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2024年5月22日 05:00

京本大我「主演が試写を観てボロボロ泣きました!」 古川琴音「私も自分が出ている映画を観て泣いたのは初めて」 映画『言えない秘密』完成披露試写会

映画『言えない秘密』の完成披露試写会が5月21日(火)に都内の劇場で行われ、主演の京本大我(SixTONES)、ヒロインの古川琴音、共演の横田真悠、尾美としのり、そして河合勇人監督が登壇した。

過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(みなと)は、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃が奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出逢いを果たし、二人で過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまう――。

京本は今の気持ちについて「1年ぐらい前に撮影していたので、映画は届くまで編集などいろいろ時間がかかるので、こうして素敵な映画を皆さんにお届けできるのは何より嬉しいですし、僕たちも自信を持ってお届けできる素敵な作品に仕上がってますので、皆さんのお力も借りて、作品を盛り上げていけたら」と胸を張った。

京本は、自身初の映画単独主演作ということで、オファーが来たときは気持ちを問われ「最初はふわっとしたオファーで、マネージャーから『ピアノはどれぐらいできるの?』というところからスタートして、当然『僕は独学でこんなもんしかできません』と素直にお返事したら、次に『実はピアノの音大生の物語の映画で、どうですか?』という2段階のオファーだった。自分の力量を伝えた上で、大変なクラシックの演奏がある役をオファーしていただいたので、僕なりに責任とプレッシャーをいろいろ感じながら、何よりも映像の仕事は久しぶり。オファーいただいた段階では、まだドラマの出演も決まっていなかったので、もうただただ震えてましたね。でも素敵な機会だったので受けさせていただきました」とオファー時の心のうちを振り返った。

恋愛映画で初めてのヒロイン役を演じた古川は「この役を私にオファーしてくださるのは意外というか、自分に対してそんなイメージを持っていなかったので妙にドキドキしました。このピュアで無垢な役を自分がどう演じられるか、何か新しい挑戦でもあるなと思いましたし、京本君の相手でファンの人を怒らせないかなとか、いろんなことを考えました(笑)」と自信を覗かせていた。

湊人の幼馴染みのひかりを演じた横田は「おしゃれが好きな等身大の大学生をやりたいなと思っていたから、音大生っぽい服装とか、髪型のアレンジをちょっと楽しんでみたりという外側の役づくりもしましたし、あとは素直に自分が思ったことが表情に出ているところもひかりちゃんのいいところなので、そこも意識しました」とコメントした。

湊人の父親を演じる尾美は、京本との共演について「(京本は)本当に真面目な人という感じ。一緒にいるシーンではピアノが置いてあるんです。京本さんは照明とか、カメラのセッティングをしている間はずっとピアノを触ってました。(撮影が)終わって『よかったねぇ』みたいな話はしたけれど、『・・・だったね』みたいな話は今日が初めてです(笑)。だから、近寄れない感じでした」と京本のピアノ演奏に言及した。

対して、京本は「琴音ちゃんはピアノ経験者で、僕は独学だったのスキルの違い、経験の違いはもうめちゃくちゃありましたし、課題曲も多かったんです。7曲前後あった気がするので、本当に追われてました。セリフだけでも大変なんですけど、プラス演奏という部分で寝てしまうと次の日が来てしまうので、とにかく寝るまでどれだけ練習できるかでした」と練習に明け暮れたことを明かした。

河合監督は「ピアノが弾けるのは当たり前の状態ですから、二人にはピアノに必死になっては駄目だと、とにかく、ピアノが弾けて初めて湊人と雪乃の役柄が始まるんだということを一生懸命伝えて、プレッシャーをかけてました。横田さんの演じたひかりは湊人の幼なじみで、一方的にひかりが湊人に惚れているんです。どんなに嫌われても、ずっと湊人を支えるという役だったので、鉄のハートを持って臨んでくださいと伝えました」とムチを振り続けていたことに触れた。

京本は、初号試写を観た感想として、Xで『とにかくボロボロ涙がこぼれました』と投稿していたという。京本は「初主演映画ですけど、それに感動したということは全くなく、ただ作品が良すぎた。主観的というより客観的に観てボロボロ涙が出たので、公開されてからも僕みたいにボロボロ泣いてしまうのは不思議なことじゃなかったって早く思いたいですし、皆さんにも泣いてもらっていいです」と呼びかけた。

同じく試写を観た古川は「胸がいっぱいになったというか、私も自分が出ている映画で泣いてしまったのは初めてのこと。自分が恋愛している姿を客観的に見るのは拒絶反応があるんですけど、そこを乗り越えて、湊人と雪乃が二人の時間を一生懸命生きていたんだというのが伝わってきました。一番私がグッときたのは、湊人君の表情です。(雪乃の)秘密を湊人は分かってくれないだろうな、この秘密を抱えてまであなたのことを思っているんだよという気持ちって、ずっと片思いをしているように感じていたんです。でも本編を観て、雪乃がいなくなってからの湊人の雪乃を思う姿を観て胸がいっぱいになりました」と胸の内を吐露した。

イベントの後半には、作品のタイトルにちなみ「人に言えない秘密」を問われ、京本は「この作品に限らず、いろいろ恋愛ものに挑戦させていただいくことが多く、キスシーンも。それが本当に下手で(苦笑)。早く近づきすぎて、相手の顔がどこにあるのか分からなくて、行っちゃえ! すると、相手の鼻だったり、ほっぺだったり。唇の場所が当てられないんです。それが秘密というか悩みです」と迷回答。古川は「福笑いみたいにどこにあるのか当てる気持ちになっちゃうんですよね」、そして河合監督は「湊人っぽくていいなと思ってました」となぐさめた。京本は「もっとプライベートで頑張ってみます。練習してきます」としょんぼりしていた。

イベントの最後には、京本が「すごい平和なキャスト、監督さんの皆さんで作り上げた作品です。今日観てくださる皆さんひとりひとりに僕自身がインタビューに行きたいぐらいに感想が気になってますし、“秘密”というだけあって、驚きの展開もたくさんあるただのラブストーリーじゃない作品なので、ぜひ楽しんで。これから公開になりますので、一緒に『言えない秘密』を盛り上げてください」とお客さまにお願いして、イベントを締めくくった。

映画『言えない秘密』6月28日(金) 全国ロードショー
配給:ギャガ  ©2024「言えない秘密」製作委員会

 

 

 

 

 

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