ピュアで透明感あふれ、天から降り注いできた天使の歌声で聴く人に癒しと不思議なパワーを与えてくれる天性のボーカリスト、サラ　オレインのスペシャル・ショーケースが、4月19日、東京・表参道にあるル・アンジェ教会で開催された。

任天堂Wiiゲームソフト「ゼノブレイド」エンディング・テーマ「Beyond the Sky」やスクウェアニックス発売iPhone向けRPG「ケイオスリングス　オメガ」（Chaos Rings Ω）のテーマソングを担当し、話題になっていたサラ　オレインがＣＤビューに先立ち天使の歌声を披露した。

彼女はオーストラリア・シドニー出身の26歳。音楽をこよなく愛する外交官の父と音楽家である日本人の母のもとに生まれる。5歳よりヴァイオリンを始め、同時に声楽にも目覚め、３オクターブを超える音域をもち、透明感あふれる独特なハスキー・ヴォイスが聴く者を癒し魅了する。

ル・アンジェ教会で行われたショウーケースでは、６月２０日にユニバーサル・ミュージックから発売されるデビューCDの中から７曲を熱唱し、透明感あふれる歌声が教会内に響き渡った。

初めの曲は「イフ」アメリカのソフットックバンド、ブレッドによる曲でフランク・シナトラ、オリビア・ニュートンジョン、森山良子ら有名アーティストが何度もカヴァーしている名曲。続く、北欧・スウェーデンのヴァイオインを原曲とした「コッポンゲン」は、幅広い音域の流れるような美しいメロディーラインが特徴の曲で、彼女のもつピュアで透明感あふれる天使の歌声が教会内に溢れ渡った。３曲目は「 BOTH SIDES, NOW〈青春の光と影〉」はジョニ・ミッチェルの映画で大ヒットした名曲。さらにエンニオ・モリコーネ作曲の同名映画の主題曲「ニュー・シネマ・パラダイス」、イタリアン・ポップスの代表的歌手オルネッラ・ヴァノーニのヒット曲「約束」（BS 日テレ番組「小さな村の物語　イタリア」の主題曲）。上田知華/一倉宏の「比べられない」「私の好きな月」では日本語による歌唱を披露した。

１１月には「恵比寿　ザ・ガーデンホール」にてＣＤデビューコンサートを開催予定という。サラ　オレインの今後の活躍がおおいに期待される。