
ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』、『キンキーブーツ』など近年、ミュージカル界で欠かせない存在となった、甲斐翔真。2026年にはデビュー10周年を迎え、『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』を開催する。このライブの見どころはもちろん、10年を振り返り、忘れられない瞬間、出会い、そして持ち続けてきた大事な思いなど、たっぷりと語ってくれた。
――デビュー10周年を迎えたお気持ちからお聞かせいただければと思います。
正直な思いとしては、「10年なの?」「そうか…10年なんだ」みたいな感覚です(笑)。それぐらいがむしゃらに目の前のことに向き合ってきたからこそ、そういう感覚になったんだと思うんですけど、この10年、いろいろな方々に出会い、支えられて今の自分があるというのは改めて思いました。ただ、10年といってもまだまだやるべきことはたくさんありますし、やりたいこともあるし、これは通過点だという思いも持っています。
――今回、10周年を記念して開催される『KAI SHOUMA Anniversary「10YEARS」』。どんなイベントにしようと構想されていますか?
何より、これまで多くの方々に支えられてきたことへの感謝の気持ちを形にしたいと思っています。ライブを通して、ファンの皆さんと一緒にお祝いできたら嬉しいですし、皆さんと一緒に楽しめるようなセットリストを考えているので、期待して欲しいなと思っています。

――2016年に『仮面ライダーエグゼイド』のパラド役でデビュー。2020年、『デスノート THE MUSICAL』で初舞台にして主演。そしてグランドミュージカルに出演。それぞれ大きな意味を持つものだと思うのですが、印象深い作品との出合いというと何を思い出されますか?
その時々、出合ってきた作品には、常に自分を育ててもらったし、常に新しい経験をさせていただいたと思うので、全てにおいて大事な出合いだったなと思うんですけど、でも、僕の中で大きな責任を任されたと思ったのが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(2023年)だったかなと思います。
日本初演であり、日本ではまだ観たことない方もたくさんいらっしゃる中で、この作品の魅力を伝え切らないといけないという使命をすごく感じました。帝国劇場で0番に立つということはこの世界で多くの人が憧れることだと思うので、その憧れを叶えたという嬉しさもありましたけど、それよりも責任感のほうが大きく感じた作品でした。

――その責任感に押しつぶされず、どのように乗り越えていったんですか?
最終的には、自分が楽しむことだなと思いました。責任を感じすぎて硬くなってそれが出てしまうと、それはお客様にも伝わるし、劇場全体にも伝わってしまうんですよね。だから、自分が0番に立つことの意味を理解したうえで楽しむ。公演の中で少しずつそれができるようになったかなと思います。
――その『ムーラン・ルージュ!』の千秋楽を終えた時の思いは覚えていますか?
よく覚えています。「まだまだやれる」「まだまだやりたい」という思いでした。本当に素敵な作品で、その中にいれること自体が贅沢な時間だったんですけど、まだ終わって欲しくないと思えたし、まだやりたいと思ったんですね。それだけ自分が力を込めて取り組めていたんだと思います。
もちろん他の作品も全部そういうふうには取り組んでいたんですけど、自分の中では『ムーラン・ルージュ!』という作品はとても愛おしく思えます。

――デビューされたのが2016年。不安や自信、当時抱いていた思いを振り返っていただくと。
デビュー当時は不安しかなかったです。舞台を始めたのが2020年。それより前は舞台なんて絶対無理だと思ったました。3時間全部セリフを覚えてそれを届ける、セリフが飛んだらおしまい、というような修羅場みたいな世界は僕には絶対無理、と思っていたんです。でも、今でも忘れないのが初めて『デスノート THE MUSICAL』に出て、1曲目が終わって袖にはけた後にものすごく「楽しい!」っていう感覚になったんです。楽しくてしょうがない、っていうような。自分って、「修羅場」を楽しめるんだ、と思いました(笑)。このときの思いが今の自分につながってると思っていて、そこで楽しめてなかったらきっと今の立ち位置ではないと思います。
ーー大事な瞬間だったんですね。
「俺、釣橋を渡れる心を持ってたんだ」みたいな発見がありました(笑)。でも思い起こしたのは、僕はサッカーを12年間やったんですけど、ずっとゴールキーパーだったんです。最後の砦。ミスはできない。ミスしたら負け、みたいな世界に生きてたんだ、と。ゾクゾクするというか、そこを越えていく快感というか。そういうのを持ってたんだな、と改めて思いました。

――その後、数多くの舞台に出演されますが、舞台を続けたいという思いになっていったきっかけは?
舞台を続けるぞ、と自分が強く望んだというより、良いタイミングで良い作品に恵まれたという感覚が強いです。ミュージカルの作品って、いい作品のお話をいただいたからといって全部できるかというと、そうはいかなくて、作品のタイミングがうまく合わないと無理なんですよね。本当に運が良かったと思いますし、それを楽しんでやれたのも大きかったと思います。楽しいという思いって何かを呼ぶんだなと思いました。
――「楽しむ」は甲斐さんにとって、一つのキーワードになってきますね。
そうですね。でも、不思議なのは、初舞台を踏んだその日以上に楽しかった日はないんです。何も知らず、何が駄目かもわからない状態での舞台は、きっと純粋な楽しさがあったんですよね。ビギナーズラックというか。でも、舞台を重ねる中で、その楽しさの角度が変わってきたなという思いは持っています。自分が積み上げてきたものがしっかり出来たときはすごく楽しいし、それ以上のものになったときは、さらに楽しい。でも、あの何も知らず、とにかくすごく練習してやった曲が皆さんに届いて拍手をもらう、というあの瞬間ほど楽しかったという思いになったことはないな、と思います。
――それは忘れられない瞬間ですね。
たぶんですけど、まだ人前に立ったことがなかったからなんですよね。もちろんプロとして練習を重ねてやってましたけど、本当の意味でプロではなくて、あの瞬間、プロとしてやらなくちゃいけないって思えた。だからこそ、楽しかったんだろうなと思います。例えばサッカーでも、画家でも、音楽家でもいいですけど、プロになっていく瞬間って一番楽しいじゃないですか。きっとそういう時間だったのかなと思います。

『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』
2026年2月27日(金)~3月1日(日) 開催
2026年2月27日(金)
開場:17:15 開演:18:00
2026年2月28日(土)
開場:12:45 開演:13:30
開場:16:45 開演:17:30
2026年3月1日(日)
開場:12:45開場 開演:13:30
会場:ヒューリックホール東京
チケット料金:全席指定 9,900円(税込)
*入場時別途1ドリンク代(税込600円)必要
*未就学児入場不可
公演に関するお問い合わせ
キョードー横浜:045-671-9911(土日・祭日を除く11:00~15:00)
チケットに関するお問い合わせ
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=773883
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