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2024年6月11日 21:18

永野芽郁が赤血球役! 佐藤健が白血球役! 「これは間違いなく我々2人の代表作となります!」 映画『はたらく細胞』製作発表会

映画『はたらく細胞』の製作発表会が6月11日(火)に都内で行われ、W主演の永野芽郁、佐藤健、そして武内英樹監督が登壇した。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)が実写映画化。永野は赤血球を演じ、赤血球と共に体内を守る白血球を佐藤が演じ、人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大のスケールで描かれる。2024年12月に全国公開される。

イベントの冒頭、本作の一部が放映。それを観て、佐藤は「これは間違いなく我々2人の代表作となります。一番面白くて一番ハマってた。体の中なので何でもあり。逆に言うと難しかった」と自信を覗かせた。

永野は、「最初マネージャーさんから赤血球の話が来たと言われたときは、どういうことが全然理解できなくて、私が赤血球をやるの?っていうところから始まったんです。最初で最後の赤血球だなと思って、嬉しく楽しみにしておりました」と振り返った。

そして佐藤は「僕は漫画を読んで、この世界観に惚れてしまって、白血球役はイメージしか湧かなかったです。逆にこれをやらなかったら、今まで俺は何をしてたんだ! この役をやるために今まで頑張ってきたんだと思いました。佐藤健の集大成です」と自信をみなぎらせた。

一方、永野は「細胞役は普段お芝居をしていることとあまり変わりはないんですが、世界観がはっきりしているので、いつも以上に楽しく純粋に面白がりながら演じました」と淡々とコメント。

演じていて大変だったこと?を問われ、永野は「初日に、ちゃんと感情を入れて演じるシーンがあったんですけど、横を見たら真っ白な人(佐藤演じる白血球)がいるじゃないですか。健さんとは(NHK連続ドラマ『半分、青い。』以来)久しぶりの再会でお会いして、姿が真っ白だったので、真剣なシーンなのに笑いが止まらなくなって大変でした」と回想。

二人は久々の共演だが、佐藤は「まず赤血球ってものすごいたくさんいるんですけど、それぞれ個性があっていろんな赤血球、いろんな細胞があって、それでも永野さんはすぐ分かったんです。大衆の中にこれが花だ!と思いました」と称賛していた。

撮影中のエピソードについて、佐藤は「白血球は全員真っ白なので、先輩(の俳優)が紛れていても、『よろしくお願いします』って言うべきところを気付かず素通りしてしまったり・・・。どんどん自分が白く塗られていけばいくほど、気持ち良かったです」と振り返った。

武内監督は「永野さんは完璧な細胞でした。どこでどうやって細胞の役作りをしたのかな(笑)。健さんは、はっきり言って外敵と戦う細胞なんです。なのでアクションシーンがすごくて、めちゃくちゃかっこよくて感動しました」と称賛の言葉を贈った。

アクション演出は佐藤が『るろうに剣心』で一緒だった大内貴仁。佐藤は大内に「子供向けの作品だからこそアクションは本格的な方が映画としてメリハリがついて面白い」と提案。「『るろうに剣心』から時間が経っているので、『るろうに剣心』以上のアクションを見せないと、自分がやる意味がない。頑張ったんですよ」とアクションシーンには自信満々。永野はその佐藤を「前作でご一緒したときはアクションシーンなんてなかったので、今回キレッキレに動かれてたり、赤血球は白血球に守ってもらうので、私を全力で守ってくれる姿にキュンとしました」と佐藤のアクションを称賛した。

本作では、全国25都市でエキストラ総勢約7500名を動員。日本の中でも最大規模のロケを行ったという。武内監督は「毎日600人のエキストラが600着の赤血球と白血球とか血小板を着替えるだけでも大変でした」と話し、永野は「和歌山県で撮影したときに、800人以上のエキストラの方にご参加いただいて、監督はようやく私のことを見つけてくださった」と最大規模撮影シーンを振り返った。また佐藤は「体内を表すためにいろんなところでロケしている。具合が悪くちょっと病気になったりすると、ロケ地も荒れ果てて変な洞窟で、今にも石が崩れそうなところで特撮以来の爆破をやったり。まさに自分の体内で具合が悪かったときはこういうことが起きているだって想像しながら撮影に臨んでいました」と述懐。

武内監督は「めちゃくちゃ笑えて、めちゃくちゃ泣きます。これは自信を持って言えます。あと見たことない世界観にアクションなどてんこ盛りな映画。あとはいかにヒットスするかを期待しています」と自信を覗かせていた。

そして永野は「今日からです。こうやって少しずつキャストの発表作品の続報が皆様にお届けできるんだと思ってすごくわくわくしております。ぜひ楽しみに待っていてください」、佐藤は「この映画のジャンルが何なのって聞かれたらヒーローものと答えます。アクションがあるからだけでなく、罪のない人がいて、その人を脅かさす悪がいて、その人を守って悪をやっつけるのがヒーロー。この3つがあればヒーローものなんです。今あなたの体に侵入してきた悪のウイルスをやっつける我々は史上最小で最も身近なヒーロー。僕は過去に変身してヒーローをやっていた時期がありますので、人一倍そういうジャンルにうるさい自負があります。かなり気合を入れて演じさせていただきました。気分が優れなかったり体調が悪かったときは、そっと胸に手を当てて、自分の中にたくさんのヒーローが戦っているんだと想像してみてください。12月の公開を楽しみにしています」と締めくくった。

映画『はたらく細胞』2024年12月全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©清水茜/講談社 ©2024 映画「はたらく細胞」製作委員会

 

 

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