取材:記事・写真/RanRanEntertainment
『髑髏城の七人 Season月』が大絶賛上演されるなか、1月18日(木)東京・マイナビBLITZ赤坂にて、最終章の『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』製作発表記者会見が行われ、会場には多くの髑髏城ファンが立ち会った。登壇者は主演・極楽太夫を演じる天海祐希、天魔王・古田新太、さらに福士誠治、竜星涼、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善といった豪華キャストおよび演出・いのうえかずのり、作家・中島かずき。
記者会見が行われる直前には、TBS番組『ひるおび』との生中継が行われ、恵俊彰の「すごく派手な製作発表ですね!」の問いかけに対し、天海「(前作とは)全然違います!」、古田「(前作まで)捨之介が主役だったのが、(今回は)出ません!僕は天魔王という悪者です」などと説明した。
生中継を終え、新作舞台成功を祈念しての鏡開きで記者会見イベントが幕を開けた。
いのうえ:「(新作の見どころは?の問いに)ありませんね(笑)。今は言わない方がいい。見てびっくりして欲しいです。(座席が360°回転する豊洲・IHIステージアラウンド東京に)段々慣れてきているので、(舞台を)広く使いたいな」
中島:「(前作までの捨之介、蘭兵衛がいない!どんな内容か?の問いに)悪いことをする天魔王がやっつけられる話。代わりに天海さん中心とする新しい人間関係が見えてくるという話です」など、詳細なところは明かされなかった。
天海:「(前作までの)どの極楽太夫も皆とても素敵だったので(りょう、松雪泰子、田中麗奈などが出演)、あの愛らしさは私には無いなあと思いながら(笑)、違うモノを醸し出せたらいいな‥‥」
さらにMC「極楽太夫と天魔王の愛憎劇もあるそうですが」との質問には
天海:「さあ、どうでしょう!?」と声色を変えて返答した。
古田:「(今回出演した経緯について)愛している人(天海)の頼みは断れないので」
天海:「太字でお願いします!」と二人の掛け合いが面白い。
古田:「今まで、いろんな人たちが天魔王をやってきて(成河、森山未來、松山ケンイチなど)、すごくエキセントリックな天魔王だったり、かっこいい天魔王をやってきているので、僕はなるべく動かない天魔王を。動かずに、兵隊たちに『ゆけ~!やれ~!』と(命令するだけ)(笑)」
福士:「兵庫は髑髏城の中で歴史深いキャラクターでもあるので、僕しかできない兵庫ができあがればと思う」とコメントすると、古田が「前半は、ほぼ兵庫くんがペースメーカーになるので頑張っていただきたいです」(会場爆笑)と突っ込み、中島は「今までの兵庫とは違ったりしますので。今まで兵庫の中で、一番男らしいかもしれないですね」と付け加えた。
福士:「え~!?やりづらい製作発表になってきました(笑)」と気を引き締めていた。
竜星:「夢三郎という男を演じる。新しい役なので、武者震い、緊張でいっぱいです」
清水:「今回の沙霧は頭脳派。(天海の大ファンということで)一番最初お会いしたとき、緊張、興奮して鼻血が出てしまい、毎日稽古があるので鼻血を出さないよう頑張ります」
最後に、天海が「会場の盛り上がりが足りなかったのでは?」と、福士、竜星に無茶振り、二人は「豊洲に来てくださいね!」と訴え、イベントを締めくくった。
ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』Produced by TBS
会場:IHIステージアラウンド東京(豊洲)
日程:3月17日(土)~5月31日(木)
チケット発売日:1月21日(日)10:00-
公式サイト:http://tbs.co.jp/stagearound/shuratenma