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2024年2月6日 22:36

藤原紀香&剛力彩芽&高島礼子がキャッツアイ3姉妹に! 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』開幕

後列左から:新谷姫加、川久保拓司、染谷俊之、上山竜治、佃井皆美
前列左から:美弥るりか、剛力彩芽、藤原紀香、高島礼子、長谷川初範

 

明治座創業150周年ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』取材会が2月6日(火)に明治座で行われ、藤原紀香、剛力彩芽、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、川久保拓司、佃井皆美、新谷姫加、美弥るりか、高島礼子が登壇した。

1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている「CAT’S♥EYE」を原作とした本作は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリー。物語の主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原、長女・来生泪役を高島、三女・来生愛役を剛力が演じ、歌やダンス、アクションたっぷりのエンターテインメント作品に仕上がっている。

かもめんたるの岩崎う大と演出・共同脚本の河原雅彦によって、全編に渡って笑いやエンタメ要素がたっぷりと盛り込まれた本作。キャッツアイの3姉妹の美しさに酔いしれ、美弥演じる執事・藤堂の華麗な動きに見惚れ、染谷や上山、川久保の掛け合いにクスリと笑う。歌にダンス、アクション、豪華な衣裳と見どころも盛りだくさん。難しいことを抜きにして、ただただ楽しい作品世界が広がっていた。

初日後に行われた取材会では、まず藤原が、初日を終えた感想を「正直、ホッとしました。みんなで力を合わせてやってきて、面白いものを作っていると河原さんの元で信じてやっていますが、お客さんが入らないと分からないところがあったので、お客さんが笑ってくれたり、息吹を感じることが多々あったのでホッとしました」と明かす。

剛力も「台本を読んだだけでもわからないことがたくさんあったのですが、劇場で稽古をして、初日をして、本当に素晴らしいキャスト、スタッフさんとできて本当によかったなと思いました。ここからもっともっと盛り上げていけたらいいなと思います」とコメントした。

瞳の恋人で警察官の内海俊夫を演じる染谷は「これだけ絆が深まった状態で初日を迎えらえて嬉しく思います。このメンバーなら千秋楽まで素敵なものを届けられると思います」、同じく警察官の平野猛役の上山は「前代未聞のスーパーエンターテインメント作品ができていると思っています。(キャッツアイの)3人の周りへの気遣いや弱音を吐かずに体当たりのお芝居に感化されました。天才の集まりなので、一緒にやらせていただいて光栄です」と挨拶。

3姉妹の父ミケール・ハインツを始め、複数の役を演じた長谷川は「はたして本当にできるんだろうかという不安の中で、僕がこんなにたくさんやるのはどうしてだろう。削っていただけたらありがたいなと途中で思っていました」と本音を吐露しながら、「出演者全員、こんなに性格がいい人たちが集まればこういうものができるんだと(感じた)。人間の質が上がった人たちが次々と出てきているんだなと。僕もここに入れていただいているんだという感謝の気持ちで今回、やらせていただいています」と胸を張った。

新聞記者の神谷役の川久保は「12月後半に初めて皆さんにお会いした時からずっと興奮しっぱなしです。なぜならとんでもない美の集結。こんなに美しいことってあります? 地球上の美がここ明治座に一極集中している、そんな公演になっています」と冗談めかして笑わせ、警官の浅谷役の佃井は「稽古中に出演者の皆さんに支えていただいて、まぶして照らしてくださる太陽がいっぱいいると思いながら稽古を過ごさせてもらった。毎日、お芝居に対する姿勢をたくさん学ばせていただいたので、今日、暖かいお客さまに届けることができて感無量でした」、車椅子に乗った少女・栞役の新谷は「初日まで不安だったんですが、スタンディングオベーションもあり、間違ってなかったんだなと思いましたし、素敵な方々と素敵な舞台に立てて幸せです」、執事・藤堂役の美弥は「皆さんの暖かいお気持ちにより成立していると思っています。お客さまが色々なところで笑ってくださって、暖かい拍手をしてくださって、心が暖かくなる初日になりました」とそれぞれ話した。

そして、高島は「今回、やったことがないような芝居をたくさん強いられて、河原さんからたくさん指導をいただいて、たくさん挑戦させていただいて、本当に楽しいです」と目を輝かせた。

稽古場では、「鏡を見て色々なポーズをして研究しながら、毎日、振付の先生に質問をしてどんどん変えていった」という藤原。芝居やアクションなどやることが多い本作だが、衣装チェンジも大変だといい、「着替えとの勝負。どんどん(衣装が)変わっていくので、間に合うのかってドキドキしながらやってきました。間に合わないところはカバーし合いながらやっています」と振り返った。

また、宝塚歌劇団退団以来、久しぶりの燕尾服姿も披露した美弥は「まさかまた着る日がくるとは思っていませんでした。4年ほど経っているので歩き方を忘れてるよなと思ったが、着たら覚えているものだなと思いました。当時を知っている方は当時を思い出して懐かしく思ったら」と笑顔を見せた。

最後に藤原は、「お正月が明けて、色々なことがありますが、エンタメの世界の原点に戻って、人が人を楽しませるという目の前のタスクをまずこなして、一人でも多くの方に笑顔になっていただけるような作業を、心を込めて全うしていきたいと思います」と力を込めて、会見を締めくくった。

明治座創業150周年ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、3月3日(日)まで、明治座で上演。

舞台写真はオフィシャル提供

 

 

 

 

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