沢を演じた宮世は「復讐心があるということで、復讐する目的だけでお芝居をさせていただき、それ以外はもう何も考えずに演じました。『何の躊躇もなく何でもやってやるぞ』と全ての動機を落とし込んで演じたので、観ているお客様にはサイコパスに映るんじゃないかと思います」と一点に没入して演じたことを明かした。

哲雄を追い詰める犯罪組織のトップ間野会のラスボス・志野を演じた津田は「衣裳合せの時に監督から『クセをバリバリ強くしてください』とのリクエストをいただき、そんなに楽しいことをリクエストいただいて本当にいいんですか?と。台本に書いていないこともたくさん提案させていただいて、とにかく遊ばせていただきました。佐々木さんを追い詰めていくのは、楽しかったです(笑)。佐々木さんはめちゃくちゃリアクションをとってくださるので、一緒に芝居をしていてすごく楽しかったです」と佐々木との共演シーンを振り返った。

津田と対峙した佐々木も「こちらこそめちゃくちゃ楽しかったです。ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を付けられ津田さんがその血を舐めて…こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)」などと津田の決闘シーンを回想した。

イベントの後半には、2月4日に誕生日を迎えた佐々木へのバースデーサプライズ。マイホームヒーローをあしらえた大きなバースデーケーキが登場。まさかのサプライズに佐々木は「ドラマの中でも零花がいつも誕生日のプレゼントをくれるんですよ。これはドラマなのか現実なのかわからないくらい嬉しいです。生きてきてよかったです」と感無量の様子。さらに観客全員で佐々木に“ハッピーバースデートゥーユー”の合唱を佐々木にプレゼント。佐々木はろうそくの火を消す素振りを見せ、嬉しさを隠していた。

『映画 マイホームヒーロー』 3月8日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会

 

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