
第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子の傑作時代小説『木挽町のあだ討ち』が映画化。柄本佑・主演、渡辺謙・共演、源孝志監督による映画『木挽町のあだ討ち』(2026年2月27日公開)より、予告映像&ビジュアルが解禁となった。
心優しき若者が遂げた“仇討ち”事件。あまりにも劇的なその一部始終は居合わせた200人の目撃者によって語り継がれることになる。—―しかし、それは本当に美談だったのか? 芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を描く本作は、『このミステリーがすごい!2024年版』『ミステリが読みたい!2024年版』などにも選出、2025年には歌舞伎としても上演され大きな話題を呼んだ。
予告映像: https://youtu.be/6hEpWxFAXhk?si=WSmuPMLOgVEeF5DD
今回解禁された予告映像では、美しき若衆・菊之助(長尾謙杜)の見事な剣さばきによって、博徒・作兵衛(北村一輝)がうめき声をあげながら討たれるシーンから始まる。雪明かりの中に浮かび上がる深紅の着物を揺らし歩む姿から一転、白装束を纏い現れた菊之助は、返り血ゆえ再び紅へと染まりながら、手には討ち取った首を強く掴んでいる。そんな衝撃の仇討ちのシーンを振り返りながら、「あり得ないんです。」と放つのは、田舎侍・加瀬総一郎(柄本佑)。“虫も殺せぬほどの優しい男”であった菊之助の仇討ちの真相を追う総一郎が辿り着いたのは、秘密を抱える芝居小屋。そこでは陰謀を企む立作者・篠田金治(渡辺謙)が「一体、何をお探しだ」と、総一郎を牽制するかのような眼光で待ち構えていた。そんな中、突如として雷鳴が鳴り響き映し出されたのは、主人を殺した作兵衛の姿と菊之助の絞り出すような「逃げろ――作兵衛!」という叫び。まるで深い絆でつながっているように見えるふたりが“仇を討つ者”と“討たれる者”として再会する―。あの仇討ちの夜、本当は一体何があったのか?「一生忘れません…!」と震える声で言葉を絞り出す菊之助、そして涙を流す総一郎。やがて物語は、その涙に宿った“理由”へと迫っていく。そして、芝居小屋に響くのは、金治の「やるしかないか。」という静かな覚悟の一言。迷いのない足取りで奔走する森田座の人々。芝居小屋の人々が守りたかったものとは一体何なのか。仇討ちの裏に隠された人々の想いとは?結末への期待と共に、温かな涙を予感させる予告編となっている。
合わせて、解禁となったビジュアルでは、雪の降る夜に起こった、菊之助と作兵衛の仇討ちのシーンが大きく映し出され、下部には総一郎と金治を中心に、菊之助と作兵衛や森田座の面々、菊之助の父・清左衛門と母・たえの姿も。菊之助の赤い着物や和傘が印象的に描かれ、「江戸に咲いた大輪の華、そのカラクリを解き明かしましょう。」というコピー通り、シンプルながらも鮮やかで目を惹くビジュアルとなっている。
映画『木挽町のあだ討ち』 2026年2月27日(金)全国公開
監督・脚本:源孝志
出演:柄本佑 長尾謙杜 瀬戸康史 滝藤賢一
山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 冨家ノリマサ 野村周平
高橋和也 正名僕蔵 本田博太郎 石橋蓮司 沢口靖子 北村一輝 渡辺謙
配給:東映 Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社

