
今回が6度目の上演となる大人気コメディ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』がいよいよ3月25日、明治座にて初日を迎える。初日を前日に控えた24日(火) にはWキャストで主演を務める森公美子と彩風咲奈による囲み取材とゲネプロが行われた。

初めに、森は「全体を通しての稽古をやった回数が少なかった。自分としては今回が6回目なので、ストーリーは分かっているつもりなんですけど、途中途中がポーンと抜けているところがあったりして、今回は久々に怖いです」と今の気持ちを表現。

一方の彩風は宝塚退団後初となるミュージカル出演。「私は何が怖いのかも分からないです。まだ緊張も来ていなくて・・・。でも多分初日になったら緊張すると思うんですけれど、私はふわふわしています」と大胆発言をして驚かせたが、森は「でも完璧です!」と彩風の出来栄えに太鼓判を押した。
その森は「(舞台が)予定調和になったりしちゃ悪いかなと。予定どおりに、ああなるこうなるというように、お客さまに見られたら嫌だなという気持ちを持つことで、いつも新鮮な気持ちでいられる。その新鮮な気持ちが次々に来るわよと思っていること自体(考えすぎだと)、ちょっと戒めています」と気を引き締めていた。

さらに、森は「前回が最後だと思っていて、心残りも少しはあるけど、シスター・アクトをやらせていただき本当に有難かったと思いつつ、すぐに明治座公演はいかが?と言われて、明治座は大好きなんです! ここの弁当とかサンドイッチがすごい好きで、明治座!いいなと思っているうちに(今回作を)やることになりまして、本当にこれが私にとって最後だと思います」と6回目のシスター・アクトに臨む経緯を話し、「最後に、さきちゃん(彩風)と出会えて、一緒にやれることが本当に嬉しい」と新たな喜びを打ち明けた。

それを聞いた彩風も「クミさんという、私よりも長い歴史を歩んでいらっしゃる素晴らしい方と一緒に、同じ演目を挑戦させていただけることは学びの連続でした。クミさんは本当にソウルフルでパワフルなデロリスでいらっしゃるので、稽古場では勇気とパワーをいただき、またいろんなことを発見できた日々だったと思います」と森への感謝の気持ちに溢れていた。
改めて、森は「クミさんは、今回が宝塚退団後、初のミュージカル。1年間何もしてなかったんですよ。それでミュージカルをおやりになるということで、これを選んでくださった。私は感謝を申し上げたいくらい、サキさんにぴったりなミュージカルです」と言い切った。
宝塚ではずっと男役だった彩風は「稽古場では、ところどころに男役の癖が出てきてしまって・・・。抱きつくところを抱えてしまったり、歩幅が普通の女性より広かったところや、もう少し小さい声で!とか言われるところも」と苦労したところを明かし、その一方で「デロリスが大胆な女性なので、女性ということを意識せずに挑戦できた。デロリス役が最初で本当に感謝しています」とニッコリ微笑んだ。さらに、衣装についても「宝塚では娘役をやったことないですから、舞台上でスカートを履くのも一回だけ。そういうとき以外初めてです」と照れ笑いだった。

取材会見の最後に、彩風は「私自身も稽古を重ねてきて、この作品に初めて触れて、幸せな気持ちになり、胸の奥が熱くなって涙が出てきたり、いろんな感情をかき回してくれる作品だと思っております。観に来てくださったお客様にはいろんなことを感じていただき、楽しかった、発散した、面白かったなどと思っていただけるよう、千穐楽までお届けしていきたいと思います」とシアター・アクトへの思いを語った。

森は「いろんなことがあろうとも、千穐楽までは健康な体でいないといけないと思いまして、ちゃんとテーピングをして頑張りたいと思っています」と気合を入れつつ、「皆様には、シスター・アクトの気持ちが伝わればいいなと思いますし、これからも、サキちゃんも、シスター・アクトが300年記念と言わず、600年、700年まで行くような作品になってほしいと思っています」とシアター・アクト愛を表しつつ、会見を締めくくった。
ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
3/25(水)~4/21(火)東京公演 明治座【34回】
5/5(火・祝)~5/7(木)大阪公演 梅田芸術劇場メインホール【4回】
5/15(金)~5/16(土)長野公演 サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール【2回】
5/23(土)~5/24(日)宮城公演 仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール【2回】
5/29(金)~5/31(日)愛知公演 愛知県芸術劇場 大ホール【4回】


















