韓国創作ミュージカルの代表作『ファンレター』が、9月9日(月)よりシアタークリエにて、待望の日本版初演が決定した。本作は、2016年の初演以降、韓国で度々再演を続け、中国でも14都市で上演された人気作。
1930年代の京城(現在のソウル)を舞台に、“ファンレター”をきっかけに文人たちの世界に入ることになった、ある孤独な文学青年の成長を描いた物語は、美しい音楽と叙情的なセリフで紡がれ、文人たちの芸術と愛を通じて観客たちに暖かいヒーリングと感動を伝える。
作家を志す孤独な青年セフンに海宝直人、彼に寄り添うもう 1 人の人物ヒカルに木下晴香、セフンが憧れる小説家ヘジンに浦井健治という実力派俳優達が挑み、日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が演出を担当する。
ミュージカル『ファンレター』
公式サイト: https://www.tohostage.com/fanletter/
東京公演:2024年9月9日(月)~30日(月) シアタークリエ
※一般前売 7月6 日(土)
兵庫公演:2024年10月 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【あらすじ】
さよなら。私の光、私の悪夢。
1930年代・京城。事業家セフン(海宝直人)はカフェで驚くべき話を耳にする。亡くなった小説家ヘジンと恋人の“ヒカル”が共作した小説が出版、しかも謎に包まれたヒカルの正体まで明らかになるという。セフンはヘジンの友人でもある小説家イ・ユン(木内健人)を訪ね、とある理由から出版を止めるように頼む。だがイ・ユンは頼みに応じないどころか、ヘジンがヒカルに最後に宛てた手紙を持っていると嘯き、セフンにヒカルの謎を明かすよう迫ってくる。なんとしても手紙を手に入れたいセフンは、隠してきた秘密を語り始める—。