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2024年4月13日 06:00

江口のりこ&中条あやみ、スタンディングオベーションに感無量! 映画『あまろっく』兵庫県先行公開舞台挨拶

映画『あまろっく』の兵庫県先行公開を記念し、4月12日(金)に映画の舞台となった尼崎市にある<MOVIXあまがさき>にて舞台挨拶が行われ、39歳独身の娘・近松優子を演じた江口のりこ、優子の父の再婚相手である近松早希に扮した中条あやみ、優子の見合い相手・南雲広樹を演じた中林大樹、そして中村和宏監督が登壇した。

本作は、エリート街道をひた走るも理不尽なリストラに遭い、実家でニートのような暮らしをしている39歳独身の娘と65歳の父(笑福亭鶴瓶)、そして父が連れてきた20歳の再婚相手が引き起こす悲喜こもごもを映し出す“ご実家コメディ”。

満席の観客からステンディングオベーションで大きな拍手と歓声で迎えられた4人。江口は「朝早くからありがとうございます。ご苦労様です」と9時からの上映だった観客を労い、中条は「平日の朝の早い時間からありがとうございます。皆さんよっぽどお暇なんやと思います(笑)」と笑わせたうえで、「立って拍手までしていただいて感無量です」と感謝の思いを述べた。

まずは、前日の阪神甲子園球場でのファーストピッチについて聞かれた中条は「とんでもないです。お騒がせしております」と謙遜すると、場内からは大きな拍手が。中条は「『あまろっく』を背負って甲子園のマウンドに立ってると思ったら舞い上がってしまって。左足を上げて練習していたのに、本番では右足を上げてしまって。「あれ?投げられへん」と思ってパニックになってしまいました」と苦笑い。それでも、「最後はバシッと決める女なんで」と江口が絶妙なツッコミで会場を笑わせた。

江口は中条について「気持ちが柔らかくて全てを受け入れてやってみる姿勢がすごい。すごくお茶目で、面白いことが大好きな人で。皆さんが思ってるイメージ以上にやんちゃな人です」と語った。さらに続けて、「あやみちゃんも鶴瓶さんも中林さんもそうですが、その人としか成立しないお芝居ばかりだったので、皆さんに助けてもらったから映画が完成したんだと思います」と感謝の意を示した。

江口演じる優子に恋をする南雲を演じた中林は「撮影中も空いている時間にたくさんしゃべらせてもらって。皆さんも気づいてらっしゃると思いますが、江口さんは笑顔がめちゃくちゃ可愛いんです。その笑顔にキュンキュンしてしまって。南雲なのか自分かわからなくなるぐらい」と明かし、江口は「すごく嬉しいですね」とボソッとひと言。

本作の舞台が尼崎であることについて中村監督は、「小学6年生まで尼崎に住んでいた」こと、「6年前の大きな台風が関西を襲った時に、尼崎は「尼ロック」があったから被害が少なかったという記事を読んだ」こと、「存在すら知らなかったので調べてみたら大切な施設だとわかって。隠れた英雄的なひっそりと街を守っている感じが“お父ちゃん”ぽいなと思いました」と映画の着想したきっかけを明かした。

さらに、中村監督は「2時間丸々関西弁でしゃべってる中条さんが見たかった。東京ガールズコレクションではなく三和商店街を歩いてほしかった」と尼崎の商店街の名前を出すと場内からは笑い声が。

また、試写会では中村監督が涙しているのを見て中条も泣いてしまったそう。中条は「そんなに私のお芝居がひどかったんかな?」と笑わせ、「6年間この脚本を温めていた監督の思いを聞いてましたし、私も江口さんをはじめキャストの皆さんのことも大好きで、いい映画やったなと思って外に出たら、監督が私の顔を見た瞬間に泣き始めたんです」と振り返った。

最後に、江口は「今日はありがとうございました。めっちゃわかりやすい話だと思うので、たくさんの人と一緒に観ていただけると嬉しいです」、また中条は「テクノロジーが進化している現代で、家族って大変やし、アナログに関係をつくっていかないといけないめんどくさいところがある。でも、そういうところも幸せなんだと感じてもらえる作品だと思います。兵庫県の皆さんの評価で、全国の映画館の上映期間が決まります。たくさんの方に広めていただけると嬉しいです」と作品をPRして、舞台挨拶は終了した。

映画『あまろっく』
4月12日(金)より兵庫県先行公開中公開中
4月19日(金) 新宿ピカデリー他 全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ 
©2024 映画「あまろっく」製作委員会

 

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