トップ > 舞台 > 上川隆也がカンタン警部を演じる! 謎が謎を呼ぶ推理劇の決定版 舞台『罠』今秋上演決定! ラストシーンまで犯人が分からない…

2024年5月29日 16:04

上川隆也がカンタン警部を演じる! 謎が謎を呼ぶ推理劇の決定版 舞台『罠』今秋上演決定! ラストシーンまで犯人が分からない…

上段左から:上川隆也、藤原紀香、渡辺大 下段左から:財木琢磨、藤本隆宏、凰稀かなめ

 

読売新聞創刊150周年記念、よみうり大手町ホール開場10周年記念舞台として、今年秋、上川隆也の主演 サスペンス劇の傑作『罠』が上演される。

『罠』はフランスの劇作家ロベール・トマが1960年に発表、日本でも何度か上演されているが、今回、上川のほか、藤原紀香、渡辺大、財木琢磨、藤本隆宏、凰稀かなめという舞台経験が豊富で華も実力もある顔ぶれが一堂に揃う。そして、オペラの演出などで近年幅広い活躍を魅せる深作健太が演出を手掛ける。

登場人物はわずか6人だけ、新婚妻の行方不明事件を発端に、緊張感漂うやり取りが続く、台詞劇、心理劇としても見応え十分の作品。6人の男女の騙し合い、駆け引き、手に汗握るスリリングな展開、張り巡らされた巧みな伏線そして罠…、やがて失踪事件の深い闇は、驚愕の結末を迎える!「演劇界のヒッチコック」と呼ばれたロベール・トマ屈指の名作が今蘇る。

──とある山荘での出来事。新婚3ケ月のカップルがバカンスのため訪れていたが、些細な夫婦喧嘩から妻のエリザベート(藤原紀香)が行方不明になってしまう。夫のダニエル(渡辺大)は、カンタン警部(上川隆也)に捜査を依頼するが、なかなか見つからない。そこへ、マクシマン神父(財木琢磨)に付き添われてエリザベートが戻って来るが、全くの別人だった!ダニエルは激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、状況証拠はどれもこれも、現れた女性が妻に違いないというものばかり。証人として絵描き(藤本隆宏)や看護師(凰稀かなめ)も登場し、騒動の渦は大きくなるが、ついに殺人事件にまで発展してしまう。誰が正しいのか、誰が嘘をついているのか、そしてエリザベートは一体どうなったのか、やがて、思わぬ事態から意外な真実があきらかになる!── 

カンタン警部を演じる上川は「この作品を前にして言い表せる言葉はこの『強か(したたか)』に尽きるのではないでしょうか。観劇なさった方々が口を揃えて『記憶を失ってもう一度観たい』と評する『罠』。ミステリー作品の常道『フーダニット(犯人捜し)』や『ホワイダニット(動機の解明)』は見せ場であるが故に、明らかになった途端、作品の持つ魅力を大きく下げかねません。にも関わらず、初演から60余年の歳月、繰り返される上演。作品が持つ、底知れない魅力・『強かさ』が、今回、読売新聞創刊150周年記念・よみうり大手町ホール10周年記念公演にまで選ばれた大きな理由なのでしょう。それ程の作品ですから『一筋縄で』いかないのは明らかです」とのコメントを寄せた。

公演日程は次のとおり。
東京公演: 10月4日(金)~20日(日) よみうり大手町ホール
大阪公演: 11月2日(土)・3日(日・祝) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
北九州公演: 11月4日(月・祝) 北九州芸術劇場
高松公演: 11月6日(水) レクザムホール(香川県県民ホール)
岡山公演: 11月7日(木) 岡山芸術創造劇場 ハレノワ
愛知公演: 11月23日(土・祝) 東海市芸術劇場
富山公演: 11月25日(月) 氷見市芸術文化館

公式サイト: wana-ntv.jp

トップ > 舞台 > 上川隆也がカンタン警部を演じる! 謎が謎を呼ぶ推理劇の決定版 舞台『罠』今秋上演決定! ラストシーンまで犯人が分からない…

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています