トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団は、 色彩感覚豊かな音色で、 最もフランスらしいオーケストラと多くの音楽評論家が支持するオーケストラだけに、 過去2回の日本公演でも日本の音楽ファンから称賛を頂きました。 そして、 ソリストには、 ますます円熟味を増すフランスにおけるヴァイオリニストの旗手、 ルノー・カプソンと第16回ショパン国際コンクール(2010年)で優勝を果たしたロシア出身の女性ピアニスト、 ユリアンナ・アヴデーエワを迎えます。 クラシック公演のビギナーの方でも安心して楽しめる、 聴き馴染みがある名曲揃いの演奏会でもあります。 いよいよ、 2月20日大阪公演を皮切りに、 下記日程にて東京、 広島、 福岡、 金沢、 名古屋、 仙台、 川崎の全国8都市で演奏会を行います。
【日程・会場】2015年
2月20日(金) 19:00開演 ザ・シンフォニーホール(大阪)
2月21日(土) 15:00開演 サントリーホール(東京)
2月22日(日) 15:00開演 上野学園ホール(広島)
2月23日(月) 19:00開演 アクロス福岡シンフォニーホール(福岡)
2月25日(水) 19:00開演 石川県立音楽堂コンサートホール(金沢)
2月28日(土) 15:00開演 愛知県芸術劇場 コンサートホール(名古屋)
3月1日(日) 14:00開演 東京エレクトロンホール宮城(仙台)
3月2日(月) 19:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎)
【出演】
管弦楽:トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
指揮:トゥガン・ソヒエフ
ソリスト:ルノー・カプソン(ヴァイオリン)※2/20、 21、 22、 23、 25出演
ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)※2/28、 3/1、 2出演
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調Op.61
ヴァイオリン:ルノー・カプソン
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲『展覧会の絵』
<Bプログラム>※2/28、 3/1、 2公演 ピアノ独奏:ユリアンナ・アヴデーエワ
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11 (ナショナル・エディション)
ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェヘラザード』Op.35
【提供】株式会社 東芝
【オフィシャルHP】 http://www.t-gc.jp/
【お問合せ】クラシック事務局 0570-012-666 (平日12:00~17:00)
※席種・料金など、 各地により異なります。
※病気やその他都合により、 出演者、 曲目、 曲順が変更になる場合がございます。
※未就学児童のご同伴やご入場はご遠慮下さい。
<クラシック音楽関係者からの推薦コメント>
●ソヒエフは、 作品を生き生きと、 しかもドラマティックに再現する!(諸石幸生氏/音楽評論家)
現代の指揮界は、 文字通り流動的である。 10年前にはパーヴォ・ヤルヴィやフランツ・ウェルザー=メストといった1960年前後に生れた指揮者たちが新しい才能として注目されたが、 現代においては1970年代生まれ、 いや1980年代に生まれた若手に関心が寄せられている。 ソヒエフもそうした若手世代の代表格である。 今や伝説的な存在となったイリヤ・ムーシンの門下生であり、 ソヒエフの演奏は、 一つ一つがかけがえのない人生経験にも似て、 聴き手を魅了する。
今回は、 ソヒエフが音楽監督を務めるトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団との来日公演である。 フランスきっての名門オーケストラであるし、 国際化の波の中、 パリのオーケストラが個性と独自性を失う中で、 フランスの美を聴かせるオーケストラとして注目されている。 しかも、 ソヒエフは、 一つ一つの作品を生き生きと、 しかもドラマティックに再現する名指揮者である。 どうしても足を運びたくなる待望の公演である。
そんな街の象徴ともいえる同オーケストラは、 プラッソン時代に色彩感あふれる輝かしい音楽を創り上げ、 それがソヒエフに受け継がれ、 若手楽員の増強も加え、 みずみずしい演奏として開花。 今回は親しみやすい曲目を組み、 カプソン、 アヴデーエワという実力派のソリストを迎え、 聴き手を温かく包み込む演奏を展開する。 音楽を聴いて「バラ色の街」に旅する、 そんなひとときが味わえるに違いない。