トップ > PICK UP > 朝夏まなと「開幕してから日々、盛り上がりを感じています」 『SHINE SHOW!』開幕記念囲み取材レポート

2023年8月22日 11:10

朝夏まなと「開幕してから日々、盛り上がりを感じています」 『SHINE SHOW!』開幕記念囲み取材レポート

左から:花乃まりあ、中川晃教、朝夏まなと、小越勇輝

 

『SHINE SHOW!』開幕記念囲み取材が8月21日(月)に、日比谷・シアタークリエで行われ、朝夏まなと、小越勇輝、花乃まりあ、中川晃教が登壇した。

本作は、東京サンシャインボーイズの傑作『12人の優しい日本人』をZoomを通して読み合わせる「12人の優しい日本人を読む会」で演出を手掛けた冨坂友が脚本を担当し、東京サンシャインボーイズで数々の作品を演出してきた山田和也によって上演されるコメディ。

とある複合オフィスビル内の会社の社員が歌唱力を競う夏のカラオケ大会を舞台に、様々な想いを抱える“サラリーマン出場者”と、その舞台裏で数々のトラブルに見舞われながらもショーマストゴーオンの精神で乗り切ろうとする運営スタッフを描く。

カラオケ大会を主催するビル管理会社の社員で、イベントの運営を務める主人公・鈴本真紀役の朝夏は、「コメディ作品は、お客さまの笑い声があってこそだと実感しています」と挨拶。会社員という役柄については「会社員もバイトもやったことがない。なので、舞台の袖にいるスタッフの方々、特に女性を参考にしてイメージしました」と言い、「とにかく頭がキレる女性なので、テキパキ感を出したいと思って、(小越が演じる)加瀬くんに指示を出すときはノールック。お辞儀も早くする」ことを意識したと話した。

鈴本と同じ会社の若手社員・加瀬貴久役の小越は、朝夏について「なまものなので、芝居のニュアンスは毎回変わってくると思いますが、それが変わってもお互いに信頼感ができていると思います。頼りになるなと思っています」とコメント。すると朝夏も「朝夏的には、小越さんをめちゃくちゃ頼りにしています。『次の場面なんだっけ?』って聞くと、すぐに答えてくれる」と小越を絶賛した。

また、元アイドルで現在は会社員の琴浦あかねを演じる花乃は、役作りについて、「会社員ということについては、実際に会社員として働かれているファンの方に、『欠かせないアイテムは何か』などを教えていただきました。その中には、私には思いつかなかったアイテムが出てきて、それを小道具で使わせてもらって、ビジュアルから入りました」と明かした。今回、劇中で松浦亜弥の『♡桃色片想い♡』を披露することから、アイドルとしての役作りも行ったそうで、「宝塚の娘役さんにもアイドル的な娘役さんがいるので、(彼女たちの)可愛らしい仕草を思い出しながら自分もできると言い聞かせてやっています。かなり度胸が入ります毎回、ヒヤヒヤです」と照れ笑いを浮かべた。

同じくカラオケ大会に出場する会社員の和歌山翔役の中川は、コメディ作品に出演する際には、「あの俳優さんがやったら、どんな感じかなって想像する」そうで、今回は、「ウッチャンナンチャンの内村光良さんやカムカムミニキーナの八嶋智人さんを思い浮かべました。ジャニーズだったら、Snow Manの佐久間(大介)さん」をイメージしたと告白。「自分にないものを持っているけれど、想像した時にできそうなアプローチの仕方がある方を想像しています」と語った。

囲み取材の最後に、朝夏は「開幕してから日々、盛り上がりを感じています。演劇にあまり馴染みがない方にも共感していただける部分が多い作品ですので、演劇への入り口としてもとてもいいと思います。働いたことがある方ならパワーをもらえる作品になっていると思うので、ぜひ劇場に来ていただけたら」と呼びかけて締めくくった。

『SHINE SHOW!』は、8月18日(金)~9月4日(月)に日比谷・シアタークリエで上演。

 

 

トップ > PICK UP > 朝夏まなと「開幕してから日々、盛り上がりを感じています」 『SHINE SHOW!』開幕記念囲み取材レポート

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています