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2023年9月28日 17:00

【前編】石川雷蔵に聞く、初舞台への意気込みや作品の魅力 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』インタビュー

KAAT神奈川芸術劇場プロデュースで、倉持裕×杉原邦生が初タッグを組み、2023年11月に上演される『SHELL』。現代社会に特異な人間が存在する不思議な世界で繰り広げられる青春ファンタジーだ。本作が初の舞台出演となる石川雷蔵にお話を伺った。

――本作への出演が決まったときの思い、意気込みを教えていただけますか。

そもそも舞台の経験がなかったので、もちろん嬉しかったですが本当にできるのかという不安もあります。でも、決まったからには全力でやり通さなきゃと思いながら、日々台本に目を通しています。

――『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のイベントでは生でのお芝居もされていたと思いますが、やはりプレッシャーは違いますか?

確かにヒーローショーでお芝居はしましたが、1年間ずっとやってきたキャラクターですし、映像でのお芝居の延長戦というか、あまり変わらない感じでした。生ではあるけど、特別新しいことをしているという感じはなく、いつも自分がやっていたことをお客様の前でやるという感じで。

今回は人間ドラマがメインの話ですし、台本の厚さも桁違いなので緊張しています。でも、子供の頃から人前で何かするのはすごく好きなんです。さらに初舞台でこんなに大きな劇場。今は怖い気持ちが大きいですし、台本を読んで難しいなと思うんですが、考えることが多いほどやり遂げた時の達成感も大きいと知っているのですごく楽しみでワクワクもしますね。

――台本を読ませていただきましたが、確かに難解なストーリーだと感じました。初めて読んだ時の感想はどうでしたか?

「ん?」って思いました。1回じゃ理解できなくて何度も読み返しながら「多分こういうことだな」と自分の中で答え合わせをして。最初は「なんだろう?」と思いましたが、読めば読むほど見えてきている感じがします。ただ、まだわからない部分もあるので、皆さんと顔合わせをするまでに自分で理解できる部分は理解して準備しておこうと思います。

――石川さんが演じられる咲斗(さくと)は等身大の男子高校生だと思いますが、役作りはどう考えているでしょうか。

台本を読んだとき、素の自分と似ているところがあると感じました。思春期の男の子ということなので、決まった役作りはそんなにせず、自分の一昔前の写真や動画を見返して、学校のわちゃわちゃした空気感を思い出して想像を膨らませながら読んでいますね。

――本作のクリエイター陣やキャストさんの印象を教えてください。

舞台や朗読劇は好きなので、顔合わせ前に倉持さんや杉原さんが手掛ける作品を観ておきたいと思っています。キャストの皆さんは僕以外全員舞台の経験がありますし大先輩もいますから頼もしいです。秋田汐梨さんは以前、ABEMAのドラマでご一緒したので、久々にお話しするのが楽しみですね。

――『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で1年間の長期レギュラーを経験し、俳優として成長したと感じる部分、ご自身の変化を教えてください。

特撮の撮影って、先のことが全然わからないんです。脚本の先生以外、監督も誰も知らないので、「ここは伏線なのかな?」と思っていても、それが本当に伏線かどうかわかるのは後から。さらに僕が演じた桃谷ジロウは新しい設定がどんどん出てきたので、どう対応し、違和感のないように繋げるかをすごく考えました。先が見えない状態で今の演技を考える柔軟性や臨機応変に対応できる力は身についたと思います。

――その力は舞台でも活かせそうですね。

そうですね。「こうしてみて」とか「これはだめ」と言われたらすぐ対応できる能力を『ドンブラザーズ』に出演した1年間で培って成長できたかなと思います。

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース
『SHELL』
会場: KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>
日程: 2023 年 11 月 11 日(土)~26 日(日)
作:倉持裕
演出:杉原邦生
音楽:原口沙輔
出演: 石井杏奈  秋田汐梨
石川雷蔵  水島麻理奈  成海花音  北川雅  上杉柚葉  キクチカンキ  香月彩里
近藤頌利  笠島智  原扶貴子
岡田義徳
藍実成  秋山遊楽  植村理乃  小熊綸  木村和磨
古賀雄大  出口稚子  中沢凜之介  中嶋千歩  浜崎香帆
https://www.kaat.jp/d/shell

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