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2024年3月10日 22:00

シリーズの “決定版”! ミュージカル『刀剣乱舞』〜陸奥一蓮〜 開幕! 「これがミュージカル『刀剣乱舞』だというのをバーンとお見せできる作品になっています」

左から:加藤大悟、小西成弥、佐藤流司、黒羽麻璃央、岡宮来夢、高橋健介、松島勇之介

 

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜陸奥一蓮〜の初日会見&公開ゲネプロが3月9日(土)、TOKYO DOME CITY HALLで行われ、黒羽麻璃央、佐藤流司、高橋健介、岡宮来夢、小西成弥、松島勇之介、加藤大悟が初日に向けた思いを語った。

本作は、名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成する大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」(DMM GAMES/NITRO PLUS)を原案とする、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの最新作。ミュージカル本公演11作目となる本作は、三日月宗近、加州清光、蜂須賀虎徹、鶴丸国永、水心子正秀、大包平、山姥切国広と、これまでのシリーズで出陣を重ねてきた刀剣男士による公演となる。

初日会見で、三日月宗近役の黒羽は「僕自身、久々の出陣ですので、稽古場の段階から(演出の)茅野さんに磨かれて、初日を迎えられることを嬉しく思っています。審神者の皆さまと同じくらい僕もドキドキソワソワしながら初日を迎えると思うので、緊張感も楽しみながら頑張りたいと思います」と挨拶。

加州清光役の佐藤は「稽古の日数を入れるとほぼ2ヶ月という長い時間、カンパニー一同切磋琢磨してまいりました。明日の本番に向けてゲネプロが最終調整ということで、皆さまに最高のものをお届けできるよう、最後まで諦めず邁進してまいりますのでよろしくお願いします」と力を込めた。

蜂須賀虎徹役の高橋は「このメンバーでたくさん話し合って、悩んで、苦しんで、いっぱいご飯を食べて、いっぱい笑って、濃密な2ヶ月でした。ワクワクが止まらないので、今までミュージカル『刀剣乱舞』を応援してくださった皆さんも大満足な内容になっていると思います。ぜひ劇場で見ていただけたら嬉しいです」、鶴丸国永役の岡宮は「僕個人として、俳優生活を始めて丸5年間、鶴丸と歩んでまいりました。その5年間、色々な物語を紡がせてもらいましたが、今回、新たな物語を紡がせていただけることに感謝しています。緊張でいっぱいですが、みんなですごいものを見せるぞという気持ちで稽古してきたので、初日頑張って行きたいと思います」と思いを語った。

また、水心子正秀役の小西は「僕は3年前に『東京心覚』という作品でミュージカル『刀剣乱舞』に参加したのですが、今回、また新作公演に参加できるということで、熱量のある稽古場で、本当にこの初日を迎えるのをずっと楽しみにしておりました。ついに主の皆さんにお届けできるということで、楽しみにしています」、大包平役の松島は「約2ヶ月間、全ては明日以降始まる本番のために、何度も悩んで、何度も壁にぶち当たって、走り抜けてきました。ここからは1公演も余すことなく皆さまに届けられるように精一杯務めますので、最後まで応援よろしくお願いします」、山姥切国広役の加藤は「稽古が始まってからここまで、たくさん色々なことがありましたが、かっこいい先輩方の背中を見させていただき、少しは成長できたかなと思います。その姿を明日以降、皆さまに見せられるように精進してまいりますので、応援のほどよろしくお願いします」と呼びかけた。

会見には、演出の茅野イサムも参加。茅野はいわゆる“囲み取材”と呼ばれるマスコミ陣を目の前にして行われる取材に「こういう囲み取材が久々すぎて、みんな緊張している。特に山姥切国広と水心子正秀は(こうした囲み取材が)初めて。久々にこうした取材の風景を見て、時計が動き出したんだなと感慨深いです」と率直な思いを明かした。

本作の見どころを聞かれると、「我が刀剣男士です。彼らの動く様、生き様、本当にそれをぜひお見せしたくて、今からウズウズしています」と語り、「今まで僕らは、新しいことにミュージカル『刀剣乱舞』として挑戦してきましたが、今回は王道中の王道。これがミュージカル『刀剣乱舞』だというのをバーンとお見せできる作品になっています。“決定版”です。稽古をしながらも、この9年間は伊達じゃなかったなということを実感しながら、彼らはもちろん、アンサンブルの力、そして僕らをずっと支えてくれていたスタッフの力が蓄積されて、ガチガチっとハマった舞台になるんじゃないかなとすごく手応えを感じています」と自信を覗かせた。

今回の物語の舞台は、タイトルにもある通り、陸奥(現在の青森、岩手、宮城、福島と秋田の一部)。刀剣男士たちが向かう先は、蝦夷と朝廷軍の戦いが起こっている平安初期だ。蝦夷の土地を平定するよう派遣された坂上田村麻呂と蝦夷を束ねていた阿弖流爲と母禮が、それぞれの立場から未来を思うが、止める術なく戦いが勃発。さらにそこに時間遡行軍も現れる。茅野が会見で話していた通り、生きること、戦うことの意味を考えさせられる、切なく悲しく、そして王道とも言えるストーリーが展開した。

一方、そうした本流のストーリーの合間には三日月宗近と鶴丸国永の物語が描かれていく。これまでの公演ではことあるごとに、二振りの確執やすれ違い、複雑な感情の渦が提示されてきたが、そうした二振りの関係が新たな局面を迎える。二振りの行き着く先は…。ぜひその目で確認してもらいたい。

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜陸奥一蓮〜は、以下の日程で上演。

東京公演:2024年3月10日(日)〜3月24日(日) TOKYO DOME CITY HALL
大阪公演:2024年3月30日(土)〜4月14日(日) 箕面市立文化芸能劇場 大ホール
東京凱旋公演:2024年4月26日(金)〜5月6日(月・休) TOKYO DOME CITY HALL

5月5日(日・祝)18:30公演、5月6日(月・祝)13:00公演、5月6日(月・祝)18:30公演のライブ配信も販売中。さらに、ライブビューイングも開催決定。全国各地の映画館にて、5月6日(月・祝)18:30開演。

 

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