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2023年10月18日 05:00

佐々木蔵之介 来年3月までずっと応援して! ドラマ&映画『マイホームヒーロー』制作発表イベント

ドラマ&映画『マイホームヒーロー』の制作発表イベントが10月17日(火)、都内にて行われ、主演の佐々木蔵之介、共演の高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇した。

累計360万部突破!「ヤングマガジン」で大人気連載中の『マイホームヒーロー』は、今年4月にTVアニメ化も果たした話題作。ごく普通のお父さん・鳥栖哲雄(演・佐々木蔵之介)はある日、娘の彼氏を殺して〈殺人犯〉になってしまう。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった―。娘を守るために、殺人犯になった父。夫の秘密を守り、支える妻・歌仙(演・木村多江)。そして、何も知らない娘・零花(演・齋藤飛鳥)。推理小説オタクの“ただのおじさん”は家族を守るために間島恭一(演・高橋恭平/なにわ男子)ら犯罪組織との命を懸けた絶対に負けられない闘いに挑む―! 10月24日(火)からMBS/TBSドラマイズム枠にて放送開始。さらに来春、怒涛のドラマシリーズを経て、映画化も決定している。

佐々木は「原作は拝見しました。はっきり言って(主人公は)殺人者。犯罪者なんですけど、マイホームヒーロー。このギャップにやられまして、彼は淡々と遺体処理を料理のレシピのようにこなしていくんですけども、このリアルティもありながら、面白味もあるという。このキャラクターを演じさせていただけるのは、こんな光栄なことはない。こんな役者冥利に尽きることはない」とオファーされたときの感想を述べ、「実際撮影中もとても幸せな期間でした」と振り返った。

高橋は「めちゃくちゃ嬉しかったです。原作も知っていて、僕の役柄としては半グレでちょっと切れ者。初めての役柄で、しかもずっとやりたかった役柄でもあったので楽しみながら、挑戦になるのかなと思いました」と述懐した。

そして齋藤は「大好きなスタッフさんから絶対に受けた方がいいよと言ってくださったので、やってみようと思いました。このような作品に出演できて光栄です」と話した。木村は「原作にあるものって皆さんのイメージがあるので、それを壊しちゃいけないと思ったんです。原作の漫画を見たら結構似ている、いけるんじゃないかと思って、でも眼鏡をかけると阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんが頭をよぎって、そこは被っちゃいけない」などそれなりに工夫したことも明かした。

撮影は今年2月から行われて、すでに撮影は終了している。演じ終えての印象について、佐々木は「ほぼ9割がピンチなんです。それに頭がぐるぐるフル回転、体も動かしながらという役がずーっと続いていて、隣のいる人(高橋)に殴られたり、蹴られたりしながら血だらけになりながら毎日毎日撮影したんですが、それが最高でした。本当に気持ちいい期間でした。撮り終えてこの役が離れていくのかと寂しいぐらいでした」と充実した現場だったを明らかにした。

高橋は「現場では僕が断然最年少だったので、その中でどうやって半グレみたいな貫禄を出せるか、そこそこ怖さを出せるよう頑張りました。いい意味で(他人から見て)めちゃくちゃ怖かったですよ」と自身の演技に胸を張っていた。

そして、斎藤は「蔵之介さんと多江さんがぴったり(の夫婦役)のはまり役だということが容易に想像でき、お二方の娘役なので、安心して現場にも入れましたし、零花ちゃんは基本的にほっこりしたシーンばかりだったので、皆さんがピリピリしている間も、私は結構ダラダラやっていました(笑)。蔵之介さんも多江さんも私と同じシーンの時はほっと一息ついてくれてたら」と和ませ役に徹していたそう。

現場の雰囲気について、佐々木は「寒い中、ヒヤヒヤドキドキのシーンばっかりだったので、空き時間は皆とおしゃべりしましたね。飛鳥ちゃんとは本当に平和はやったなあ(笑)。ピアノのシーンは全部(齋藤が)自分で弾いていました」と齋藤のピアノにも言及。

さらに、佐々木は高橋のアクションシーンにも言及。高橋は「ダンスをやっているので、ターンするときに変なクセがついたり、クセを取るのに時間がかかりました」と述懐。さらに拳銃を使う際に耳栓をするのだが、耳栓が入らず苦戦したことも明かした。

本作のタイトル『マイホームヒーロー』にちなんで、自分は○○ヒーローだと思うことは?真っ先に佐々木は「母方が山梨出身ということもあって、『ブトウを食べるの早いヒーロー』。僕はあんまり意識してなかったんですけど、相当早いみたいなんです」と唖然とするような回答。

続く齋藤は「パッキングヒーローです。旅行のときもそうだし、綺麗に入れるのが好き。冷蔵庫もパズルみたいに綺麗に高さを揃えて入れられます。アイロン掛けも好きです」と胸を張り、「(スーツケースには)ガッタガッタ無理矢理詰める」という佐々木を驚かしていた。

さらに木村は「小さい頃に飛び蹴りの練習していたんです。柔軟性もジャンプ力があって、誰かに跳び蹴りをやってやろうと思って、なかなか弟ぐらいにしかやってないですけれども。高さと足の角度と強さを誇っております」と跳び蹴りヒーローを自称した。

段々難易度が高くなって、高橋は困り気味に「僕は電柱ヒーローですね。この前夜道をめっちゃ眠くて、(電柱にぶつかりそうになって)すぐさま反射神経でシュッと躱したという電柱ヒーローでした」と得意気になっていた。

イベント最後には、佐々木から映画化の詳細報告。「映画化があるぞとお伝えしていたんですけど、日程が決まりました。公開は2024年3月8日公開」とアナウンス。出演が発表されているのは今のところ佐々木のみ。高橋、齋藤、木村は揃って「チョロッと出たいかも」と出演するかお茶を濁していた。

さらに、佐々木は映画の見どころについて「ドラマは全10話で、映画はその続きになります。主人公・鳥栖哲雄は犯罪を犯すんですが、家族のためと言い続けているんです。その一方で、いつか全て許される日が来るだろうと思い続ける。こんなことをしてしまったけれども、家族のためだという葛藤が映画の大きなテーマになっています。映画は3月8日、そしてドラマが10月24日からいよいよ始まります」と紹介した。

改めて、佐々木は「2月から5月まで撮影してきました。原作を最高の形で映像化したいと思って、皆で知恵を絞って撮影してきました。犯した罪がいつか許される日が来るんだろうか?年を跨いだ3月にその答えを彼が出そうとしています。今日一緒に来て見に来ていただいた方。このまま来年3月まで一緒に鳥栖兄ならびに半グレ(間島恭一)を応援してください」とイベントを締めくくった。

ドラマ『マイホームヒーロー』は10月24日(火)よりMBS/TBS系列28局で全国放送

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